【サンバイオ】2018.10(3Q決算)

関連記事。

新薬の夢と期待が時価総額5822億円まで膨らんだサンバイオ、残念なお知らせの穴が開く

★サンバイオ社長の森さんと田原総一朗さんの対談記事。(2017.3.28)

https://president.jp/articles/-/21723

話題のバイオ株。

マザーズの時価総額は未だトップ。(2019.1.30時点)

化学のことは全く分かりませんが、再生細胞医薬品がフェーズ2bの臨床試験で評価項目を達成できなかったということで株価がダダ滑りしているということ。

パイプラインの限られる再生医療の医薬品開発で、治験の進捗も良かっただけに市場の失望が激しいとのことです。

時価総額が大きいので、市場に与えるインパクトが大きいようです。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 568 △ 2,479 △ 1,549
前決算② 371 △ 3,169 △ 3,158
業績予想③ 742 △ 3,881 △ 2,978
YoY 197 690 1,609
153.1% 78.2% 49.1%
③-① 174 △ 1,402 △ 1,429
進捗率 76.5% 36.1% 48.0%

 

【対前四半期累計】

増収減益。

ただ、バイオ株で四半期ごとのPLに一喜一憂するのは愚かなのでしょうね、きっと。

それにしても物凄い赤字ではある。

大きな要因としては、研究開発費。約25億円ほど。

こういう決算を見ると、試験研究関連費用って、資産計上できないもんなのかな?と疑問に思います。

ただ、今回の治験不承認のように、研究している新薬が必ずしも、市場に出回るとは限らないわけで、そういう意味では資産性があるとまでは言い切れないのではないか、というのが会計基準の言い分。

そう言われると、そんな気もしないでもないですが。

【対業績予想】

下方修正している。

ただ、既に、計画を達成するか否かという次元ではない会社のようではあります。

とはいえ、いつまでも金食い虫の研究開発の資金が続くわけではないでしょうから、そこはどうなるのか気になります。

 

決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 △ 3,881
有利子負債 当決算期末残高 2,750
現金預金 当決算期末残高 11,992
株主資本 当決算期末残高 10,262
当期純利益 業績予測 △ 2,978
総資産 当決算期末残高 13,943
発行済み株式数 当決算期末残高 48.138
支払利息 業績予測 31
非資金的費用 業績予測 70
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 △ 62
BPS 純資産÷発行済み株式数 213
株価 直近株価 8,710
予想配当金額 決算短信 0.0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 0.000
時価総額 株価×発行済み株式数 419,280

 

総資産139億円。株主資本102億円。自己資本比率73.6%

有利子負債27億円。d/e ratioは0.27倍。

流動資産128億円。流動負債10億円。流動比率1,218%

ネットキャッシュは+92億円あり、対総資産比率は66.3%

財政状態はまだまだ健全。

30-40億円の研究開発を3年程度続けるくらいの余力がある感じ。

研究開発のタームが3年間くらいなのかどうか、ド素人の私は分かりませんが。

時価総額は4,192億円と驚くほどでかい。

ただ少し前まで、5,800億円規模の時価総額があったので、すごい下がりようではある。

まだ下がるのだろうか?

 

業績予想から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 -29.02%
ROA 総資本利益率 -21.36%
PER 株価収益率 -140.79
PBR 株価純資産倍率 40.86
ROIC 投下資本利益率 -19.20%
WACC 加重平均資本コスト 0.15%
EBITDA 減価償却前営業利益 -3,811
FCF Free cash Flow -3,502
EV 企業価値 410,038
予想利回り 0.00%
配当性向 0.00%

 

ROE,ROA,ROICなどは当然に赤。

PBRは40.86倍はやはりとてつもない高さ。

FCFは△35億円の大赤字です。

当然、配当なんてする銘柄のわけがない。

 

総括

今日(2019.1.30)以降も下がりそう。

現在、マザーズで時価総額トップの銘柄なので、市場に与える影響もエグイです。

市場も少し落ち着いたのかな、と思ったら全然そんなことはなく、気の休まらない板が続きそうですね。

ただ、本当に化学などド素人で全くの門外漢なのですが、というかそれゆえに疑問に思うことがあります。

その治験で評価項目をパスしなかったというのはそこまで絶望的なことなのですかね??

何だか、良い線まで行ったのなら、改善点を見つけ出して、再アプローチすればいい話とかじゃないの?とそういう疑問はあります。

(市場がこういう反応なので、おそらくもうワンチャンある、みたいなシチュエーションではないのだと推察はするのですが)

ひとの役に立つ、治験で、その新薬?とか新医療技術で救われる患者がいるならば、また立ち上がればいいのでは?と簡単に考えてしまうのは事情をあまりに知らない素人ゆえなのでしょうか。

この治験を突破できなかったら、サンバイオ株は紙くずになってしまうとかそういうレベルの話なんでしょうかね?

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