ついにインターネット広告がテレビ広告を上回る日がやって来た。

英調査会社「ゼンスオプティメディア」によると、2017年にインターネット広告費が2,000億$(約22兆円)を超える見通しだということ。

ネット広告費は2,050億$で前年比13%増。
テレビ広告費は1,920億$で前年比 1%増。

広告市場は年率4~5%の安定成長を遂げているのだそうです。
ネット広告シェアの変遷。
2016年   34%
2017年   36.9%
2019年   41.7%まで拡大見込み。

スマホ・タブレット向けのモバイル広告
2015年 前年比95%増。
2016年 前年比49%増。
2019年まで年平均26%成長見込みとの事です。

また19億人近い利用者を誇るFacebookなどのソーシャルメディア向け広告も勃興。
2016年 320億$超え。
2019年 550億$超え。→新聞広告費を上回るのだそう。

21年間、広告料の王であり続けたテレビがついにその座をネット広告に譲る日がやって来たと言う事です。

 

電通、博報堂などの広告代理店が不要な時代に?

電通などは嫌われ者企業の代名詞みたいなもんですが、私は今後は広告代理業という業界自体斜陽だとは思います。
理由はインターネット。
代理業すべてに言えますが、マージン貰って広告やマーケティングをするのって、上記したようにこれからどんどんインターネットが主流になっていきます。というかなっています。
従来までは、電通の人脈などを利用して、広告コンテンツを制作したり、テレビ広告の枠をキー局から買ったりしていたのですが、テレビ広告の求心力はプレミアムが低下しているわけですから、そういった電通の既得権もどんどん弱体化します。
企業が自社を宣伝しようと思うなら、広告代理店に高いマージン払って、丸投げしてないで、自社のマーケティング部門がもっと頑張らないといけない時代到来という事です。
例えばオウンドメディアを作って、それをFacebookとかtwitterなどのソーシャルメディアに流して多くの人に閲覧してもらう努力を行えばいいのです。
どんどん広告代理店なんて不要になっていくのです。

 

広告出力先メディアの質が担保される流れに。

たとえば、エロ動画のサイトに出力される広告が難民支援とか、寄付の広告だったら、かなり広告効果は低いと思います。
エロ動画を見に来る人全員が難民支援や寄付に興味がないとは言いませんが、エロサイトに流すんだったら同じような性的コンテンツの広告の方が訴求効果が高いというのは素人でもわかります。
だから、企業の広告配信先のメディア選定というのはこれから大事になってくるわけですね。
PⅤの多いサイトなんかは、記事を粗製濫造していたりして、記事の質が担保されていない事が多く見受けられます。
DeNAなんかの素人記事が正にその最たるものでした。
さはさりながら、PⅤが少ないメディアでは、そもそも配信の母集団がありません。
どんなにいい広告を作っても、それを人に見てもらわなければ広告を出力している意味がありません。
量を取るか、質を取るか、企業の悩みどころなわけです。

 

広告自体の質も担保しなければならない。

広告の質自体ももっと洗練されなければならないでしょう。
例えば、経済系メディアに動画広告とか、レクタングル広告とか、オーバーレイ広告があったらユーザビリティを毀損すると思いませんか?
記事を読んで内容を理解して、自分なりに分析しようと思っているのに、画面でチラチラと広告が蠢いていては気が散りますし、その広告主にネガティヴな印象、逆効果を与えかねません。
ここで広告にも質に応じた棲み分けが大事になってきます。
例えば、経済系のメディアなら、動画やレクタングル、オーバーレイ広告などは止めて、広告は全て記事体にすべきなのです。
広告の記事であるという事が読者にわかるようにきちんと「Sponsered」と明記しておきます。
そうすれば、読者としてもストレスがありません。
読みたくなければクリックしなければいいだけの話ですから。
だからここで重要になってくるのがメディアの力量なわけです。
「Sponsered」つまり広告記事であっても読みたいと思わせるような求心力のある記事を作ればいいのです。
読者目線で言えば、通常記事だから読む、広告記事だから読まないという事はありません。
読むか読まざるか、それはひとえに、「面白そうか、そうでないか」しかないのです。
だから、広告記事だとしても、「読んでみたい」という気にさせさせすれば、読者はそれを読むのです。
いかにメディアが面白い記事体広告を作れるかに、その広告キャンペーンの正否がかかっているわけです。

逆に女性向けのファッションサイトなどには、レクタングルや動画広告などのビジュアル広告が多めでもいいと思います。
要はそのメディアの空気感を大事にしようという事なのです。
最近、新聞系のネットメディアでその空気感を無視した広告の出し方が目立ちますが、はっきり言って、メディアと広告主が共倒れになっていますよ、と。

奇抜なアドテクの技術力の高さは評価します。
しかし、どうにか、読者や視聴者に「見せてやろう」みたいな趣旨の広告だと興ざめします。

そこらへんはどうかわかった上で企業はマーケティング戦略を考えて行って欲しいものです。

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