【ウェッズ】2018.9(2Q決算)

アルミホイール主体の自動車部品・用品卸のトップクラス。

独自品に強み。小売り、福祉事業も。

今回は2018.9期、2Q決算について分析。

決算情報は決算短信より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額については切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 13,115 351 235
前決算② 10,825 513 379
業績予想③ 32,000 1,720 1,120
YoY 2,290 △ 162 △ 144
121.2% 68.4% 62.0%
③-① 18,885 1,369 885
進捗率 41.0% 20.4% 21.0%

 

【対前四半期累計】

増収(+2,290、121.2%)、減益(△162、68.4%)

増収したが、大きく減益してしまっています。

営業利益率は4.7%⇒2.7%へと2%もの大幅ダウン。

増収は前期において子会社化した「株式会社ロジックス」の影響による物流セグメントの純増が効いている。

減益は、主力のアルミホイルの高級・中級品の伸び悩みおよび原材料等の値上げによるところが大きいということ。

【対業績予想】

進捗率。

売上も営業利益も大きくショート。

営業利益率は5.4%を見込んでいるので、2.7%も劣後してしまっている。

なかなかきつい決算です。

残り半期で挽回が図れるのか。注視していきます。

 

営業CF

営業CF マージン
当期 -996 -7.59%
前期 -3 -0.03%
増減 -993 -7.57%

 

前期も赤字だったが、当期は赤字幅が拡大してしまっている。△993

マージンも大きく赤。△7.57%

主な増減要因はこちら。

・棚卸資産→△644

・前渡金→△517

・売上債権→+177

こちらは何とか黒字化して欲しいところです。

 

セグメント情報

事業構成比 売上 セグメント利益 構成比
自動車関連卸売 9,338 280 71.2%
物流 2,202 92 16.8%
自動車関連小売 812 △ 11 6.2%
福祉 208 △ 21 1.6%
その他 554 12 4.2%
調整 △ 1 0.0%

 

主力は自動車関連のアルミ。71.2%

利益率は3.0%ともう一息足りないか。

ちなみに前期は収益が9,362で、セグメント利益が516だったので利益率は5.5%ほどあった。

主力の利益率は5%台くらいはキープしたいところでしょう。

新たに加わった物流セグメントの利益率は4.2%と相対的にかなり良いセグメントかも。

他セグメントは赤字。事業の再設計なども視野に入れて欲しい。

 

決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 1,720
有利子負債 当決算期末残高 1,401
現金預金 当決算期末残高 1,502
株主資本 当決算期末残高 11,861
当期純利益 業績予測 1,120
総資産 当決算期末残高 20,613
発行済み株式数 当決算期末残高 16.038
支払利息 業績予測 4
非資金的費用 業績予測 368
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 70
BPS 純資産÷発行済み株式数 740
株価 直近株価 644
予想配当金額 決算短信 30.0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 481.145
時価総額 株価×発行済み株式数 10,329

 

総資産206億円。株主資本118億円。自己資本比率57.5%

有利子負債14億円。D/Eレシオは0.12倍。

流動資産121億円。流動負債58億円。流動比率が209.2%

ネットキャッシュは+1億円。対総資産比率が0.5%と辛うじて黒字。

時価総額が103億円。小さいですね。

ネットキャッシュは黒でもあるし、借金も多くはない。

財務的には、大きな問題はないのではないでしょうか。

 

業績予想から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 9.44%
ROA 総資本利益率 5.43%
PER 株価収益率 9.22
PBR 株価純資産倍率 0.87
ROIC 投下資本利益率 8.35%
WACC 加重平均資本コスト 3.65%
EBITDA 減価償却前営業利益 2,088
FCF Free cash Flow -26
EV 企業価値 10,228
予想利回り 4.66%
配当性向 42.96%

 

上で書いたように、業績予想の進捗はあまり芳しいものではありませんが。。

ROE,ROAは及第点は軽々クリア。ROICもなかなかのスコアです。

グレアム指数は8.0倍と安く、PBRは0.87倍と安い。

EV/EBITDAも4.9倍で安い。

ただFCFが赤字なのは残念。

運転資本の悪化(売上債権△3.7億円。棚卸資産△16億円)が原因。

事業投資はしなくてはいけないが、FCFを黒字にはしてもらいたいところ。

配当利回りがかなり高い。

 

総括

営業利益率は低い。そして営業CFとFCFが赤字なのは良くないですね。

業績予想の数字を基に計算した、ROE,ROA,ROICのスコアはなかなか良い。

ただ、この業績予想の進捗状況も少し怪しくなってきている感はある。

まだ残り半期が残ってはいるので、過度に悲観しすぎるのもどうかとは思いますが。

財政状態は、ネットキャッシュは黒字ではあるし、自己資本比率も決して低くはないでしょう。

借金も少ないので、悪くない。

グレアム指数、PBR、EV/EBITDAのスコアを見た感じ、現状の株価は安い。

配当利回りが4.66%はかなり高い。

ピカピカのバリュー株とは言いませんが、まあまあなんではないでしょうか。

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