【青山財産ネットワークス】2018.9(3Q決算)

関連過去記事。

★2017.9期、3Q決算

http://tamojun51.com/archives/1412

★2017.12期、本決算

http://tamojun51.com/archives/1649

★2018.6期、2Q決算

http://tamojun51.com/archives/2000

今回は2018.9期、3Q決算について分析。

決算情報は決算短信より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 11,970 704 480
前決算② 9,993 762 654
業績予想③ 17,500 1,210 880
YoY 1,977 △ 58 △ 174
119.8% 92.4% 73.4%
③-① 5,530 506 400
進捗率 68.4% 58.2% 54.5%

 

【対前四半期累計】

増収(+1,977、119.8%)、減益(△58、92.4%)

結構増収しているが、減益。

営業利益率は7.6%から5.9%へと△1.7%も下落。

ちと厳しいのかな、とは思いながらも、会社の説明によると、

「当初は3Qに予定していた大型案件の売上が4Qにズレ込んだ。4Qにおいて、複数の大型案件の売上を計上するので、業績予想の修正はなし」

とのこと。

【対業績予想】

進捗率。

3Q時点において、なかなか厳しいようにも見える。

業績予想の営業利益率は6.9%を見込んでいるため、1%足りていない。

ただ、上にも書いた通り、4Qに大型案件の売上が集中するということで、残り四半期でこの遅れは取り戻せるということ。

期待して、次の開示を待ちましょう。

 

決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 1,210
有利子負債 当決算期末残高 8,577
現金預金 当決算期末残高 4,606
株主資本 当決算期末残高 3,344
当期純利益 業績予測 880
総資産 当決算期末残高 15,550
発行済み株式数 当決算期末残高 11.413
支払利息 業績予測 61
非資金的費用 業績予測 169
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 77
BPS 純資産÷発行済み株式数 293
株価 直近株価 1,560
予想配当金額 決算短信 37.0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 422.297
時価総額 株価×発行済み株式数 17,805

 

総資産155億円。株主資本33億円。自己資本比率21.5%

有利子負債85億円。D/Eレシオが2.56倍。

流動資産121億円。流動負債68億円。流動比率179.0%

ネットキャッシュ△39億円。

まあ金融業・不動産業ですので、借金は多いですね。

時価総額が178億円。サイズはまだまだ。

 

業績予想から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 26.32%
ROA 総資本利益率 5.66%
PER 株価収益率 20.23
PBR 株価純資産倍率 5.32
ROIC 投下資本利益率 6.53%
WACC 加重平均資本コスト 3.87%
EBITDA 減価償却前営業利益 1,379
FCF Free cash Flow -2,709
EV 企業価値 21,776
予想利回り 2.37%
配当性向 47.99%

 

借金が大きいので、ROEのスコアはかなり良いです。

あとはROA,ROICはまあそこそこでしょう。

グレアム指数は107.7倍と少し高い。PBRも5.32倍。

EV/EBITDAは15.8倍と少し高いか。

FCFは△27億円の赤字。

これは、運転資本、とりわけ棚卸資産の増加分(+35億円)が大きい。

この棚卸資産が、4Qで売れる、ということなのでしょうか。

配当利回りと配当性向も高い。

 

総括

対前四半期の減益と、業績予想の進捗率だけを見てしまうとちと危ないかな、という気持ちになりかけますが、大型案件の売上が4Qに集中すると書いていますので、会社的には予定通りということなのでしょう。

営業CFは3Qなので、残念ながら開示していません。(営業CFの開示は上場企業には義務付けてもらいたいものです。)

★決算短信の改善してもらいたいことをまとめました。

http://tamojun51.com/archives/1562

棚卸資産がかなり増えていますので、こちらを上手くさばいて、FCFは黒字に戻して欲しいですね。

そして、年末の決算はみんながハッピーに迎えられるように頑張って欲しいものです。

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