【会社四季報2020-新春】気になった企業(後篇)

★関連過去記事。

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【会社四季報2020-新春】気になった企業(中篇)

 

【ベリテ】

宝飾品、時計等の小売り大手。ダイヤ、ネックレス中心。TOBでインド系宝飾会社の子会社に。

(経営成績)

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 3,883 303 271
前決算② 3,903 280 249
業績予想③ 8,159 620 596
YoY △ 20 23 22
99.5% 108.2% 108.8%
③-① 4,276 317 325
進捗率 47.6% 48.9% 45.5%

 

2019.9 中間決算。

対前期で、減収(▲20)、増益(+23)。営業利益率は7.2%から7.8%に伸長。

この規模でもう売上が伸び悩みか、という失望はありつつも。

計画数値の進捗も売上が47.6%、営業利益48.9%とショート。

でも外資が入っているというのは是。

営業CF マージン
当期 44 1.13%
前期 216 5.53%
増減 -172 -4.40%

 

中間の営業CF。+44で、マージンが1.1%と薄い。

営業CFとは営業利益から法人税等をマイナスして、減価償却費などを足した感じになるので、個人的にはメーカーなどは営業利益よりも良くあって欲しいと願う指標である。

当社は小売なので、そんなにたくさんの償却資産を保有しているわけではないだろうから、営業CFが営業利益よりも悪くなってしまうのは仕方ないのだろうか。

それにしても1.1%というのは薄すぎるかなという印象。

 

(財務状況)

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 620
有利子負債 当決算期末残高 1,100
現金預金 当決算期末残高 2,152
株主資本 当決算期末残高 5,342
当期純利益 業績予測 596
総資産 当決算期末残高 7,913
発行済み株式数 当決算期末残高 27.205
支払利息 業績予測 6
非資金的費用 業績予測 68
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 22
BPS 純資産÷発行済み株式数 196
株価 直近株価 360
予想配当金額 決算短信 19.9
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 542.462
時価総額 株価×発行済み株式数 9,794

 

総資産7,913、株主資本5,342、自己資本比率67.5%

有利子負債1,100、d/e Ratioは0.21倍。

ネットキャッシュ+1,052、対総資産比率13.3%

財務状況は安定している。

時価総額97億円。何と時価総額が100億円未達で小さい企業である。

この規模感で売上が息切れしているのは少し悲しいか。

 

(経営KPI)

各指標
ROE 自己資本利益率 11.16%
ROA 総資本利益率 7.53%
PER 株価収益率 16.43
PBR 株価純資産倍率 1.83
ROIC 投下資本利益率 6.19%
WACC 加重平均資本コスト 8.48%
EBITDA 減価償却前営業利益 688
FCF Free cash Flow 386
EV 企業価値 8,742
予想利回り 5.54%
配当性向 91.02%

 

ROE,ROA,ROICはまあまあか。しかしこのサイズだとちと寂しいスコア。

ROAが10%未達。ROICも少し物足りない。

グレアム指数が30倍。PBR1.83倍。別に割安すぎるとかもない。

EV/EBITDAは12.7倍。こちらも安くはない。

ただ、配当利回りが凄い。配当性向も凄い。

これはインドの親会社の意向なのか。

 

【キャリアデザインセンター】

転職情報をWeb『type』や適職フェア等で展開。エンジニア分野に強み。人材紹介も。

(経営成績)

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 12,154 995 721
前決算② 10,975 1,166 802
翌期業績予想③ 13,144 1,250 862
①-② 1,179 △ 171 △ 81
成長率 110.7% 85.3% 89.9%
③-① 990 255 141
成長率 108.1% 125.6% 119.6%

 

2019.9 本決算。

対前期増収(+1,179、110.7%)、減益(▲171、85.3%)

増収したのに減益。営業利益率は10.6%⇒8.2%にダウン。

対翌期計画は、増収(+990、108.1%)、増益(+255、125.6%)

大幅増益。営業利益率は9.5%を見込む。

この増益が本当なら買いか?

営業CFは、

営業CF マージン
当期 906 7.45%
前期 1,001 9.12%
当期-前期 △ 95 -1.67%
成長率 90.51% -18.27%

 

当期は906の黒字でマージンが7.4%とまあそれなり。

償却費などの非支出系の費用が少ない労働集約型産業ゆえ、営業CFは営業利益より悪くなりがちなのかもしれない。

 

(財務状況)

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 決算短信 995
有利子負債 当決算期末残高 65
現金預金 当決算期末残高 3,192
株主資本 当決算期末残高 4,333
当期純利益 決算短信 721
総資産 当決算期末残高 6,090
発行済み株式数 当決算期末残高 6.732
支払利息 決算短信 1
減価償却費 決算短信 250
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 107
BPS 純資産÷発行済み株式数 644
株価(円) 直近株価 1,360
配当金額 決算短信 45.0
配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 302.927
時価総額 株価×発行済み株式数 9,155

 

総資産6,090、株主資本4,333、自己資本比率71.1%

有利子負債65、D/E RATIOは0.02倍。

ネットキャッシュが+3,127、対総資産比率51.3%

カネがとてもいっぱいありますね。

時価総額が91億円とこれまた100億円未満のスモールカンパニー。

人材系は景気が良い時はそれはいいだろうが、マクロ経済に大きく左右される。(どの産業もそうだけど)

また、有名な労働集約型産業であり、それゆえに競争も激しいのは言わずもがな。

 

(経営KPI)

各指標
ROE 自己資本利益率 16.64%
ROA 総資本利益率 11.84%
PER 株価収益率 12.70
PBR 株価純資産倍率 2.11
ROIC 投下資本利益率 14.56%
WACC 加重平均資本コスト 6.90%
EBITDA 減価償却前営業利益 1,245
FCF Free cash Flow 556
EV 企業価値 6,028
配当利回り 3.31%
配当性向 42.01%

 

ROE,ROA,ROICも全部強い。

特にROAが10%超えているのは好感。ROICもあと少しで15%に乗った。

グレアム指数は26.8倍。PBRが2.1倍。そこそこ。

EV/EBITDAは4.8倍と安い。

配当利回りも良い。3.3%配当性向もかなり頑張っちゃっている。

営業利益や営業CFのRATIOは驚くほど良いわけではないが、経営KPIはかなり良い企業。

しかも小さいので、大きく化ける夢がある?

 

【ソフトブレーン】

営業支援システムと店頭販促代行が2本柱。市場内の株取得でスカラ傘下に。宋文洲氏が創業。

(経営成績)

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 7,159 753 479
前決算② 6,623 787 515
業績予想③ 9,930 1,320 840
YoY 536 △ 34 △ 36
108.1% 95.7% 93.0%
③-① 2,771 567 361
進捗率 72.1% 57.0% 57.0%

 

増収(+536、108.1%)、減益(▲34、95.7%)

営業利益率は11.9%から10.5%へと悪化。それでも結構良い営業利益率ではあるが。

計画の進捗は残り四半期を残して、

売上72.1%、営業利益57.0%と少し暗雲が垂れ込めているように見えなくもないが。

営業利益率は13.3%を見込む。強気。

営業CF マージン
当期 541 7.56%
前期 788 11.90%
増減 -247 -4.34%

 

営業CF+541で、マージンが7.5%と上記同様、営業CF<営業利益率となっている。

むしろこの地合いでよくこれだけの成績を残していると評価すべきなのか。

それとも、このサイズ感で、既に成長息切れを起こしていて期待外れと評価すべきなのか。

 

(財務状況)

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 1,320
有利子負債 当決算期末残高 142
現金預金 当決算期末残高 4,006
株主資本 当決算期末残高 4,692
当期純利益 業績予測 840
総資産 当決算期末残高 6,804
発行済み株式数 当決算期末残高 29.303
支払利息 業績予測 1
非資金的費用 業績予測 306
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 29
BPS 純資産÷発行済み株式数 160
株価 直近株価 627
予想配当金額 決算短信 8.5
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 249.076
時価総額 株価×発行済み株式数 18,373

 

総資産6,804、株主資本4,692、自己資本比率69.0%

有利子負債142、D/E RATIOは0.03倍。

ネットキャッシュ+3,864、対総資産比率56.8%

この企業もカネがいっぱいあり、財務的にはかなり良好。

時価総額が183億円と上記2社と比べると大きいが、それでもまだまだ。

 

(経営KPI)

各指標
ROE 自己資本利益率 17.90%
ROA 総資本利益率 12.35%
PER 株価収益率 21.87
PBR 株価純資産倍率 3.92
ROIC 投下資本利益率 17.57%
WACC 加重平均資本コスト 5.17%
EBITDA 減価償却前営業利益 1,626
FCF Free cash Flow 1,105
EV 企業価値 14,509
予想利回り 1.36%
配当性向 29.65%

 

ROE,ROA,ROICは全スコアとても良い。

ROAが10%超え。そしてROICも15%を超えている。

グレアム指数は85.6倍。PBRが3.92倍。これだけのKPIなら当然このくらいはヴァリュエーションにはなると思う。

EV/EBITDAは8.9倍と10倍切り。

配当利回りはまあまあ。株価がそれなりに高いのでそこまで高い利回りにはならないでしょう。

投資CFが▲245. 2Q時点でこれだけ使っている。

折角カネがあるのだから、もっと投資したらいいのでは?

この規模で、既に、事業投資に回すアイデアがないとなると少し苦しいのではとも思う。

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