【マクロ経済研究】金利

★トランプ氏、メキシコ関税発動に意欲

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45704840V00C19A6000000/

メキシコからの不法移民を嫌い、トランプが当国からの輸入品に5%の関税を課すというニュースで世界の金融市場が再び震撼。

「それってまだ解決してなかったんだ」という感じですが、そもそも不法でも何でも、移民が労働力として、アメリカ国内でワークしているという事実があるようです。

国内において、白人の仕事が奪われるという発想になってしまうのが、典型的な右寄りの白人大統領という感想を持ちました。

また、国内大手製造業そして、日本の自動車大手なども、メキシコに工場を作り現地の安い労働力を使って、アメリカに自動車などを供給しているという背景があり、関税により、こちらも大きなネガティヴインパクトがあります。

そもそも自由貿易には色々問題はありつつも、現時点の最適解であるという事実は揺るがないことは学説を俟たずとも明らかです。

比較優位論(アメリカなどの先進国では最新のデジタルデバイスの設計・開発などをして、メキシコなどの途上国でそれを組み立てたり、農業をしたりする)による分業で世界全体が豊かにハッピーになるわけで、それを妨げる関税という存在はもっと必要悪的に、必要最小限に用いられるものとして統制していかねばならないはずです。

★FRB議長、利下げ示唆

https://jp.reuters.com/article/ny-stx-us-idJPKCN1T52WH

FRBが利下げ可能性を示唆。

アメリカは雇用も調子が良かったのですが、実は思ったほどインフレ率が上がっておらず、利下げを検討するフェーズとのこと。

また上記の通り、中国やらメキシコやらに、すぐ関税戦争を吹っかけるトランプのせいで、株式市場も混乱し、急落急騰を行ったり来たりしています。

それでもアメリカは経済のファンダメンタルズが強いので、ジリジリと騰がってはいる印象ですが、それを差し引いても、関税発言では足を引っ張られている模様。

あるいは利下げを希求するトランプが、確信犯的に、関税戦争を扇動し、株価を下げることで、FRBを操作しようとしているのでは?と勘繰りたくなるような動きでもあります。

そんなことで簡単に金利が操作される様を見ていると、法定通貨というものが実は、かなり脆弱な地盤によって立っているのでは?と気づかされた人々が、あるいは仮想通貨などに手を伸ばしているのでは?と最近の仮想通貨の相場の熱さなどから感じるところです。

あるいは既存の証券市場などと、仮想通貨の市場は逆相関の関係に、これからなっていく可能性を私は感じています。

 

最近感じること。株価というのは結局・・・

株価というのは、結局マクロ経済次第である、ということに最近やっとこさ気づきました。

トランプが関税を上げるとtweetしたり、北朝鮮とかイランの地政学リスク次第で、情勢はコロコロ変わる。

だからもし、マクロ経済の行方が読み切れるのならば、ロングでもショートでも、個別銘柄でもインデックスでも、勝てる。(そして、それならば、個別銘柄のポートフォリオ管理などしないで済むので、インデックスが一番合理的である。)

つまり株をやるなら、マクロ経済に一定程度知悉して、短中長期的にマクロ経済がどう動くか、独自の仮説を立てられるくらいに習熟するのは経済合理的だと思います。

そんなわけで、マクロ経済について学習したことやその疑問などを、メモ的にアップロードしていくことといたします。

 

各国政策金利とGDP成長率の比較

国名 政策金利(A) GDP成長率(B) (A)-(B)
日本 0.10% 0.81% -0.71%
米国 2.50% 2.86% -0.36%
中国 4.35% 6.57% -2.22%
トルコ 24.00% 2.57% 21.43%
メキシコ 8.25% 1.99% 6.26%
インド 6.00% 7.05% -1.05%

 

上は2018年の各国の政策金利とGDP成長率です。

スティグリッツはこの政策金利とGDP成長率を限りなく一致させ、後は市場原理に身を委ねるのが最もワークする金融政策だと言っており、私も全面的にアグリーする大好きな考え方です。

つまりカネの借りやすさ(投資機会の多さ)というのは、GDP成長率と同じ、という金利と成長率の間に、深遠なる関係があるということですね。

ここで気になるのが、円高=リスクオフという関係です。

株価が急落すると絶対に、円高が進みます。これは何故なのか。

学者や経済評論家などが言うには、それは、「円が安全資産だから」ということらしいです。

なぜ日本国債は安全資産なのか?

国債というのは、企業の社債などと同様に、発行体の財政が危険ならば、金利が高くなり、そうでなければ、金利が低くなる、という関係があります。

つまり、金利が高ければ高いほどにその国債の価値が下がり、逆に、金利が低くなると、その国債の価値は上がるということになります。

そして日本の政策金利を見てみると、0.1%と、他国と比較しても、明らかに低く設定されていることが分かります。

このことから、以下の3つのことが言えると思います。

・日本という国には投資機会がかなりない(GDPの成長率はかなり低いはず)

・さりとて日本という国の財政状態はかなり良い(金利0.1%で安く資金調達できる)

・投資機会が少ない国で、財政状態が良いから、円(日本国債)は安全資産なのだ。

ということです。

また、日本は高齢者が多い国で、その高齢者はそこまで投資にご失心ではないので、持っているカネの多くを、銀行にそのまま預けています。

多くの日本の銀行はこの高齢者が持っているカネを0.001%とかのもうないような低い金利で資金調達することができています。

ただ、その資金の投資先がそこまで大きくないので、そのカネで、日本国債をロングしています。

これで日本国債の価値はますます騰がります。つまり日本国債の金利はますます低くなります。

こうして構造的に、円はこれからもますます強くなっていくことが見込まれており、そして、リスクが発生した時に、資産の逃がし場所として、今は機能しているということになります。

 

疑問として

しかし、投資機会が少ない成熟老衰国家だから金利が低くなり、その国の国債の価値も上昇する、という関係に矛盾を感じます。

なぜならば、その国の国債の価値とは、もうひとつの要素を言えば、その国の徴税力だからです。

【税制改革】20170616時点まとめ

国民が勤勉で優秀で、担税力を保全してくれて、借金やらなんやらを返して、財政状態が良くなる見込みが高いからこそ、日本国債の価値は高いわけです。

ところが投資機会が少ないということはそれだけ産業力も弱いということで、そのことは畢竟、担税力の弱体化に繋がるはずだと推測できます。

衰退国家日本は衰退しているゆえに、金利が低くなり、担税力も弱っていっているのに、なぜ日本国債の価値は高くなっているのか。

あるいは、財政が脆弱であると判断され、金利が高くなっていく(国債の価値が相対的に小さくなる)こともあるのでしょうか。

上の表で言うならば、トルコとメキシコが該当すると思いますが、GDP成長率が政策金利を上回っている時は良いですが、これが下回るようになるといよいよやばいと思います。

GDP成長率が0.1%を下回るとはつまりはマイナス成長に入っていくということだと考えていて、ますます金利を上げることが難しくなってくることになるでしょう。

そうすると、日本円というのは、中長期的には、より高くなっていくと結論付けることができると考えています。

ただ、マイナス成長が継続し、担税力が弱くなっていくならば、逆に、財政は悪化するわけで、それは円が相対的に弱くなる(円安)要因になるのかと理解しています。

上記のように、現在の衰退途上国である日本は、円高と円安という相矛盾する状態に同時に向かって行っているような違和感を感じており、それについて分かりやすく解説された文書などを発見したことがなく、ここを論理明晰に説明できるように、以後も勉強続けていく必要があるな、と感じています。

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