【FJネクスト】2018.9(2Q決算)

首都圏で『ガーラ』ブランドの投資用ワンルームマンション販売が主力。

ファミリー向けも展開。

東京都心部の賃貸需要は未だ底堅い印象。

今回は2018.9期、2Q決算について分析。

決算情報は決算短信より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 36,915 4,294 2,719
前決算② 28,879 2,796 1,726
業績予想③ 76,000 7,800 5,000
YoY 8,036 1,498 993
127.8% 153.6% 157.5%
③-① 39,085 3,506 2,281
進捗率 48.6% 55.1% 54.4%

 

【対前四半期累計】

増収(+8,036、127.8%)、増益(+1,498、153.6%)

営業利益率は9.7%⇒11.6%へと+1.9%と大幅アップ。

営業利益の成長率には目を見張るものがある。

牽引力は不動産開発。

自社ブランド「ガーラマンションシリーズ」、ファミリー向けの「ガーラ・レジデンスシリーズ」、そして中古マンションの販売などが好調。

【対業績予想】

進捗率。

売上はショートしているが、営業利益はかなり順調なこなし具合。

営業利益率は10.3%を見込んでいるので、+1.3%で推移中。

総じて好調な良い決算と評価できると思います。

 

営業CF

営業CF マージン
当期 3,117 8.44%
前期 -763 -2.64%
増減 3,880 11.09%

 

営業CF、対前期において、+38億円という素晴らしい結果。

マージンも+11.09%に改善されている。

主な増減要因は以下の通り。

・税引き前利益→+14億円。

・売上債権→△14億円。

・棚卸資産→+22億円。

・未払消費税等→+7.5億円。

営業CFマージン8.4%というのは素晴らしい。

在庫がハケたのが奏功。

 

セグメント情報

事業構成比 売上 セグメント利益 構成比
不動産開発 32,586 3,589 88.3%
不動産管理 1,280 418 3.5%
建設 2,651 261 7.2%
旅館 397 0 1.1%
調整 24 0.0%

 

主力は当然、「ガーラシリーズ」の不動産開発。

利益率は11.0%と良い。

前期の利益率は8.5%ほどだったので、+2.5%の改善。

やはり都心部の賃貸需要はまだまだ底堅い印象を持つ。

 

決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 7,800
有利子負債 当決算期末残高 15,430
現金預金 当決算期末残高 16,387
株主資本 当決算期末残高 41,658
当期純利益 業績予測 5,000
総資産 当決算期末残高 66,571
発行済み株式数 当決算期末残高 32.685
支払利息 業績予測 48
非資金的費用 業績予測 212
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 153
BPS 純資産÷発行済み株式数 1,275
株価 直近株価 877
予想配当金額 決算短信 32.0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 1,045.931
時価総額 株価×発行済み株式数 28,665

 

総資産665億円。株主資本416億円。自己資本比率62.6%

有利子負債154億円。D/Eレシオは0.37倍。

流動資産632億円。流動負債163億円。流動比率387.3%

ネットキャッシュは+9.5億円。対総資産比率が1.4%で黒字。

不動産開発会社で、ネットキャッシュが黒字というのは珍しい印象。

在庫の不動産が効いて、流動比率も良い。

時価総額は286億円とまだまだ小さく、もうひと伸び期待できるのでは?と感じないでもない。

 

業績予想から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 12.00%
ROA 総資本利益率 7.51%
PER 株価収益率 5.73
PBR 株価純資産倍率 0.69
ROIC 投下資本利益率 8.79%
WACC 加重平均資本コスト 1.89%
EBITDA 減価償却前営業利益 8,012
FCF Free cash Flow 4,485
EV 企業価値 27,708
予想利回り 3.65%
配当性向 20.92%

 

ROE,ROA,ROICのスコアはとてもバランスが取れている印象。

ROICが10%乗ってくるととても良い。

グレアム指数は3.9倍ととても安値。PBRは0.69倍とこちらもかなりの安値。

EV/EBITDAは3.5倍とこちらもかなり安い。

PEGレシオは3.73倍と利益の成長が効いている。

FCFマージンは5.9%と営業CFの8.4%と比較すると少し見劣り。

理由は運転資本、とりわけ売上債権の△12億円が効いているようです。

配当利回りはかなり高い方でしょう。

 

総括

良い銘柄。

営業利益率、営業CF、FCF、ROE,ROA,ROICのスコアはどれも良い。

そして、財政状態も良い。ネットキャッシュは黒字で、借金も大きくない。

何より安い。グレアム指数やPBR、EV/EBITDAを見ると、かなり安値で放置されている印象。

上記しているが、東京都心部の賃貸需要というのは未だ健在。強い。

人口減少というのは地方からむしろ都市部などに人口が集まってくる。

そういうビジネス的な観点からも、悪くない投資なのではないでしょうか。

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