ニトリの決算短信を読んだ。

ニトリHDは2月決算なんで、とっくに決算はリリースされていたのですが、今更読みました。

やはりとんでもない好成績。

ニトリ(単位:百万円) 売上 営業利益
2017.2

(当期)

512,958

85,776

2016.2

(前期)

458,140

73,039

2018.2

(予算)

568,000

99,000

 

2017.2月期も増収増益。すごいですね。これで30期連続増収増益だそう。

失われた30年とは殊、ニトリには当てはまらない。

2018.2月期の予算も強気の増収増益。期待大です。

下はキャッシュフロー。

ニトリ(単位:百万円) 営業活動 投資活動 財務活動
2017.2

(当期)

77,930

△42,047

△6,414

2016.2

(前期)

57,343

△35,899

△9,943

 

営業CF20,587百万円増加。危なげが一切ないですね。

そしてその稼いだ営業キャッシュを投資に回している。

投資活動のCFはキャッシュアウトが6,148百万円増加。新規出店や工場に投資しているのでしょう。

非の打ちどころのない優良企業です。

 

強さの秘密は製造物流小売業にあり。

ニトリがここまで躍進した理由は「製造物流小売業」という業態ゆえと言われている。

自社で製造して、それを自社内の物流に乗せて、自社で値付けして売る、という業態である。

これがどうしてそんなに強いのか。

ブランド「DAY Value」「&Style」

季節コーディネイト企画商品「SEA」「Cafe Time」「WINTER HOLIDAY」

等々。そんな商品開発力が競争力の源泉になっているからだ。

ニトリ会長の似鳥昭雄氏曰く、ヒット商品を作るためには、

「顧客の潜在的な不平、不満、不便」を見つけ出す事だと言っている。

つまり、

「こんなのがあったらいい」

「そんな商品がいくらなら顧客は買うか」

「その値付けで粗利いくらなら採算が立つか(原価いくらまでかけられるか)」

そんな商品開発の過程を一気通貫でコントロールできるのがニトリの最大の強みなわけです。

メーカーの作ったモノを買って小売するという従来までの小売とは違い、商品開発から、製造までを弾力的に運用できた。

だから低価格で高品質商品を提供できたのです。

それが運よく、デフレの時流に合致したという次第なのです。

そして生み出されたパフォーマンスが、

「Nクール」「Nウォーム」「Nスリープ」「NITORI STUDIO」などの高付加価値商品へと繋がっていったわけです。もちろん中には失敗もあったのでしょうが、そんな失敗を許容する文化を組成してきたニトリは成功するべくして成功したと言えるのかもしれません。

小売店舗や、EC需要なども見込み、物流網も構築してきました。

だからふがいないヤマトとかに依存しなくて済む。

物流倉庫の「ロボット倉庫」で2016年度のグッドデザイン賞を受賞しています。

 

 

中長期経営計画

2017.2月期の国内出店数は関東が24店舗、近畿12店舗、その他9店舗。

計45店舗で、国内の店舗数は、428店舗になったという事です。

また、海外店舗は、台湾・中国で、3店舗増加。

これで台湾27店舗、アメリカ5店舗、中国11店舗で、計43店舗になったとの事。

国内、海外合わせると現在、471店舗だそうです。

ニトリHDの中長期経営計画では、この店舗数を2022年までに国内・海外合わせて1,000店舗目標としているとの事です。

そして、2032年には、3,000店舗を目標にしているとの事。

小売業は、店舗を拡充するのが、ある意味一番マーケティング効果が高いとも言われています。

3,000店舗を達成するためには、キャッシュが必要ですから、そのためには、これからも、どんどん商品開発をする必要がある。

歩みを止めないニトリHD。40期連続増収増益を達成したら、今のヴァリエイションでも安いくらいかもしれないと思っています。

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