資源貧国の日本はもっと人材教育に力を入れなければならない。

OECDの「図表で見る教育2012(Education at a Glance)」によると全体に占める留学先割合のランキングは以下の通り。(2009)

 

1位 アメリカ 16.6%

2位 UK   13.0%

3位 オーストラリア 6.6%

4位 ドイツ  6.4%

5位 フランス 6.3%

6位 カナダ  4.7%

7位 ロシア  3.9%

8位 日本   3.4%

9位 スペイン 2.4%

10位 中国   1.8%

11位 ニュージーランド 1.7%

 

日本は8位。あまり求心力はないと言っていい。

これには3つ程理由がある。

①日本が春入学であること。

グローバルスタンダードは秋入学であるため期間対応が悪いのである。

②日本語習得のメリットが少ない。

日本語は世界的に見て使っている人口が少ない。世界で9番目の規模である。

③英語での授業が相対的に少ない。

日本の大学は国際化が進んでいないのである。

 

政府は2020年までに「留学生30万人計画」をぶち上げているが、現在は14万人。

道のりは険しいわけです。

 

QS世界大学ランキング(2016/2017)は以下の通り。

 

1位 マサチューセッツ工科大学

2位 スタンフォード大学

3位 ハーバード大学

4位 ケンブリッジ大学

5位 カリフォルニア工科大学

6位 オックスフォード大学

7位 UCL(ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン)

 

上記のようにアメリカとUKの大学ばかりが上位を支配している。

これはひとえに英語が使えるから、というのが最も大きい。

ちなみに東大は34位。京大は37位である。

 

QSアジア大学ランキング(2016/2017)は以下の通り。

 

1位 シンガポール国立大学(NUS)

2位 南洋理工大学(NTU)

3位 精華大学

4位 香港大学

5位 東京大学

6位 ソウル大学

7位 香港科技大学

8位 京都大学

9位 北京大学

10位 復旦大学

 

シンガポールの大学がアジアツートップである。

東大と京大も何とかトップ10入りしています。

秋入学と英語利用授業を改革すれば、もっと上位になれると思うのですが。

 

センター試験や二次試験はいつも冬の寒い時期。

雪による交通機関の遅延や、風邪やインフルエンザのリスクと闘わなければならない受験生は本当にかわいそうですよね。

秋入学に変えれば、夏に試験日を持ってこられると思うのですがね。

 

2010年の日本の大学進学率は51%

OECDの平均が62%ですから、日本の大学進学率は実は高くない。低い。

ちなみにオーストラリアは96%、アメリカは74%、韓国は71%です。

 

また、25歳以上の大学入学者の割合は以下の通り。

・アイスランド 38%

・UK     19%

・韓国     17%

・アメリカ   20%

・各国平均   21%

・日本       1.7%

 

日本はかなり低い。

高校を卒業したら、大学に行って勉強ははい、おしまい、という風土が出来上がってしまっている。

そういう硬直化したシステムであるため、何歳になっても勉強しようという気概が日本人にはないわけです。

これは憂慮する事態と言えるでしょう。

 

日本とアメリカの企業幹部の最終学歴の分布の対比です。

 

【アメリカ】

・大学院卒業   61.6%

・4年生大卒   35.4%

・大卒以外     3.0%

 

【日本】

・4年制大卒   61.4%

・大卒以外    32.7%

・大学院卒業    5.9%

 

国際機関で働く日本人の数が少ないのは、低学歴がハンディになっている面があるのです。

日本というのは、なぜだか、高校生の野球球児が甲子園を目指すと、

「爽やか、青春、かっこいい、モテる」とポジティヴなイメージでとらえられがちですが、これが、事、勉強という事になると、

「がり勉、オタク、気持ち悪い、暗い」と何故か、ネガティヴなイメージでとらえられがちです。

 

どちらも青春の尊さに違いとてないというのに。

 

東大を目指すのはなんか雰囲気ダメで、甲子園を目指すのは問答無用で美徳。

こんな感情的な意味のない同調圧力はどんどん払拭していかねばならないでしょう。

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