【ムロコーポレーション】2018.9(2Q決算)

関連過去記事。

★2018.6期、1Q決算

http://tamojun51.com/archives/2050

今回は2018.9期、2Q決算について分析。

決算情報は決算短信より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 10,219 1,153 1,011
前決算② 9,948 1,198 922
業績予想③ 20,659 2,102 1,695
YoY 271 △ 45 89
102.7% 96.2% 109.7%
③-① 10,440 949 684
進捗率 49.5% 54.9% 59.6%

 

【対前四半期累計】

増収(+217、102.7%)、減益(△45、96.2%)

営業利益率は12.0%⇒11.3%へと0.7%ダウンしてしまった。

要因としては、労務費・減価償却費の増大。また北米子会社の採算悪化などが響いた。

【対業績予想】

進捗率。売上は若干ショート。

しかし営業利益は順調な消化具合。

営業利益率は10.2%を見込んでいるので、+1.1%で推移。

営業利益率は10%を超えているので、利幅は全然悪くないというか、良い。

 

営業CF

営業CF マージン
当期 1,517 14.84%
前期 1,451 14.59%
増減 66 0.26%

 

若干の増。+66、マージンは+0.26%

主な増減要因。

・売上債権の減少による増加→+228

・棚卸資産の減少による増加→+68

・仕入債務の減少による減少→△739

後は税引き前利益や減価償却費の増加などによって営業CFは改善。

営業CFマージンも15%弱とかなり良いでしょう。

 

決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 2,102
有利子負債 当決算期末残高 901
現金預金 当決算期末残高 5,337
株主資本 当決算期末残高 15,831
当期純利益 業績予測 1,695
総資産 当決算期末残高 23,539
発行済み株式数 当決算期末残高 6.186
支払利息 業績予測 8
非資金的費用 業績予測 1,063
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 274
BPS 純資産÷発行済み株式数 2,559
株価 直近株価 1,758
予想配当金額 決算短信 42.0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 259.821
時価総額 株価×発行済み株式数 10,875

 

総資産235億円。株主資本158億円。自己資本比率67.3%

有利子負債9億円。D/Eレシオは0.06倍。

流動資産126億円。流動負債68億円。流動比率184.6%

ネットキャッシュは+44億円で対総資産比率18.8%となかなかの金持ちです。

時価総額は108億円とネットキャッシュが44億円もある会社にしては安いプライシングではないでしょうか。

 

業績予想から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 10.71%
ROA 総資本利益率 7.20%
PER 株価収益率 6.42
PBR 株価純資産倍率 0.69
ROIC 投下資本利益率 8.09%
WACC 加重平均資本コスト 1.58%
EBITDA 減価償却前営業利益 3,165
FCF Free cash Flow 1,664
EV 企業価値 6,439
予想利回り 2.39%
配当性向 15.33%

 

ROE,ROA,ROICは良いスコアでしょう。

当然、グロース株のような派手さはないですが、及第点は軽々クリアしているという印象。

グレアム指数は4.4倍。PBRは0.69倍。安いでしょう。

EV/EBITDAは2.0倍とこちらもかなりの安さ。

FCFマージンは8.1%と悪くはないスコアだが、営業CFの15%弱と比較すると小さい。

理由は運転資本の悪化(仕入債務の減少△190)など。

投資CFも6.3億円使っている。事業投資に使うこと自体はビジネスの正義ではある。

配当利回りもなかなか。

 

総括

バリュー株として悪くないスコア。

営業利益率、営業CFマージン、ROE,ROA,ROICなどのスコアを見ても、かなりの経営優等生だと評価できると思います。

加えて、財務健全性も高い。カネを持っている。

特に否定するところがありません。

敢えて言うなら、FCFを二けたに乗せたいか、というところ。

しかし総じて良いスコア。それなのに、かなり安値で放置されているなあという印象です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です