イノヴェイションの源泉とは何か。

大変面白く、そしてためになる出口治明さんのご著書「日本一子供を育てやすい国にしよう」の紹介。

このご著書の中で出口先生は真面目より不真面目な社員こそがイノヴェーションを起こすと持論を展開されておられる。

例えば16時に突然大量の仕事をアサインされる。普通にやれば5時間かかるボリュームである。
しかし会社を19時には出ないとデートに遅れてしまう。ありがちなシチュエーション。

真面目な社員は5時間かけて、彼女とのデートを反故にします。そしてそんなに大量の仕事をアサインする上司を恨み、会社を恨みます。

しかしここで不真面目な社員は考える。
通常5時間かかる仕事を3時間で終わらせるにはどうしたらいいか。
なぜなら彼女とのデートが待っている。若いからウフフなことも大いにしたい。
だから彼は考える。3時間で終わらせるメソッドを。

これこそがイノヴェイションの源泉です。
有史以来、人は面倒なもの大変なもの危険なものを駆逐するために発明を行ってきました。
そうして人の世は便利になってきた。

不真面目である程度「遊び」がないとそんな事、つまりイノヴェイションは生まれっこない。

にも関わらず日本の昭和の会社に巣食う高齢社員は高度経済成長時代の自分たちの成功体験の方が未来の業績などより大事。

かくして長時間労働は会社を蝕み、日本の企業からイノヴェイションの源泉をスポイルしているのです。

日本の労働生産性とはOECD平均の85%程度。
またG7ではもちろん最下位。
G6平均の70%程度のレベルに甘んじているわけです。

これは上記したように会社の中枢で権力を振るう50-60代社員の暴力的なまでの成功体験のトレースへの強要が原因なのです。

もうそんな会社に忠誠を誓う必要はない。すぐに捨ててしまいましょう。
そして生きたいように不真面目に真剣に人生をそろそろ謳歌すべき時期に来ています。

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