【前篇】ジェンダーギャップ指数2018についての考察

関連過去記事。

★日本の政治家は多すぎるのか?

http://tamojun51.com/archives/1496

★日本人の結婚観

http://tamojun51.com/archives/243

★少子高齢化を是正するための施策

http://tamojun51.com/archives/241

ダボス会議で知られるスイスの世界経済フォーラムが2018年版「男女格差報告」を出した。

【時事通信社の記事】

https://this.kiji.is/447544370473452641?c=113147194022725109

【Forbesの記事】

https://www.msn.com/ja-jp/money/news/%E3%80%8C%E7%94%B7%E5%A5%B3%E5%B9%B3%E7%AD%89%E3%80%8D%E9%81%94%E6%88%90%E3%81%AF108%E5%B9%B4%E5%BE%8C%EF%BC%9F-%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97%E6%8C%87%E6%95%B0%E3%80%81%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF110%E4%BD%8D/ar-BBR6qnE#page=2

そもそも、この指標、アテになるのか?という疑問も大いにある。

(インドが日本より上の順位というのは飽くまで都市部での話。農村部では、女性は未だにモノとして扱われており、男性からの求婚を断っただけで、顔に硫酸をぶっかけられたりするような超ジェンダー後進国です。

日本よりもそんなインド農村部に生まれたかった、と考える女性はそう多くはないのではないでしょうか。)

ただジェンダー格差の議論の端緒にはなりうる可能性があると思うので、日頃考えていることなどを書き留めておこうと思います。

 

総合順位および各指標の順位

日本のジェンダー指数の総合順位は110/149

149か国中の110位ということなので、相対的にかなりジェンダー後進国であるという評価。

この総合順位は以下4つの指標に基づいて組成されている。

・政治・経済・教育・保健

この4指標の内、教育と保健はほぼ満点に近い。

日本は義務教育がしっかりとワークしており、かつ、衛生的でもあり、治安も良いというのは、意外ではないでしょう。

一方で、大学進学率などは男女間では圧倒的に女子の方が低いという特徴もあり、高等教育においては、注意というか、施策が必要なのかもしれません。

しかし、政治と経済の順位がかなり低いために、総合順位110位に甘んじているということです。

政治が125位、経済が117位です。

 

なぜ政治はこんなに順位が低いのか?

なぜ政治がこんなに低い順位なのかというと女性の国会議員が少ないからということです。

こちらの記事でも書いていますが、

★日本の政治家は多すぎるのか?

http://tamojun51.com/archives/1496

日本の国会議員は極端な世襲や、高齢男性による既得権の占領などで、とても公平とは言えない状態になってしまっているのかもしれません。

それらのソリューションとしては電子投票の導入などで若年層の投票率を上げていくことなどが有効なように思います。

★ネット投票のメリット

http://tamojun51.com/archives/1313

まだまだ政治の世界においては、ジェンダー後進国というか、ジジイの巣窟・伏魔殿になってしまっていることを否定する人はそう多くはないでしょう。

 

なぜ経済の順位はこんなに低いのか?

そして、経済。

どうして経済が低順位なのかはいくつか理由があると思うが、大きな理由は以下3つに集約されるのではないかと思います。

・女性の経営者、管理職が圧倒的に少ない。

・子持ちで離婚する夫婦の場合、親権の関係から、シングルマザーが相対的貧困に陥りやすい。

・特定世代の女性に浸透している専業主婦になりたいという選好性。

 

これらの要因が密接に関係しあい、女性の経済状況を不安定にしているという事実は既に一般論化されて久しいと思います。

これらは、当然、女性自身に、自助努力が求められるという前提はありつつも、個々の女性だけの力で克服できない問題点も含まれている。

つまり、上に書いた、政治における相対的な順位の低さと、この経済の順位の低さも密接に関連していると考えるのが自然でしょう。政治と経済は表裏一体と言っても過言ではないのです。

 

ある程度、今の政治や経済の重鎮然としている、ジジイ達を脅かすような、言ってみればジャンヌダルクのようなスーパーウーマンの出現が望まれているのかもしれません。

しかし、いわゆる「リベラル」と呼称される、ミレニアル世代の多くの、若い女性と、男性とは、対ジジイで共闘できる間柄なのではないか、と私は感じました。

それなのに、現実はとても共闘関係を結べておらず、むしろいがみ合っているようにすら感じます。

それは何故なのか?そちらの考察は中編以降に譲りたいと思います。

★中編

http://tamojun51.com/archives/2243

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