【オススメ漫画】マギ シンドバッドの冒険

最近ドはまりしている漫画「マギ シンドバッドの冒険」

元々、少年サンデーで連載していた「マギ」に出てくるキャラクター「シンドバッド」のスピンオフ作品。

これがべらぼうに面白い。マンガワンというアプリで連載しているのですが、毎週更新が楽しみで仕方がない。

 

シンドバッドというカリスマ

元々はただの好奇心旺盛な漁村の少年だったシンドバッドですが、突如物語世界の中に現れ始めたダンジョンを攻略し、その攻略者に与えられる「ジン」の宿った金属器の力を使う事ができるようになる。

「ジン」の超強力な技を使えるようになったシンドバッドはその持前の頭のクレヴァーさと常軌を逸した身体能力も相まって、冒険のさまざまな難所をクリアしていく。

そして、いつの間にかその高い能力を基盤とする、人並み外れた求心力・カリスマ性で、出あった様々な多民族を仲間・配下に引き入れていき、その権力を拡充していく。

そんな基本的にはサクセスストーリーなのですが、キャラクターの魅力がvividで読んでいてワクワクが止まらない。

とりわけ主人公のシンドバッドがとんでもなく格好いい。クール。

上に立つものとしても「知力の高さ・精神力の強さ・人格に由来する魅力・戦闘能力の高さ」全てを高い次元で兼ね備えている。

そして、誰も搾取されない世の中をつくるために、自分の国を建国するために奔走するのである。

そんなパーフェクト人間で万能感に溢れたキャラクターなのだが、女に弱くて、たまにオチャラケ、隙を見せたりもする、およそ考え付く限り、最高最強のリーダー像なのである。

このシンドバッドのキャラクターの万能感に寄り添うだけでも、この漫画を読む価値がある。

 

清濁併せ呑むシンドバッドの度量の深さ

そしてシンドバッドが私のようなアラサーのおじさんの心をがっちりグリップして放さないのは、その「清濁あわせ飲む器の大きさ」にかなりの部分起因する。

お綺麗で、清廉な主人公だったら正直ここまで心を奪われない。

シンドバッドは高邁な思想を掲げてはいるが、その実、自分の手を汚す事を厭わない。

搾取される世の中を是正したいと願い建国に奔走している過程において、自分が搾取する側に回り、懊悩するシーンもあるのだが、まだ十代の若さで、その葛藤すら超克してしまう。

そんな裏表のある、ちょっと「ワル」でもあるところがシンドバッドの魅力。

同じように漫画で例えるならば、「蒼天航路」の「曹操孟徳」

曹操孟徳は決して、綺麗で真っ直ぐな事ばかりして覇王になったわけではなく、残虐非道な虐殺や焼き討ちにも躊躇しないという冷酷さも併せ持つ。

優しくて真面目なだけでは、覇王にはなれない。というか、覇王になるのに、それらが邪魔になる事も往々にしてあるのである。

そんな裏表のある曹操やシンドバッドがたまらなく格好いい。

覇王の共通点として、優秀な武将や軍師が自然と集まってくるというのがある。

それらに勝たせてもらうのが、劉備玄徳なら、それらを「勝たせる」のが、曹操孟徳やシンドバッドなのである。

 

理想の上司像

上司とはこうあって欲しいと願う上司像だと思います。

上司は部下に命令するわけですが、それは上司がその仕事のやり方やアウトプットを予め、高い精度で予測できるから、下知できるわけです。

そういう意味で、マネージャーというのは、部下よりその業務を何倍も知悉していなければならないし、またとてつもなく勤勉さが求められる。

にも関わらずただ年功序列で権力を得た高齢管理職というのは、その業務理解度や勤勉さについて、とても及第点を与えられると思えない。

むしろ自分ができない仕事を部下に振っている上司が一般的なんではないでしょうか。

曹操孟徳やシンドバッドは違います。

自分たちが超越的な存在だからこそ、誰をどう使い、どうアウトプットが出るか、そのたぐいまれな才能と努力から、常人では考えられないほど予見可能なのです。

あまたある会社のすべての管理職が、このような天才と同程度のマネジメントができるとは言いませんが、少なくとも、彼らと同じくらいには勤勉ではあってもらわねば、下で働く方はたまりませんね。

ただ、曹操孟徳とか、シンドバッドが上司だったら、それはそれでかなり大変だとは思うのですが。

 

 

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