てるみくらぶに見るスタグフレーションの恐怖

「てるみくらぶ」破綻が大ニュースになった。
旅行に全く行かない、行ったとしても、ツアーには絶対にしない私は、寡聞にしてこの「てるみくらぶ」という会社を知らなかった。
円安による航空座席原価の値上がりや航空事業の変化により、資金繰りに窮し、顧客からの入金を支払いに充てるという自転車操業状態になっていたらしい。
代金を振り込んだ顧客の数は最大で9万人にものぼるというから一つの悲劇。

しかも、1000人以上の旅行客に自力で帰ってこいというのもなかなかにハード。
旅行客に金銭的負担だら、精神的負担はかなりのものになるのであろう。

デフレにおいて旅行も格安にしなければならないというのがデフレ国民日本人らしいと言えばらしい。

 

人手不足による供給不足がコストプッシュインフレを招く

現代ビジネスで加谷珪一氏の論考を読んだ。

日本は現在、根強いデフレで景気が低迷しているわけだが、同時に人手不足も生じている。

これはどういう事かと言うと、景気が悪くモノは売れないのだが、同時にモノを生産もできなくなっているという事だ。

モノが売れないので、メーカーとかは大規模な機械に投資とかができにくくなる。

だから、メーカーとかの生産能力が落ちて、モノの流通自体がなくなる。

するとモノがなくなって今度はそのモノの値段が上がる。

そもそも給料が少なくて、モノが買えないのに、生活必需品などを買おうとしたら、そのモノ自体が高くて買えない。

よってどんどんモノが売れなくなる。

景気低迷によるデフレと人手不足による供給力不足から来るコストプッシュインフレのダブルパンチで日本にスタグフレーションの恐れがあるという論考で確かに一理あるな、と思った。

 

そもそも旅行代理店とかのマージン商売ってもうやばい

そもそも「てるみくらぶ」は旅行代理店。

旅行代理店の仕事は何かと言うと、航空券だとかホテルの予約を代行したり、旅行プランを考えたり、海外旅行保険に加入したり。。等々という海外旅行に係る一般事務を代行する事ですよね。

ただ航空券とかホテルの手配とか、保険の加入とか、インターネットで自分でやりゃいいことだと思いませんか?

マージン払ってまで旅行代理店にやってもらう事?

どうしてもやってもらいたいならば、格安代理店じゃなくて、ちゃんとした代理店使うべきですよ。

旅行プランを考えるのだって、むしろ旅行ってそれが楽しいんじゃないの?って私なんか思ってしまう。

だから、私が思うに、この代理店に代表されるマージン商売ってインターネットの普及に従って、どんどんシュリンクしていくと思いますよ。

広告代理店しかり。電通って必要なんですかね。

 

デフレ、人手不足、インターネットの更なる普及。。。

これらの要因によって、日本というか、世界の経済は大きな過渡期にいる事は間違いないと思う。

しっかり金融・ネットリテラシーを身につけないとな、と思わされた事件でしたね。

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