世界一幸福な国はノルウェーだそうです。

国連は毎年3月20日を「国連幸福Day」に指定しているそうです。

そして毎年同日に「世界幸福度報告書」というものを出しており、それの2017年版が公表されました。

調査対象は155か国。

その中で最も幸福な国はノルウェー。

最も幸福でない国は、中央アフリカ。と報告されたそうです。

日本は51位。昨年の53位と比べると少し順位が上がった。

そして平均よりは上の幸福度のようです。

およそ幸福などという主観でしかないものを一体どうやって定量化してランキングしたのかと言いうと、国内総生産(GDP)や社会支援の在り方などを基準に「幸福度」を算定したとの事。

そしてその基準で幸福度を計ると幸福度上位5か国のうち、4か国は例によって北欧諸国になるのだそうです。

2位 デンマーク

3位 アイスランドなどなど。

一方現在戦争中のシリアは152位。南スーダンは147位だそうです。

アメリカは14位。

韓国は56位。

中国は79位。

 

これは幸福度の測定方法に少し問題があるような気がしています。

一体幸福と言うようなあまねく主観によってくるものを幸福度として数字に置き換える事がまず難しいでしょう。

GDPが大きければ幸福度に寄与するものなんでしょうか?財政的に貧乏でも、幸せを感得できる人はするわけでなかなかGDPの大きさと幸福度を結びつけるのは筋が悪いと言わざるを得ません。

また社会支援が手厚ければ、幸福度を上げるのは間違いないでしょうが、これもまた調査する人間の価値観によってくるケースがほとんど。高齢者だったら医療や福祉の社会支援が手厚い方が幸福度が高いと判定するでしょうし、子育て現役世代ならば、子育て支援が充実している方が社会支援に対する評価がいいはず。

高齢者福祉に予算を割けば、その分現役世代の子育て支援などは相対的に予算が少なくなるわけで、ここはトレードオフ、みんなが同じくらいハッピーなんてあり得ません。社会支援はその立場によってあり方が変わってくる。それゆえにこれを以てその国の幸福度を定量化しようとするのもこれまた筋が悪いと言わざるを得ません。

そうするとこれは提案なのですが、幸福度調査をするにあたっての指標は以下の4つだけでいいのではないかと思います。

・自殺率

・失業率

・有給休暇取得率

・戦争による死亡率

私的に言うと、この4つの指標で総合的に判断された幸福度調査だと納得感が高いんですよね。

各国だって、この4つの指標を改善するために政策立案すればいいという事になりますし、シンプルで分かりやすい指標だと思うのです。

人間は愚かなので、実は幸福感というものは相対的にしか感じる事ができません。

だから各国で幸福度をランキングするというのは愚かな行為なんだけれども、人間の本源的な欲求なのかとは思います。

ですからランキング自体に疑義はないですが、測定方法についてはもっと明瞭にして欲しいと切望するものです。

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