【FJネクスト】2018.12(3Q決算)

関連過去記事。

★2018.9期、2Q決算

http://tamojun51.com/archives/2216

今回は、2018.12期、3Q決算について分析。

決算情報は決算短信より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 52,078 5,176 3,410
前決算② 42,729 3,581 2,323
業績予想③ 76,000 7,800 5,000
YoY 9,349 1,595 1,087
121.9% 144.5% 146.8%
③-① 23,922 2,624 1,590
進捗率 68.5% 66.4% 68.2%

 

【対前四半期累計】

増収(+9,349、121.9%)、増益(+1,595、144.5%)

かなり高い成長率でした。

営業利益率は8.4%から9.9%へと1.5%もアップしている。

CMでもお馴染みの、「ガーラマンションシリーズ」「ガーラ・レジデンスシリーズ」が好調。

【対業績予想】

進捗率。

売上と営業利益は計画に劣後している状況。

ただ4Qに完成・引渡しが集中するので、業績予想の修正を行っていないのではないでしょうか。

人口減少というのは主には、田舎の話で、都市部はむしろ人口流入しています。

単身者向けや、カップル向けの都市部マンションにおいては、まだまだ需要はあるんではないかと考えるのは、それほど現実を逸脱していないのではないかと個人的には思います。

 

決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 7,800
有利子負債 当決算期末残高 12,780
現金預金 当決算期末残高 11,218
株主資本 当決算期末残高 41,825
当期純利益 業績予測 5,000
総資産 当決算期末残高 63,567
発行済み株式数 当決算期末残高 32.685
支払利息 業績予測 46
非資金的費用 業績予測 212
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 153
BPS 純資産÷発行済み株式数 1,280
株価 直近株価 913
予想配当金額 決算短信 32.0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 1,045.931
時価総額 株価×発行済み株式数 29,842

 

総資産635億円。株主資本418億円。自己資本比率65.8%

有利子負債127億円。D/Eレシオは0.31倍。

流動資産603億円。流動負債142億円。流動比率423.6%

ネットキャッシュは△15億円の赤字。

自己資本比率は低くなく、かつD/Eレシオが高いわけでもないのに、ネットキャッシュが赤字になっているのは不動産業ゆえ。

キャッシュは販売用不動産の開発や購入で棚卸資産に化けるのです。

しかし不動産業にしては借金は少ないし、自己資本比率も高いです。

時価総額は298億円。まだまだこれからの会社なんではないでしょうか。

 

業績予想から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 11.95%
ROA 総資本利益率 7.87%
PER 株価収益率 5.97
PBR 株価純資産倍率 0.71
ROIC 投下資本利益率 9.19%
WACC 加重平均資本コスト 1.97%
EBITDA 減価償却前営業利益 8,012
FCF Free cash Flow 2,380
EV 企業価値 31,404
予想利回り 3.50%
配当性向 20.92%

 

ROE,ROA,ROICのスコアはなかなか良い。

ASSETやEQUITYが膨らみがちな不動産業を考えてみると、健闘している方だと思います。

グレアム指数は4.3倍と安い。PBRは0.71倍とこちらもかなり安い。

EV/EBITDAは3.9倍とこちらもかなり安い。

PEGレシオは4.1倍とこちらも安い。

割安銘柄ではありますね。

FCFマージンは3.1%とそこまで厚くはない。

理由は運転資本(売掛△994、棚卸資産△1,782)

4Qにはクリーンナップされるでしょうか。

配当利回りが高い。配当性向はそこそこなのに。

つまり株価がかなり安いのです。

 

総括

事業の調子悪くないように見えます。4Qの結果を見てみないとはっきりとは言えませんが。

上にも書いたように、私は都市部の不動産はまだまだ全然需要過多だし、というか人口減少時代だからこそ、都市部はむしろこれから強いだろうな、という考えに同調しています。

どんどんと、都市部は「働くところ」から「働き、そして眠る場所」へとシフトウェードしていくのではないかと考えているということでもあります。

逆に、地方の田舎などは、水道や電気などのインフラも徐々にリストラクチャしていけばいいと思っています。

どうしてもその地域に住みたい人間は割増料金を払うべきでしょう。

そうして、地方の田舎は、豊かな緑に返してあげて、たまに観光や森林浴で訪れる場所になればいいのかなと。

港区や中央区、千代田区にも、まだまだ全然再開発の余地が残されていると思います。

古くて汚い一軒家とかよく見るので。

こういう地域を再開発で、洗練されたマンションエリアにしていき、職住近接を実現していく。

これこそがストレスフリーの、真の働き方改革に資する政策ではないかと強く思います。

そう考えると、FJネクストとかはやっぱり割安に放置されているのではないかなぁと思い、基本はホールドする姿勢で行きます。

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