【サニーサイドアップ】2018.9(1Q決算)

企業PRや販促支援(SP)が主力。

スポーツビジネスに強み。朝食レストランを国内外展開。

PRは渋谷再開発など。

スポーツビジネス(具体的に何をやっているのかは不明ですが)はオリンピック特需なども。

今回は2018.9期、1Q決算について分析。

決算情報は決算短信より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 3,045 179 128
前決算② 3,044 101 41
業績予想③ 15,000 500 323
YoY 1 78 87
100.0% 177.2% 312.2%
③-① 11,955 321 195
進捗率 20.3% 35.8% 39.6%

 

【対前四半期】

増収(+1、100.0%)、増益(+78、177.2%)

増収はほぼないに等しいが、増益幅が大きい。

営業利益率は3.3%⇒5.9%へと2.6%アップしている。

しかし思ったほど営業利益率は大きくはない。

オリンピック追い風にスポーツビジネスが比較的好調。

販促事業も黒字化。

【対業績予想】

進捗率。

売上はショートしているが、営業利益は順調な消化。

まあ良くも悪くもまだ1Qです。

営業利益率は3.3%を見込んでいるので、+2.6%で進行中なのは悪くはない。

ただ元々の営業利益率は低め。

オリンピック特需などの瞬間最大風速にしてはそこまで強さを感じない気もする。

 

セグメント情報

事業構成比 売上 セグメント利益 構成比
マーケ・コミュニケーション 1,208 213 39.7%
SP/MD 345 19 11.3%
スポーツ 293 58 9.6%
bills 1,143 42 37.6%
開発 54 △ 6 1.8%
調整 △ 148 0.0%

 

billsというのは朝食レストランのこと。

私はこのレストランを見たことがないのですが、銀座や表参道などのおハイソなareaにあるらしい。

PRやら販促、スポーツ事業とシナジーがあるのかは謎。

利益率は3.7%とリテールにしてはそこそこなのだろうか。

主力のマーケとスポーツはそれぞれ利益率が17.6%と19.8%ということで一見快調。

ただ主業がこれだけ利益率が高いのに、なぜ営業利益率は高くないのか。

結局全社費用などの調整項目を加味すると、見た目ほど利益率が良いわけではないのかもしれない。

 

決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 500
有利子負債 当決算期末残高 924
現金預金 当決算期末残高 1,222
株主資本 当決算期末残高 1,804
当期純利益 業績予測 323
総資産 当決算期末残高 5,086
発行済み株式数 当決算期末残高 7.371
支払利息 業績予測 5
非資金的費用 業績予測 141
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 44
BPS 純資産÷発行済み株式数 245
株価 直近株価 1,121
予想配当金額 決算短信 10.0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 73.715
時価総額 株価×発行済み株式数 8,263

 

総資産50億円。株主資本18億円。自己資本比率35.5%

有利子負債9.2億円。D/Eレシオは0.51倍。

流動資産37億円。流動負債19億円。流動比率は186.4%

ネットキャッシュは+2.9億円で対総資産比率が5.9%

決して大きいわけではないが、ネットキャッシュは黒字なので、財政状態が悪いとは言えない。

時価総額は82億円と小さい。

 

業績予想から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 17.90%
ROA 総資本利益率 6.35%
PER 株価収益率 25.58
PBR 株価純資産倍率 4.58
ROIC 投下資本利益率 11.80%
WACC 加重平均資本コスト 2.82%
EBITDA 減価償却前営業利益 641
FCF Free cash Flow 318
EV 企業価値 7,965
予想利回り 0.89%
配当性向 22.82%

 

グロース株かバリュー株かで見たら、明らかにグロース株の当社。

ROE,ROA,ROICはまあまあのスコア。

だが、グロース株としては、営業利益率もROE,ROA,ROICも物足りない感じはする。

グレアム指数は117.2倍とかなり高値。PBRは4.58倍とかなり高い。

このスコアだけで私は買わないかなと思います。

EV/EBITDAも12.4倍と高値。

PEGレシオは14.44倍。少し高い感じ。

FCFマージンは2.1%、黒字だが、低い。

営業利益率が低いし、運転資本悪化(棚卸資産△4.7億円)なども。

配当利回りも低い。その割に配当性向は高い。

つまり、株価が高すぎるのです。

 

総括

現在のバリュエーションは高いので、私なら買わないでしょう。

グロース株としては、上記もした通り、

営業利益率、FCF、ROE,ROA,ROICのスコアがちょっときつい。

財政状態も、悪いとは言わないが、決して盤石というわけではない。

極め付けは、この高い株価。

グレアム指数、PBR、EV/EBITDAのスコアを見れば、これは買ってはいけないなと個人的には判断。

PBRが1倍を切る、245円前後なら、買いを検討してもいいかもしれませんが、まあそれはよほどのことがないとあり得ないでしょう。

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