【オンリー】2018.11(1Q決算)

2万円台から3万円台のツープライス店軸に自社ブランド紳士服を販売、配当性向3割メド。

この価格帯でオーダースーツ・シャツが作れるのはかなりイケているのではないでしょうか?

記事ランクなども選べます。

http://only.co.jp/

現状の衰退国家日本に良く合っているいわゆる「デフレ銘柄」だと感じます。

今回は2018.11期、1Q決算について分析。

決算情報は決算短信より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 1,951 352 261
前決算② 1,899 269 207
業績予想③ 8,000 1,050 660
YoY 52 83 54
102.7% 130.9% 126.1%
③-① 6,049 698 399
進捗率 24.4% 33.5% 39.5%

 

【対前四半期】

増収(+52、102.7%)、増益(+83、130.9%)

営業利益率は14.2%から18.0%へとかなりの大幅アップ。

営業利益の成長率もかなり高い。

増店も順調ということです。

やはりスーツくらいは、お店に行って、直に採寸してもらっても罰は当たらないのかもな、という気持ちもします。

【対業績予想】

進捗率。

売上は少しショートしていますが、営業利益はかなり順調なこなし。

営業利益率は13.1%を見込んでいますので、かなり良い感じで事業展開している印象ですね。

ZOZOのようなテクノロジードリヴンの会社はもちろんあって良いし、そうあり続けるべきだと思いますが、こういう昔ながらの職人気質というか、巻尺みたいなんで採寸する伝統的なテーラーメイドもあり続けて欲しいと同時に思います。

 

決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 1,050
有利子負債 当決算期末残高 0
現金預金 当決算期末残高 1,221
株主資本 当決算期末残高 6,554
当期純利益 業績予測 660
総資産 当決算期末残高 7,869
発行済み株式数 当決算期末残高 4.867
支払利息 業績予測 0
非資金的費用 業績予測 311
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 136
BPS 純資産÷発行済み株式数 1,347
株価 直近株価 1,014
予想配当金額 決算短信 41.0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 199.544
時価総額 株価×発行済み株式数 4,935

 

総資産78億円。株主資本65億円。自己資本比率83.3%

有利子負債はなし。

流動資産は32億円。流動負債は8.1億円。流動比率は401.8%

ネットキャッシュは+12億円。対総資産比率は15.5%

かなりのキャッシュリッチ。無借金経営も大いに好感。

時価総額は51億円。まだまだ小さいのびしろがありそうな感じします。

ネットネット株判定は27億円なので、かなり割安なのではないでしょうか。

 

業績予想から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 10.07%
ROA 総資本利益率 8.39%
PER 株価収益率 7.81
PBR 株価純資産倍率 0.79
ROIC 投下資本利益率 10.31%
WACC 加重平均資本コスト 3.04%
EBITDA 減価償却前営業利益 1,361
FCF Free cash Flow 780
EV 企業価値 3,933
予想利回り 3.87%
配当性向 30.23%

 

ROE,ROA,ROICのスコアはどれもなかなかバランスが取れていて良いですね。

グレアム指数は6.1倍。PBRは0.79倍。かなり割安な印象。

EV/EBITDAは2.9倍とこちらも安いですね。

PEGレシオも5.97倍とかなり安い。

FCFマージンは9.7%とまあまあ。

運転資本がちょっと悪化。(売上債権△1.7億円・棚卸資産△1億円)

営業利益率が高いので、CFのマージンはもうちょっと欲しかったかな。

配当利回りが高い。

この利回りだけを見ると、かなりのお買い得物件には見えますね。

 

総括

営業利益率やROE,ROA,ROICなどのフロースコアはバランスも取れているし、かなり良いのではないでしょうか。

財務状況も、無借金経営だし、ネットキャッシュも潤沢。問題は全くないし、というか、かなり良好な財政状態であることは議論の余地なし。

にも関わらず、グレアム指数、PBR、EV/EBITDAはかなりの安値を保持していて、違和感すらあります。

どちらかと言うと、グロース株になってもおかしくない地合いの銘柄だとも感じるからです。

個人的な意見・感想ですが、ジーンズやTシャツ、トレーナーやパーカーなどのカジュアルファッションはZOZOのような採寸でも良いのですが、スーツみたいなフォーマルウェアは実店舗で採寸した方がなんとなくしっくりくる感じがします。

★カジュアル小売大手3社決算比較

http://tamojun51.com/archives/1951

まあ古い考え方であり、10年後の常識とは違っているのかもしれませんが。

オンリー社は現状はミスプライスされているような気がしないでもないです。

つまり安値で放置されている、と感じているということです。

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