【イクヨ】2018.9(2Q決算)

三菱自動車、ふそうやいすゞ、日野向けに合成樹脂の自動車内外装部品製造。

インドネシアで生産も。

お得意先の三菱自動車といえば、親会社の日産が大変なことになっていて心配。

★日産・西川社長、報酬文書署名か。ゴーン前会長、一転サイン認める

https://this.kiji.is/443333385115796577?c=113147194022725109

ゴーンが検察に金融商品取引法の疑いで逮捕。

しかしこの西川さんだって、まあゴーンの退任後の給与について、知らないことはなかったんだな、というところか。

そもそも売上が5-6兆円ある会社で、10億円?規模の記載が漏れていたから、代表を逮捕というのはどうなんだ、という見方もちらほら。

日本の検察庁はじめ、行政機能について甚だしい不信感が募りますね。

★日産自動車、2018.9期、2Q決算

http://tamojun51.com/archives/2140

取引会社も多少あおりを食うことにはなるでしょう。

【イクヨ】今回は2018.9期、2Q決算について分析。

決算情報は決算短信より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 8,040 434 315
業績予想② 17,010 845 610
②-① 8,970 411 295
進捗率 47.3% 51.4% 51.6%

 

対前期の成績の開示はないので、対業績予想のみ。

売上がショートしている。しかし営業利益はしっかりクリアで進捗中。

業績予想の営業利益率は5.0%を見込むが、現状、5.4%で進捗中。+0.4%

悪くない決算ではないでしょうか。

営業CFは+8.2億円。マージンは10.26%

マージンが10%超えとなかなかご立派な数字です。

主な増減は、

・税引き前利益→+4.5億円。

・減価償却費→+7.5億円。

・売上債権→△2.4億円。

といったところ。

総じて良い決算と評価していいのではないでしょうか。

 

決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 845
有利子負債 当決算期末残高 1,645
現金預金 当決算期末残高 2,002
株主資本 当決算期末残高 4,479
当期純利益 業績予測 610
総資産 当決算期末残高 11,776
発行済み株式数 当決算期末残高 1.524
支払利息 業績予測 22
非資金的費用 業績予測 1,502
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 400
BPS 純資産÷発行済み株式数 2,940
株価 直近株価 1,881
予想配当金額 決算短信 30.0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 45.706
時価総額 株価×発行済み株式数 2,866

 

総資産117億円。株主資本44億円。自己資本比率38.0%

有利子負債16億円。D/Eレシオは0.37倍。

流動資産58億円。流動負債52億円。流動比率111.3%

ネットキャッシュが+3.5億円。対総資産比率が3.0%

財政状態はまあまあ安定。借金は多くない。

時価総額は28億円とまだまだかなり小さい会社。

 

業績予想から計算する経営指標

各指標    
ROE 自己資本利益率 13.62%
ROA 総資本利益率 5.18%
PER 株価収益率 4.70
PBR 株価純資産倍率 0.64
ROIC 投下資本利益率 8.88%
WACC 加重平均資本コスト 0.98%
EBITDA 減価償却前営業利益 2,347
FCF Free cash Flow 454
EV 企業価値 2,509
予想利回り   1.59%
配当性向   7.49%

 

ROE,ROA,ROICはなかなかのスコア。ROICが10%に乗ってくるとかなり見栄えも良くなってくる。

グレアム指数は3.0倍とかなり安い。PBRは0.64倍とこちらもかなり安い。

EV/EBITDAは1.1倍と滅茶苦茶安い。

FCFマージンは2.7%と少し寂しい。営業CFと比べると。

理由は運転資本の悪化と、投資CFの10億円。

ただ、投資CFでカネを使えている内はまだまだ成長余地が感じられるということでもあるわけで、良いサインでもある。

配当利回りはそこそこ。

今は配当というよりも、事業投資していくフェーズなのでしょう。

 

総括

総じて悪くない銘柄という評価。

営業利益率、営業CF、FCF,ROE,ROA,ROICはそれぞれなかなか。

財政状態も悪くない。

グレアム指数やPBR、EV/EBITDAでもかなり安い数値を示している。

良い銘柄。良いバリュー株ではないでしょうか。

ただ、上に書いた日産の事件や、後は、世界的なリスクオフの流れなど、マクロ的な要因によって今株式市場は結構つらくなってきた感はある。

キャッシュポジションに戻す方が良い、という考え方もある。

一方で、こういう荒れた相場の時に、上手く売り買いできる人間が、金持ちになれる、ということでもあるとは思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です