【TATERU】2018.6(2Q決算)

関連過去記事。

★インベスターズクラウド2017.12期、本決算

http://tamojun51.com/archives/1763

★インベスターズクラウド2017.6期、2Q決算

http://tamojun51.com/archives/1309

2018.4から、HD化に伴い、社名を「インベスターズクラウド」から「TATERU」に変更。

 

今回は2018.6期、2Q決算について分析。

決算情報は決算短信および有価証券報告書より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 37,352 2,308 1,420
前決算② 26,454 1,925 1,214
業績予想③ 76,611 7,113 4,815
YoY 10,898 383 206
141.2% 119.9% 117.0%
③-① 39,259 4,805 3,395
進捗率 48.8% 32.4% 29.5%

 

【対前四半期累計】

増収(+10,898、141.2%)、増益(+383、119.9%)

売上は大きく伸びた。営業利益も伸びたが、売上ほどではない。

その影響で、営業利益率は7.3%から6.2%へと1.1%ダウン。

【対業績予想】

進捗率。

売上、営業利益、最終利益、すべてのアイテムにおいてショート。

営業利益率9.3%を見込むので、3.1%も足りていない。

少し業績予想が厳しくなってきた様相を呈している。

 

セグメント情報

事業構成比 売上 セグメント利益 構成比
Apartment 36,135 3,202 96.7%
Funding 292 136 0.8%
bnb 266 112 0.7%
Robot Home 467 136 1.3%
その他 190 1 0.5%
調整額 △ 1,280 0.0%

 

売上の構成比を見ればわかる通り、まだまだApartment事業の専業のようなもの。

この利益率が8.9%とそこそこ。

他の事業はまだセグメントというほど育ってはいないが、利益率は軒並み高い。

 

決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 7,113
有利子負債 当決算期末残高 3,602
現金預金 当決算期末残高 18,875
株主資本 当決算期末残高 23,724
当期純利益 業績予測 4,815
総資産 当決算期末残高 35,302
発行済み株式数 当決算期末残高 81.138
支払利息 業績予測 13
非資金的費用 業績予測 314
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 59
BPS 純資産÷発行済み株式数 292
株価 直近株価 615
予想配当金額 決算短信 55.0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 4,462.590
時価総額 株価×発行済み株式数 49,900

 

総資産353億円。株主資本237億円。自己資本比率67.2%

有利子負債36億円。D/Eレシオは0.15倍。

流動資産279億円。流動負債99億円。流動比率281.6%

ネットキャッシュは+152億円で、対総資産比率43.3%というカネ持ち。

財務的にはかなりの余裕がある。

時価総額が499億円。

それなりのサイズだが、アパート建設融資を受けやすいように、顧客の預金残高を改ざんするというアングラ行為が少なくとも1件あることがバレて、株価が少し下がったのは周知の事実。

★「第二のスルガ」か…

https://www.rakumachi.jp/news/column/229124?uiaid=tw_pg

 

業績予想から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 20.30%
ROA 総資本利益率 13.64%
PER 株価収益率 10.36
PBR 株価純資産倍率 2.10
ROIC 投下資本利益率 16.75%
WACC 加重平均資本コスト 16.36%
EBITDA 減価償却前営業利益 7,427
FCF Free cash Flow 1,645
EV 企業価値 34,627
予想利回り 8.94%
配当性向 92.68%

 

ROE,ROA,ROICはそれぞれかなりの良スコア。

グレアム指数も21.8倍と高すぎる感じはしない。

EV/EBITDAは4.7倍で割安である。

PEGレシオも8.64倍とそれなりに安い。

FCFマージンが2.1%と寂しい。

これは運転資本の悪化による。

とりわけ棚卸資産が大きく増えているのが効いている。

配当利回りと配当性向がえげつないことになっている。

まさか経営者も、ここまで株価が下がるとは思わなかったのでしょう。

 

総括

2018/4/3時点では、2,549円だった株価がここまで下がってしまった。

この近辺で買ってしまった人は大層悔しい思いにさいなまれていることでしょう。

預金改ざん問題も、果たして今発覚している1件だけで済むという保証もないですし、今の株価ですら、高いのか低いのか、誰も分からない。

答えはマーケットの中にしかありませんね。

私的には、PBR2.1倍という数字は気にしています。

もし現状の株価が300円を切るなら買ってもいいのかな、というスタンスです。

こういうアブなっかしい株を買うときにも、ファンダメンタル分析は有効なのだと私は考えています。

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