【エムスリー】2017.3決算

エムスリー。

Forbes誌の「Innovation Premium」という独自の指標において決める「Most Innovative Growth Companies」において、見事世界5位というかなり好評価を得ていました。

約3,500名の社員を抱えるイケイケなネット企業のご紹介。単位は百万円。

 

財務数値 売上 営業利益 営業利益率
2017.3 78,143 25,050 32.057%
2016.3 64,660 20,022 30.965%
2018.3(予想) 90,000 29,000 32.222%

 

対前期比において売上が13,483百万円増収。成長率20.8%

それに伴い、営業利益が5,028百万円の増加。成長率25.1%

正に破竹の勢い。低成長を続ける日本銘柄の中でかなり気を吐いています。

そして何より素晴らしいのが、この営業利益率32%!粗利でもこんなには出ませんね。

スタートトゥディやmonotaroなどと同じ、設備投資の減価償却や、原価率が極端に低い、ネット企業に特徴的な超高利益体質だと言えます。

2018.3月期の業績予想も強気でイケイケドンドンですね。

増収が11,857百万円。増益が3,950百万円。

来期の目標を達成すると、いよいよ、売上1,000億円の大台が見えてきますね。

 

事業の特徴

セグメント別の売上、利益を見ると、一番大きなシェアを占めるのが、「医療ポータル」セグメント。

このセグメントは売上が25,234百万円→30,790百万円と増収が+5,556百万円。+22%

セグメント利益は、14,844百万円→16,709百万円で+1,865百万円。+12.5%

未だすごい成長率を堅持しています。

当社の代表的なサーヴィス「MR君」だけでも+19%の成長。

これは製薬会社のマーケティング支援サーヴィスです。

製薬会社はMRという営業を担当地区の病院にルートセールスさせて、医療機器や新薬などを販促して回っているのですが、当社はそれをウェヴサーヴィス化。

つまり医療関係者向けにインターネットで情報を提供するサーヴィスが主力事業なのです。

これを提供するプラットフォームが「m3.com」

このプラットフォームで最新の医療機器や製薬のマーケティングを製薬会社に代わって行う事で、当社は製薬会社から広告収入や販売手数料などを得ているのです。

製薬会社としては、MRなどの人件費の節減にもなる。

また、当社はこの「m3.com」のプラットフォームを利用して、人材紹介業や治験、診療サーヴィスなどにも事業を派生させています。

これをプラットフォーム派生事業、と言うらしいです。

コアとなる強み領域、つまりプラットフォームがあれば、色々多角経営できるというコアコンピタンスの強みを感じさせる経営です。

 

キャッシュフロー・各指標

キャッシュフロー 営業活動 投資活動 財務活動
2017.3 16,555 △ 14,490 △ 3,897
2016.3 12,136 △ 4,607 △ 5,267

 

営業CFが+4,419百万円の増加。これは営業利益が増益している事などからも当然の帰結と言えるでしょう。

投資CFが△14,490百万円となっており、結構金額が大きい。

これは「Vidal Group」などを子会社化させるための支出△14,447百万円が含まれているという事。

お金には困ってなさそうですね。

 

各指標
PER 53.85倍
EPS 57.1
PBR 14.9倍
BPS 206.4
配当利回り 0.33%

 

各指標を見てみると、PERが53.85倍。PBRが14.9倍。とどちらも相対的にかなり高いと私は思います。

ネット系の企業の特徴というか、まだまだのびしろがあるので、期待値は高いのでしょう。

私も、事業内容と市場規模を見れば、まだまだスケールするとは思うのですが、この感じだと少し割高感があり、手を出せません。

利回りも0.33%と決して良くない。

しかしネット系の超成長株企業なので、応援はしています。

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