【オススメ漫画】モーニング2選

私は毎週モーニングを定期購読しています。
現在連載中の漫画で特に私が面白いと思う2作を紹介します。

「バトルスタディーズ」

なきぼくろ先生の作品。
先生自身がPL学園野球部の出身で、しかも甲子園出場経験があるらしい。すごい。
今は亡きPL学園野球部のスーパースパルタ体育会系的現場が垣間見える良作である。
今は試合シーンが多くて普通の野球漫画って感じだが、この漫画がむしろ面白いのは日常的な練習シーンの方だ。
下級生は上級生に絶対服従しなくてはならず、雑用が済むまで眠ってはならない。
だから、1年生は毎晩眠るのが深夜2時とか3時になるそう。
本来、身体を作る期間のはずの成長期に眠らせてもらえないとかどんだけ前時代的なんだろうか、と絶句してしまう。
この学校が、「Perfect Riverty(PL)」完全なる自由とは正に皮肉もここに極まれりと思う。
しかしここで面白いのが、PL学園野球部のOBはあまりPL野球部の悪口を言わないという事だ。
それよりもむしろ、自分を成長させてくれた得難い環境であると、感謝すらしていると言う。
体育会系と無縁の生活を送ってきた私には到底理解の及ばない境地である。
しかし、こういう環境で理不尽なイジメとかしごきに耐えて絶えまくったら、社会に出て、例え野球選手にはなれなくとも、どんな逆境でも乗り越えられる精神的タフさが獲得できるのかもしれない。
一生のうちに1年間くらい地獄を見てもいいのかもしれないと思わされるエグい漫画。

 

 

きのう何食べた?

ゲイ漫画界の巨匠、よしながふみ先生の漫画。これも面白い。
まず全体的に大人の漫画雑誌「モーニング」に載ってるだけあって、落ち着いている。
主人公の筧史朗は弁護士。
その上、50歳になったが、未だ頭髪はフサフサで、腹も出ておらず、しかも料理上手のやりくり上手という完璧な男。
こんな男が現実にいたら、女にモテて仕方ないだろうが、なんともったいない事にゲイという。
中東で水力発電しているようなもったいない男。
そんなシロさんが、恋人の矢吹賢二と同棲しながら、ゲイのカップルの日常を料理という切り口で展開している。有名な漫画でしょう。
これって月一連載なんですよね。だから毎週モーニングを読んでいて、この漫画があると、
「ああ今週は『きのう何食べた?』が載っている号だ」と少しお得な気分になれます。
【ゲイ】と【料理】というふたつの軸があるので、日常的な描写なのにマンネリがない。
そしてきっと多くの読者が、シロさんとケンジの関係に大きな変化を望んでいない。
こういう気が付けばそこにあって安心できる漫画、貴重だな、と思います。
オススメです。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です