【イクヨ】2019.9 (中間決算)

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【イクヨ】2018.9(2Q決算)

自動車内外装部品は商用車向け堅調だが、国内の三菱自動車SUV向けの数量減が想定超。

同社の軽新車は利益貢献小さい。投資CFも大きめ。2021年3月期は新車効果などで上向く。

三菱自動車のベトナム生産に備え、インドネシアの製造外注先へ派遣する本社人員の体制は当面維持。

名古屋で前期取得した土地の活用法は20年度以降検討。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 7,624 110 105
前決算② 8,040 434 315
業績予想③ 16,078 271 248
YoY △ 416 △ 324 △ 210
94.8% 25.3% 33.3%
③-① 8,454 161 143
進捗率 47.4% 40.6% 42.3%

 

【対前中間】

減収(▲416、94.8%)、減益(▲324、25.3%)

営業利益率は5.4%から1.4%へと大幅ダウン。

国内が厳しい。海外子会社の受注が堅調なのが救い。

良くも悪くも三菱自動車のサプライヤーとして当社のパフォーマンスに依存してしまう体制をどう変革するか。

【対計画】

修正後の業績予想の進捗率。

売上が47.4%、営業利益が40.6%とこちらも厳しい。

営業利益率は1.7%を見込んでいる。

とにかく当期は厳しい。

 

営業CF

営業CF マージン
当期 336 4.41%
前期 825 10.26%
増減 -489 -5.85%

 

対前期比、▲489で、マージンは▲5.8%となっている。

主な増減内訳。

・税引き前利益 →▲287

・売上債権 →+764

・棚卸資産 →+53

・仕入債務 →▲905

・法人税等の支払い →▲115

これだけ業績が悪化しているにもかかわらず、法人税の支払いは前期の実績に基づいて行われるという理由だけで、こんなに多額のキャッシュが簒奪されている。

もはや、税務署とは合法的な泥棒と言っても過言ではないでしょう。

とはいえ、そんなマイナス要素がありながらも、営業CFで黒字を維持できたのは評価してもいいのではないかと思います。

 

決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 271
有利子負債 当決算期末残高 1,475
現金預金 当決算期末残高 1,631
株主資本 当決算期末残高 4,702
当期純利益 業績予測 248
総資産 当決算期末残高 11,265
発行済み株式数 当決算期末残高 1.523
支払利息 業績予測 10
非資金的費用 業績予測 1,546
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 163
BPS 純資産÷発行済み株式数 3,086
株価 直近株価 1,231
予想配当金額 決算短信 30.0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 45.703
時価総額 株価×発行済み株式数 1,875

 

総資産112億円。株主資本47億円。自己資本比率41.7%

有利子負債14億円。d/e ratioが0.31倍。

流動資産51億円。流動負債49億円。流動比率102.8%

ネットキャッシュが+156で、対総資産比率1.4%

潤沢、とは言えないがキャッシュでそこまで困っているような感じではない。

時価総額が18億円とかなり小さい。

最近、あの万年赤字の大塚家具が40億円でヤマダ電機に子会社化されるというニュースがあったが、イクヨ社は少なくとも黒字は確保している。

そして、海外進出もしており、ドメスティック経済に完全依存しているわけではなさそうだ。

そんなイクヨ社の方が、あのボロボロになった大塚家具よりも価値が低いというのは正直納得はいかない現実である。

 

業績予想から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 5.27%
ROA 総資本利益率 2.20%
PER 株価収益率 7.56
PBR 株価純資産倍率 0.40
ROIC 投下資本利益率 2.82%
WACC 加重平均資本コスト 0.84%
EBITDA 減価償却前営業利益 1,817
FCF Free cash Flow -545
EV 企業価値 1,719
予想利回り 2.44%
配当性向 18.43%

 

ROE,ROAは低い。ただ当期に関しては黒字になったら御の字というところだ。

三菱自動車に依存せずに、もっといろいろなメーカーとも取引関係を構築してリスクヘッジしたいところである。

グレアム指数が3.0倍。PBRが0.4倍。かなり割安である。

上にも書いたが、時価総額が18億円ぽっち。まあそこまで安い合理性があるのかという疑問はある。

EV/EBITDAは0.9倍とこちらもまた異常に安い。1倍ですら到達していない。

ここまで評価が低いのは一体なぜなのだろうか?

FCFは▲545で赤字。投資CFの▲1,473が効いている。

この状況で、投資CFにベットするとはなかなかリスクオンな経営をする会社。

配当利回りも配当性向もまあ適正。

何でこんなに安いのだろう。

 

総括

落ち込みは確かに酷い。

営業利益率は▲4%のダウン。現状利益率は薄すぎるでしょう。

しかしそれにしても安すぎる。

PER 7.5倍。PBR 0.4倍というのは。。

これだけ薄い利益の業績予想で弾いた、グレアム指数が3.0倍だというのだから、かなり市場から嫌われているのか。

もう景気の悪いドメスティックマーケットはある程度見限って、海外に活路を見出して欲しいものである。

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