【大末建設】2018.6(1Q決算)

マンションなど民間建築が主体。

関西主力だが首都圏ウェート高まる。ミサワホームと業務提携。

今回は2018.6期、1Q決算について分析。

決算情報は決算短信および四半期報告書より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 14,771 672 464
前決算② 11,541 309 257
業績予想③ 68,700 3,980 2,700
YoY 3,230 363 207
128.0% 217.5% 180.5%
③-① 53,929 3,308 2,236
進捗率 21.5% 16.9% 17.2%

 

【対前四半期】

増収(+3,230、128.0%)、増益(+363、217.5%)

増益の成長率が凄まじい。2倍以上に成長しています。

それにより、営業利益率は2.7%から4.5%へと1.8%もの大幅アップ。

人手不足による、労務費の高騰費が各業界で叫ばれている今、営業利益をこれだけ伸長させるのは結構稀有だと思いました。

【対業績予想】

進捗率。

売上、営業利益ともに未達。

業績予想の営業利益率は5.8%なので、あと1.3%の上積みが必要。

対業績予想で見ると、必ずしも好決算!と手放しで喜べない内容とは感じる。

 

決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 3,980
有利子負債 当決算期末残高 1,350
現金預金 当決算期末残高 5,993
株主資本 当決算期末残高 13,769
当期純利益 業績予測 2,700
総資産 当決算期末残高 37,398
発行済み株式数 当決算期末残高 10.445
支払利息 業績予測 12
非資金的費用 業績予測 88
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 259
BPS 純資産÷発行済み株式数 1,318
株価 直近株価 1,206
予想配当金額 決算短信 20.0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 208.893
時価総額 株価×発行済み株式数 12,596

 

総資産373億円。株主資本137億円。自己資本比率36.8%

有利子負債13億円。D/Eレシオは0.10倍。

流動資産322億円。流動負債202億円。流動比率159.2%

ネットキャッシュは+46億円。対総資産比率12.4%

カネの問題もない。

時価総額は125億円とまだまだ小さいサイズ。

 

業績予想から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 19.61%
ROA 総資本利益率 7.22%
PER 株価収益率 4.67
PBR 株価純資産倍率 0.91
ROIC 投下資本利益率 16.94%
WACC 加重平均資本コスト 1.43%
EBITDA 減価償却前営業利益 4,068
FCF Free cash Flow 1,498
EV 企業価値 7,953
予想利回り 1.66%
配当性向 7.74%

 

びっくりするほどROE,ROA,ROICのスコアが良い。

特にROE,ROICの良さは際立つ。

それにも関わらず、グレアム指数は4.3倍と超割安。

EV/EBITDAも2.0倍とかなり安い。

PEGレシオも2.15倍とかなりの安さをマーク。

営業利益の低さが災いして、FCFは低め。FCFマージンは2.2%とちと薄いが。

配当利回りはそこそこ。

 

総括

ファンダメンタルズが意外と良いと感じる。

ROE,ROA,ROICのスコアがとても良い。

にも関わらず、PBRは0.91倍と1倍を切っている。

グレアム指数、EV/EBITDA、PEGレシオ、どのスコアも割安値を示す。

知られざる良株なのではないだろうか。

ただ懸念としては営業利益率が低いので、FCFが薄いこと。

それと、1Q時点では、業績予想の進捗率が少し悪いことだ。

まあまだ1Q時点なので、今後どうなるか引き続きウォッチしていきたい会社。

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