【明豊エンタープライズ】2019.1(中間決算)

関連過去記事。

★2018.7期、本決算

http://tamojun51.com/archives/2057

関連リリース

★2019.1期、決算短信

https://pdf.irpocket.com/C8927/bFn0/mrKq/ICKz.pdf

★2019.1期、四半期報告書

https://pdf.irpocket.com/C8927/bFn0/f0to/vlEo.pdf

今回は2019.1期、中間決算について分析。

決算情報は決算短信および四半期報告書等の会社リリースより。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 2,923 △ 3 △ 90
前決算② 6,333 1,325 1,117
業績予想③ 14,000 920 600
YoY △ 3,410 △ 1,328 △ 1,207
46.2% -0.2% -8.1%
③-① 11,077 923 690
進捗率 20.9% -0.3% -15.0%

 

【対前中間】

減収(▲3,410、46.2%)、減益(▲1,328)

営業赤字に転落してしまった。

ただ、中間時点の業績予想ではそもそも営業赤字を開示しており、業績予想と比較すれば、実績が上回っているのだが。

★2Q業績予想と実績の差異について

https://pdf.irpocket.com/C8927/bFn0/mrKq/rmt9.pdf

しかし、飽くまで対前で見ると、厳しい決算という事実は否めない。

一方で、前期ができ過ぎ、という事情もある。

不動産は売れたら、でかい。その分、ブレ幅も大きい。

残り半期に期待というところである。

【対業績予想】

進捗率。

売上ショート。営業赤字のため進捗率が弾きだせない。

中間の業績予想は以下の通り。

売上   3,200

営業利益 ▲110

よって中間時点の到達率は、売上が、91.3%でショート。

営業利益は、+107で着地できたというところで、それなりの努力の後が窺える。

本文にもあるように、一般管理費(主に人件費だろうか)の圧縮をかなり頑張ったのではないでしょうか?

つまり、前半期は雌伏の時であり、後半期において、ガンガン売っていって、業績予想を取り戻す、ということでしょう。

残り半期で、どれくらいパフォーマンスが出るのか、ここは楽しみにしながら、じっくり腰を据えて、経過を見守りたいところだと思います。

 

営業CF

営業CF マージン
当期 -3,027 -103.56%
前期 648 10.23%
増減 -3,675 -113.79%

 

肝心のCFだが、まあ、利益が赤字なので、当然に厳しい。

▲3,027という出来上がり。対前中間と比較して、▲3,675の減少です。

主な増減の内訳は以下の通り。

・税引き前利益→▲1,332

・棚卸資産  →▲1,778

・預り金   →   ▲162

利益の減少もさることながら、棚卸資産の増加もなかなか苦しい。

つまり、棚卸資産をガンガン売ること。これが当社のスコープでしょう。

そうしさえすれば、棚卸資産は減り、利益は増え、当然にCFは良化するからです。

あまりに当然のことではありますが。

ただ、ガンガン売って、売掛金が増大しすぎると、それはまた、CF悪化の要因にはなりえますので、そこらへんの資金管理にも期待。

 

決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 920
有利子負債 当決算期末残高 7,197
現金預金 当決算期末残高 1,119
株主資本 当決算期末残高 3,946
当期純利益 業績予測 600
総資産 当決算期末残高 11,931
発行済み株式数 当決算期末残高 23.614
支払利息 業績予測 147
非資金的費用 業績予測 4
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 25
BPS 純資産÷発行済み株式数 167
株価 直近株価 267
予想配当金額 決算短信 5.0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 118.069
時価総額 株価×発行済み株式数 6,305

 

総資産119億円。株主資本39億円。自己資本比率33.1%

有利子負債71億円。D/Eレシオは1.82倍。

流動資産114億円。流動負債61億円。流動比率186.3%

ネットキャッシュ▲60億円の赤字。

不動産にはありがちな感じですが、当社も財務状況は決して良くはありません。

借金が多い。

棚卸資産の残高が、84億円くらいあって、有利子負債の残高が、71億円くらいなので、まあ見合うと言えば見合う。

時価総額が63億円。小さいですね。

 

業績予想から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 15.21%
ROA 総資本利益率 5.03%
PER 株価収益率 10.51
PBR 株価純資産倍率 1.60
ROIC 投下資本利益率 5.31%
WACC 加重平均資本コスト 1.91%
EBITDA 減価償却前営業利益 924
FCF Free cash Flow -1,568
EV 企業価値 12,383
予想利回り 1.87%
配当性向 19.68%

 

ROEはなかなか良いスコア。ROAとROICはちと寂しいか。

棚卸資産と有利子負債が大きめで、ストックが重め。

グレアム指数は16.8倍。PBRは1.60倍とお安め。

EV/EBITDAは13.4倍と少しお高い。営業利益率が寂しい感じだから。

FCFは▲1,568の赤字。棚卸資産の増加額▲2,493がかなり効いている。

配当性向の割には、配当利回りは高い。

つまり株価は少しお安めと言って言えないことはないのかもしれない。

 

総括

なかなか厳しい市況なのでしょうか。

ただ、都市部の不動産はまだまだイケると思っています。

FJネクストとか。

http://tamojun51.com/archives/2311

また、下記のようなFinTechへの取組も前向きに行っている。

★FinTechサービス「Funds」のクラウドポート社と業務提携

https://pdf.irpocket.com/C8927/bFn0/SolQ/RWqs.pdf

とりあえず、既存の棚卸資産を上手に捌いてもらいたいところ。

計画自体は、順調にこなしており、このまま消化できるのならば、利益が上振れることだってあり得るのではないかとも思う。

上手く、10%くらいの営業利益率で着地してくれたら、望みが見えるが、どうか。

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