【オンリー】2019.8(本決算)

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今回は2019.8期、本決算について分析。

決算情報は決算短信より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 7,242 642 500
前決算② 7,130 688 569
当期業績予想③ 7,400 740 570
翌期業績予想④ 7,000 750 570
①-② 112 △ 46 △ 69
成長率 101.6% 93.3% 87.9%
①-③ △ 158 △ 98 △ 70
達成率 97.9% 86.8% 87.7%
④-① △ 242 108 70
成長率 96.7% 116.8% 114.0%

 

【対前期】

増収(+112、101.6%)、減益(▲46、93.3%)

営業利益率は9.6%⇒8.9%

▲0.7%の減益で少々苦しい決算。

オンリープレミオ東京等の新店告知費用やミニマルオーダースーツのweb広告実施による販売促進費などの増加が大きな要因とのこと。

【対当期業績予想】

減収(▲158、97.9%)、減益(▲98、86.8%)

計画未達。

ポジティヴな先行投資による減益ならばそこまでネガティヴさは感じないが、ただ、それらマーケティングにかかる費用なども予算に折りこめるくらいの緻密できめ細かな財務的資質は今後必要でしょう。

営業利益率は10.0%を見込んでいたので、▲1.1%

8.9%も決して悪くはない営業利益率ではあるが、やはり二けただと見栄えが違う。

マーケティングでカネをかけたなら、売上は計画達成して欲しかったし、もっと大きな成長率を見せて欲しい気もする。

【対翌期業績予想】

減収(▲242、96.7%)、増益(+108、116.8%)

減収してしまうのですが、増益。

その分、営業利益率はポジティブに。10.7%で10%を超過してきます。

減収はともかく、営業利益率はポジティヴなのに、株価が下げている。

減収=成長が止まった、という投資家の評価なのでしょうか。

まあ、営業利益率10%超えは決して悪くない、というか、良い指標だと思うのですが。。

 

営業CF

営業CF マージン
当期 610 8.42%
前期 803 11.26%
当期-前期 △ 193 -2.84%
成長率 75.97% -25.21%

 

営業CF▲193、75.9%

主な増減内訳は以下の通り。

・税引き前利益   →▲103

・棚卸資産の増加  →▲133

・仕入債務の増加  →+198

・前受金の減少   →  ▲77

・法人税等の支払い → ▲128

棚卸資産が結構増えてしまったが、仕入債務の支払いサイトで頑張って出血をかなり防いでいる。

大きいのが法人税等の支払い。

なけなしの利益を税金で税務署に簒奪される。

勉強するしか能がないお役人が使うよりも、普通に民間の経営者がカネを使う方がみんなが幸せになれる確率は高まると思います。

消費税を30%くらいにしても良いので、法人税とか個人所得税とか社会保険料を廃止すればいい、というのは持論です。

 

決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 決算短信 642
有利子負債 当決算期末残高 3
現金預金 当決算期末残高 1,810
株主資本 当決算期末残高 6,793
当期純利益 決算短信 500
総資産 当決算期末残高 8,313
発行済み株式数 当決算期末残高 4.867
支払利息 決算短信 0
減価償却費 決算短信 286
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 103
BPS 純資産÷発行済み株式数 1,396
株価(円) 直近株価 790
配当金額 決算短信 31.0
配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 150.874
時価総額 株価×発行済み株式数 3,845

 

総資産83億円。株主資本67億円。自己資本比率81.7%

有利子負債3、d/e Ratioはほぼ0

流動資産37億円。流動負債9.4億円。流動比率397.1%

ネットキャッシュは+18億円。対総資産比率が21.7%

財務的にはめちゃ安定しています。

時価総額が38億円。ネットキャッシュが18億円あるので、まあ高いとは思えませんね。

 

当決算から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 7.36%
ROA 総資本利益率 6.01%
PER 株価収益率 7.69
PBR 株価純資産倍率 0.57
ROIC 投下資本利益率 6.08%
WACC 加重平均資本コスト 2.22%
EBITDA 減価償却前営業利益 928
FCF Free cash Flow 696
EV 企業価値 2,038
配当利回り 3.92%
配当性向 30.17%

 

ROE,ROA,ROICについては派手さはないが、財務的に安定しているだけあり、ROEとROAにそこまで開きがない。

筆者は割とこれを好感するタイプ。やたらROEばかり高くレバレッジ掛け過ぎな会社はあまり好きではありません。

グレアム指数が4.35倍。PBRが0.57倍とかなり安いといえると思います。

EV/EBITDAは2.20倍とこっちもめちゃ安いです。

営業利益よりもある意味大事な、FCFが6.9億円で、FCFマージンが9.6%

まあそこそこ良いと思いました。棚卸資産が増えましたが、仕入債務で頑張りましたね。

配当利回りが3.92%でとても良いと思います。

悪くない銘柄。何でこんな安いんだろうか。

 

業績予想から計算する経営指標

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 決算短信 750
当期純利益 決算短信 570
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 117
予想配当金額 決算短信 35.0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 170.342

 

これらの数値から経営指標を再算出。

各指標
ROE 自己資本利益率 8.39%
ROA 総資本利益率 6.86%
PER 株価収益率 6.75
ROIC 投下資本利益率 7.10%
EBITDA 減価償却前営業利益 1,036
FCF Free cash Flow 769
EV 企業価値 2,038
配当利回り 4.43%
配当性向 29.88%

 

ROEが8%超えてきて見栄えがかなり良くなっていると思います。

グレアム指数が3.82倍。EV/EBITDAが1.97倍。

こりゃかなり安い。

PEGレシオは5.7倍とこちらも安い。

FCFマージンは投資CF加味しないなら、10.39%で10%超えもある。

配当利回りが4.43%と高すぎるくらい。

つまり株価が安すぎるのだと思われます。

 

総括

何でこんなに安いのだろうと思います。

・スーツ自体がオワコンと認識されている?

・減収で成長が終わったように見えてしまっている?

ただ資力が高いのは上記してきた通り。

また多少成長が衰えたとはいえ、小売で8-10%程度の営業利益率を出している経営手腕はそこまで卑下されるべきものでもないと私は思います。

IT系とかスタートアップがスーツを着なくなったとか言いますがそうは言ってもスーツ需要は底堅いと思っていますし、ZOZOのオーダースーツはそれほどの脅威でもないと思うので、もう少し楽観してもいいのでは、と思う会社のひとつです。

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