人口減少時代の若者が幸せな理由

ユースバルジという言葉がある。

「若者のふくらみ」という意味で、ドイツの社会学者グナル・ハインゾーンさんという人が提唱した。

人口に占める若者の割合(15歳~29歳)が3割を超えるとユースバルジになると言われている。

 

総務省の発表によると

2016.10.1現在の推計が総務省により発表された。

それによると日本の総人口は1億2693万3千人で対前年で△0.13%だと言う。

65歳以上の割合が27.3%で過去最高。
15歳未満の割合が12.4%で過去最低との事。

また、地方から大都市圏への人口流出も止まらないと言う。

ちなみに内訳は、
日本人のみは1億2502万人。
外国人は191万3千人だという。
外国人比率はおよそ1.5%前後。これは今後も増えていく傾向にあると言われる。

 

4人に1人以上が65歳以上

65歳以上人口が全体の27.3%。
いよいよ騎馬戦型の高齢化社会となってきて、肩車型の高齢化社会ももう後40年弱後に来ると言われている。

この高齢化社会を受けて、よく、その負担を背負う若者はかわいそうという論調があるが、果たして本当だろうか。

先に書いた「ユースバルジ」。
意味は「若者のふくらみ」と書いたが、これは読んで字のごとく、若者の数が多いという事だ。

社会としては、高齢者よりも若者の数が多い方がもちろんいい。
社会に活力が生まれ、担税力が担保され、財政が安定化するからだ。
(もちろんISやオウム真理教みたいなテロ組織に若者が勧誘され、テロ活動に加担してしまうおそれもあるにはあるのだが。そこはトレードオフであろう)

しかし若者の側から見ると、ユースバルジはいいことばかりではない。

例えば大学入学競争あるいは、就職競争は、人数が少なければ少ないほど楽である。
大学も企業もある一定数の若者を必要としているわけで、若者が希少な人的リソースになればなるほど、彼らの扱いは厚くなる。

また、人数が少ないと例えば、家賃が下がる。
モノやサーヴィスの値段は需給関係により決まる。
家を借りる人が減れば、その分、家賃は下がるからだ。

だから、人口減少時代、しかも、若者が少ない時代にその社会に生きている若者はやる気と体力さえあれば、いつでも仕事にありつけ、しかも仕事を選ぶことができる、という結構幸せな世代なのではないか、と思料するものなのだ。

 

幸せな若者たち

だから、今の若者たちは日本に悲観する事なんて少しもないわけですね。

インターネットの普及により、日本以外の国といつでも他国を相対化できるから、自分たちが如何に恵まれているか確認するのにさほど手間はかからない。

アフガニスタンとか南スーダンとかシリアでは今も血で血を争う戦争が日常化しているわけで、それと比べれば自分たちが如何に幸せなのか、実感できる事でしょう。

加えてAIや自動化、機械化で、やりたくない仕事はやらなくてもいい時代です。

やりたい仕事だけを追求できるなんて、今の団塊の世代とかには考えられない時代ですよ。

多少の社会保険の負担増を補って余りある明るい未来が開けていると思います。

だから、今後は、我々日本人はその明るい日本の将来を共有して、いかにデフレから脱却していくか、そこに注力する事だと思いますね。

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