日本人の結婚観の在り方について考える。

国土交通省による「国土交通白書2013」によると。

日本人の生涯未婚率(50歳の時点で結婚経験がない人の割合)は以下の通り。

1985年頃は男性が3.9%、女性が4.3%

これが2010年になると、男性20.1%、女性10.6%

1960年くらいまでは男女ともに1%台でした。

生き方の多様性が認められた結果と言えるでしょう。

2030年には、男性が27.6%、女性が18.8%になると予想されているそうです。

原因としては、

・お見合い結婚が減っている。

・独身生活を満喫している。

・経済的な理由

などが挙げられるでしょう。

特に、昨今では、「カネのない男は結婚対象になりえない」と考える女性が増えてきた印象もあります。

男女は同権と叫ぶ一方で、「男はある一定の稼ぎがなければならない」と嘯く、この二律背反。

一方では性差別を憎悪し、一方では、性差別を助長しています。

多くのフェミニストが嫌われるのはここに原因があるのではないでしょうか。

 

ただそれでも日本の結婚率は高いです。

OECDの出している「Society at a Glance 2014」によると、

人口1,000人あたりの結婚組数は以下の通りだそうです。

1位 トルコ 9組

2位 アメリカ 7.3組

7位 日本 5.7組

OECDの平均は5組ですので、日本は平均を上回っており、結婚率は決して低くはないのです。

ちなみにフランスは出生率は増えているのに結婚率は4組です。

 

そうは言いながらも、日本は晩婚化傾向にはあります。

女性もキャリアを積むためには、ある程度の年齢まで仕事を頑張りたい。

今の日本は出産で一時でも戦線離脱してしまうと、元のキャリアに戻るのがかなり過酷なので、晩婚化が進んでいるのは社会のせいと言えますが。

厚生労働省の「人口動態統計」によれば、日本人女性の初婚平均年齢は、

1990年は25.9歳だったのに対し、2012年は29.2歳まで上がっているのです。

著しい晩婚化傾向というわけです。

また、第一子を産む、母親の平均年齢は、

2012年で30.3歳に。初めて30歳を超えました。

これは1950~1960年代の母親が第三子を産む平均年齢を超えてしまっています。

晩婚化や子供をいつ産むか、などは個人の価値観に委ねられるべきで、いつしようと自由なのですが、子供を産むのにはタイムリミットがありますから、この高齢出産傾向は是正しないと社会的には問題です。

 

また「人口動態統計」では欧米と日本の違いも浮き彫りになっています。

主要国の平均初婚年齢、第一子出産平均年齢はそれぞれ下記の通りです。

(左から順に平均初婚年齢、第一子出産平均年齢)

・日本   29.2歳 30.3歳

・フランス 30.8歳 28.6歳

・スウェーデン 33.0歳 29.0歳

・ドイツ   30.2歳 29.0歳

・アメリカ  25.8歳 25.1歳

これを見てお分かりかとは思いますが、欧米では、出産より後に結婚をしているケースがほとんどなのです。

日本人は何故か知りませんが、出来婚が悪い事のように言われます。

事実婚や出来婚って何が悪いのでしょうか?

欧米では事実婚は当たり前です。個人の権利ですらあります。

OECDの「Society at a Glance」の、

各国の結婚率・事実婚(同棲)率・未婚率の割合(2012)によれば、

世界一の男女平等国アイスランドでは、事実婚割合は21%もあります。

スウェーデンは19.4%、OECD平均は7.9%です。

日本はなんと0.2%

そして「20~40歳だけの事実婚率」は以下の通り。

日本      1.3%

アメリカ    12.4%

フランス    29.2%

スウェーデン 25.6%

かほどに何故か、日本という国は事実婚に対して厳しい視線の注がれるお国柄なのです。

一体事実婚の何が悪いのかわからない。

結婚という古臭い決まりに縛られて、少子化で社会の存続が危ぶまれていては世話ないと思いますね。

 

事実婚だとか出来婚だとかははっきり言って問題ではないと思います。

理想は現役世代が子供を産みたい時に産める社会を作る事ではないでしょうか。

厚生労働省の「人口動態統計」では世界各国の婚外子の割合は以下の通りです。

日本は2.1%、

スウェーデン・フランスでは50%超!

UK・ネーデルランド・アメリカは40%台。

ドイツ・スペインは30%台です。

婚外子=不倫の子などと言う、古臭い考え方が日本の高齢者を中心にまかり通っています。

しかし、今現在、少子化で人口減の泥沼の中でもがく日本が婚外子を認めないというのは、一体何を守っているのでしょうか?

生まれてくる子供やその子供たちが生きる社会より大事な精神的な何かなんて存在するのでしょうか?

現役世代が、産みたい時に産めるだけ子供を産みたい社会にしていかなくてはなりません。

若者が経済的に子供が産めない社会は今後ますます貧しくなっていく事だけは確かでしょう。

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