【マネーフォワード】2019.5(中間決算)

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今回は2019.5(中間決算)について分析。

決算情報は決算短信より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 3,058 △ 1,558 △ 1,733
前決算② 1,996 △ 221 △ 232
業績予想③ 7,122 △ 2,600 △ 2,790
YoY 1,062 △ 1,337 △ 1,501
153.2% 705.0% 747.0%
③-① 4,064 △ 1,042 △ 1,057
進捗率 42.9% 40.1% 37.9%

 

【対前中間】

増収(+1,062、153.2%)、減益(▲1,558)

売上の成長自体はまだ鈍ってはいない。

それにしても大胆に赤字を出している。

果たして本当に計画的な赤字なのかが問題。

そして本当に黒字化する計画が実現可能性が高いのかが問題。

【対業績予想】

進捗率。

売上が42.9%、営業利益(損失)が40.1%

どちらも計画をショートしている。これはいけない。

上記した通り、計画的に赤字を出しているならば、それはそれで経営者の大器を感じさせるが、それは飽くまで、「計画的」であったればこそ。

その頼みの綱である計画がフラフラと上振れたり下振れたりしているようだとそれはつまり、計画が不安定であることを曝け出しているかのよう。

いずれする、という黒字化もフラフラと不安定に波間を漂い、「やっぱりダメでした」という危険性が、十分に吟味され、議論されているのかというと、甚だ疑問である。

どうしてこの会社の株をそんなに強く握りしめていられるのか、理解不能である。

 

決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 △ 2,600
有利子負債 当決算期末残高 4,123
現金預金 当決算期末残高 10,094
株主資本 当決算期末残高 8,498
当期純利益 業績予測 △ 2,790
総資産 当決算期末残高 14,811
発行済み株式数 当決算期末残高 21.547
支払利息 業績予測 26
非資金的費用 業績予測 184
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 △ 129
BPS 純資産÷発行済み株式数 394
株価 直近株価 3,420
予想配当金額 決算短信 0.0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 0.000
時価総額 株価×発行済み株式数 73,691

 

総資産148億円。株主資本84億円。自己資本比率57.4%

有利子負債41億円。d/eレシオが0.49倍。

流動資産120億円。流動負債38億円。流動比率310%

ネットキャッシュが+59億円。対総資産比率が40.3%

かなり財務状況が好転している。

2018.11決算時点では、それぞれ、

自己資本比率37.3%、d/eレシオ1.08倍。流動比率218.2%、ネットキャッシュ+14億円(対総資産比率16.9%)

と、死への旅程を辿り始めたか、と感じていたが、当時と比べるとかなり改善した。

これは財務CFの改善によるもの。

株式の発行による収入で67億円を資金調達している。

Equityによる資金調達は、資本コストはかさむが、(配当出してないけど)財務状況を改善させるという点においては抜群の効果がある。

★2018.12.5 海外募集による新株式発行に関するお知らせ

 https://ssl4.eir-parts.net/doc/3994/tdnet/1654195/00.pdf

★2019.3.14 譲渡制限付株式報酬としての新株式発行に関するお知らせ

 https://ssl4.eir-parts.net/doc/3994/tdnet/1684279/00.pdf

しかも、譲渡制限付株式報酬については使用人にまで割り当てており、なかなかなりふり構わない印象。

この会社の経営者は、商売はどうか知りませんが、こういう資金調達はなかなか上手いようです。

資金調達が上手いというのは、経営者の資質としては重要なので、これは多少の皮肉もありながらも、好ポイント。

そしてこんなにポンポンと新株発行しても、そこまで株価が落ちない。それどころか上げようとする気配すら感じる。

創業者のインナーサークルにおいて35-40%程度?株を握りしめたままとは言えども、この株価の強さとは一体。。

そこまで盲信的に信じる、何がこの会社にあるというのでしょうか??

 

業績予想から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 -32.83%
ROA 総資本利益率 -18.84%
PER 株価収益率 -26.41
PBR 株価純資産倍率 8.67
ROIC 投下資本利益率 -13.26%
WACC 加重平均資本コスト 0.13%
EBITDA 減価償却前営業利益 -2,416
FCF Free cash Flow -2,224
EV 企業価値 67,720
予想利回り 0.00%
配当性向 0.00%

 

まあ、大赤字なので見るべきモノは少ない。

PBRが8.67倍と、やたら高い。

あれだけ巨額の増資をしたにも関わらず、このヴァリュエーションの高さ。

いわゆる、「マネフォ信者」とでもいうべき投資家がこの会社の株を半ば狂信的に握りしめている。

それが時価総額736億円まで膨れ上がっている。

この会社の経営者に関しては、たまにメディアに出てくるインタヴュー記事など読むことくらいでしか知らないのだが、時価総額736億円をガッチリとホールドするくらいのそういう求心力に関しては認めざるを得ないものがあるのかもしれない。

 

総括

私はこの銘柄は絶対に買わないし、よほどのマネフォ信者でない限り、買いはオススメしないところ。

ただこの得体のしれない、マネフォ経営者の求心力とでもいうべきものについては、少し認識を改めざるを得ないのでは、と思い始めている。

自分たちだけではなく、社員まで新株発行先を割り当てるとなるとこれはただ事ではない予感。

経営者でない者たちにも、業績に対する責任を負担させるというもろ刃の剣である。

(会社に見切りをつけて、辞めていった社員なども多かったりするのでは??)

そこまでして、これだけしつこく、粘り強く、投資を続けるならば、あるいは、ある程度の規模になりつつある、FintechやSaaS市場に爪痕を残すことができるのかもしれない。

好きでは全然ないが、目が離せない企業ではある。

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