【東洋機械】2018.9(2Q決算)

小型の射出成形機や電動ダイカストマシンに強み。

中国に生産子会社、伊など海外に委託生産。

今回は2018.9期、2Q決算について分析。

決算情報は決算短信より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 15,541 960 619
前決算② 15,392 924 608
業績予想③ 31,500 2,150 1,410
YoY 149 36 11
101.0% 103.9% 101.8%
③-① 15,959 1,190 791
進捗率 49.3% 44.7% 43.9%

 

【対前四半期累計】

増収(+149、101.0%)、増益(+36、103.9%)

営業利益率は6.0%⇒6.2%へと0.2%伸長。

横ばいと言われる感じではあるが、きっちり+に仕上げてきてはいるのは好感。

射出成形機では中国が調子が良かった模様。

ダイカストマシンは中国はじめアジア、中南米において、自動車関連向けの中大型機の売上の反動減などあり。

【対業績予想】

進捗率。

売上、営業利益ともにショート。

営業利益率は6.8%を見込んでおり、0.6%足りていない。

残り半期での挽回を期待。

 

営業CF

営業CF マージン
当期 734 4.72%
前期 1,392 9.04%
増減 -658 -4.32%

 

対前期で、△658、マージンも△4.32%となってしまっている。

主な増減内訳は以下の通り。

・棚卸資産の増加による減少→△561

・仕入債務の減少による増加→△530

・売上債権の減少による増加→+199

つまり運転資本の悪化。

利益率をもう少し上げて、常時、営業CFマージンが10%で推移しているとぐっと見栄えが良くなりますね。

 

決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 2,150
有利子負債 当決算期末残高 1,200
現金預金 当決算期末残高 4,437
株主資本 当決算期末残高 16,148
当期純利益 業績予測 1,410
総資産 当決算期末残高 27,930
発行済み株式数 当決算期末残高 18.839
支払利息 業績予測 2
非資金的費用 業績予測 855
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 75
BPS 純資産÷発行済み株式数 857
株価 直近株価 604
予想配当金額 決算短信 25.0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 470.965
時価総額 株価×発行済み株式数 11,379

 

総資産279億円。株主資本161億円。自己資本比率は57.8%

有利子負債12億円。D/Eレシオは0.07倍。

流動資産201億円。流動負債85億円。流動比率は236.0%

ネットキャッシュは+32億円。対総資産比率が11.6%

結構金持ち。

時価総額が113億円と小さい。

ネットキャッシュが32億円で時価総額が113億円というのはちと寂しいでしょう。

安く見積もられ過ぎなのでは。

 

業績予想から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 8.73%
ROA 総資本利益率 5.05%
PER 株価収益率 8.07
PBR 株価純資産倍率 0.70
ROIC 投下資本利益率 7.98%
WACC 加重平均資本コスト 2.72%
EBITDA 減価償却前営業利益 3,005
FCF Free cash Flow 1,216
EV 企業価値 8,142
予想利回り 4.14%
配当性向 33.40%

 

ROE,ROA,ROICのスコア。そこそこ良い。

派手さはないが、堅実な数字。悪くない。

グレアム指数は5.7倍と安い。PBRは0.7倍、安い。

EV/EBITDAは2.7倍とこちらもかなり安い。

PEGレシオは7.77倍。安い。

FCFマージンは3.9%とあと一息という感じだろうか。

運転資本の悪化。

・売上債権→△158、

・棚卸資産→△506、

・仕入債務→△152、

そして投資CFが△207、運転資本を改善させるとFCFはぐっと良くなる。

そして配当利回りがかなり高い。

カネはそこそこに持っている。

 

総括

派手さはないですが、優良銘柄と思います。

最近は、ネット系・IT系のグロース株というよりも、こういった安いけど堅実な商売をしているバリュー株にシフトを傾け始めています。

つい最近あった、金融の落ち込みとかを経験すると、スルスルと株価が落ちていく、グロース株のトラウマが脳裏に焼き付いてしまったのかもしれません。

当然、バリュー株も足並みを合わせて、株価は下落するはするのですが、やはり足腰が強いと、さほどショッキングな落ち方はしないな、という印象。

元々の株価が安い(PBRが1倍割っている)とかいう背景もあります。

ですから、こういう割安優良銘柄をNISA口座か何かで長期ロングして、インカムゲインで細々と、というのが最適化された投資戦略なのかもしれない、と思い始めています。

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