花王【2017.1Q決算】

花王の第一四半期決算がリリースされているので四半期報告書を見てみました。

単位は百万円。

財務数値
売上 営業利益 営業利益率
2017.3 345,179 38,609 11.185%
2016.3 335,092 34,449 10.280%
2017.9(2Q予) 700,000 82,000 11.714%

 

対前期比で10,087百万円増収。それに伴い、4,160百万円の増益。

当社は12月決算なので、第一四半期は1月~3月。真冬なので保湿などのスキンケア需要は高い季節と言えるでしょう。

3月1日に自己株式の消却をしているのも投資家好感度は高いでしょう。

セグメント別の売上は以下の通り。

セグメント情報
前期 当期 増減
ビューティケア 138,447 132,864 △ 5,583
ヒューマンヘルスケア 67,093 74,282 7,189
ファブリック&ホームケア 71,015 69,623 △ 1,392
ケミカル 58,537 68,410 9,873
合計 335,092 345,179 10,089

 

伸びたのはまずケミカル事業。

原因としては海外での原料資源高の影響やインフラ需要、アジアでの自動車生産台数増加や情報材料関連製品需要の伸びなどが影響。

花王というとBtoCのイメージがありますが、こうしてBtoBにもきちんと対応している。

だから不景気にも強いわけです。

次の伸びだかが大きいのが、ヒューマンヘルスケア事業。

「ヘルシア」などの好調。紙おむつ「メリーズ」の中国市場での好調。中国だけでなくインドネシアなどの新興国需要の伸びにも支えられています。

一方マイナス成長だったのがビューティーケア事業。

要因としてはインバウンド需要の減退。ヘアケア製品の競争激化など。

花王の看板と言えば、ビューティケアではありますから、なんとか復調を期待したいところです。

 

営業キャッシュフロー

営業キャッシュフロー計算書の抜粋は以下の通り。

営業CF(抜粋)
前期 当期 増減
四半期利益 32,927 38,013 5,086
営業債権 32,389 28,329 △ 4,060
営業債務 △ 12,652 △ 578 12,074
棚卸資産 △ 11,395 △ 6,301 5,094
営業CF △ 1,563 3,397 4,960

 

前期と比較して、営業CFは4,960百万円もポジティヴになっています。

主な要因は純利益増益、営業債務の増加、棚卸資産の減少等々。

それに伴いEBITDAも大改善しています。

EBITDA
2017.3 52,559
2016.3 47,538
増加額 5,021

 

EBITDAの増加額5,021百万円。

現時点での各指標は以下の通り。

各指標
PER 24倍
EPS 278.8
PBR 4.85倍
BPS 1,379.4
配当利回り 1.61%

 

毎事業年度において、増配を続ける花王。

今年度は中間+期末が108円の配当という事でとうとう100円超え。

自社株買いなどにも意欲的ですし、配当性向も高いので、下手に銀行に資金を寝かせているよりはこういう会社を買って長期運用をした方が中長期的には財産形成にかなり有利に働くと思われます。

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