【HEROZ】2018.4(本決算)

AI技術強みに市場予測などBtoBサービスを提供、『将棋ウォーズ』等頭脳ゲームアプリも。

優秀なエンジニアの採用などが経営課題か。

今回は、2018.4期、本決算を分析。

決算情報は決算短信より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 1,155 354 247
前決算② 877 88 94
翌期業績予想③ 1,300 400 280
①-② 278 266 153
成長率 131.7% 402.3% 262.8%
③-① 145 46 33
成長率 112.6% 113.0% 113.4%

 

【対前期】

増収(+278、131.7%)、増益(+266、402.3%)

増収率もなかなかすごいが、増益率はかなりすごい。

営業利益がおよそ4倍。

営業利益率は10.0%から30.6%へと大成長。

さすがに勢いを感じる数値。

【対次年度業績予想】

増収(+145、112.6%)、増益(+46、113.0%)

意外と成長率は控えめな業績予想。

とは言っても、営業利益率30.8%とかなり利益率はかなり意欲的。

つまり当決算がそれだけ凄かったということなんでしょう。

 

決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 決算短信 354
有利子負債 当決算期末残高 0
現金預金 当決算期末残高 1,555
株主資本 当決算期末残高 1,504
当期純利益 決算短信 247
総資産 当決算期末残高 1,748
発行済み株式数 当決算期末残高 3.010
支払利息 決算短信 0
減価償却費 決算短信 3
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 82
BPS 純資産÷発行済み株式数 500
株価(円) 直近株価 17,880
配当金額 決算短信 0
配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 0.000
時価総額 株価×発行済み株式数 53,819

 

総資産17億円。株主資本15億円。自己資本比率86.0%

有利子負債はなし。現状無借金経営。

流動資産16億円。流動負債2.4億円。流動比率693.0%

ネットキャッシュは+15億円で、対総資産比率が89.0%

カネはある。財務状況はかなり良い。

時価総額538億円。

株主資本15億円の会社でのこのサイズはちょっと気味悪いが。

 

当決算から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 16.42%
ROA 総資本利益率 14.13%
PER 株価収益率 217.89
PBR 株価純資産倍率 35.78
ROIC 投下資本利益率 15.15%
WACC 加重平均資本コスト 0.00%
EBITDA 減価償却前営業利益 357
FCF Free cash Flow 191
EV 企業価値 52,264
配当利回り 0.00%
配当性向 0.00%

 

ROE,ROA,ROICのスコアはとても良い。しかもバランスが取れている。理想的なスコア。

ただグレアム指数は異常値。7796.95倍。いくら何でも高すぎ。

EV/EBITDAは146.40倍。こちらも異常に高い。

PEGレシオは54.16倍。かなり高い。

FCFマージンは16.52%とかなり優秀。

配当はなし。カネはあるが今は事業投資のフェーズなのか?

 

業績予想から計算する経営指標

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 決算短信 400
当期純利益 決算短信 280
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 93
予想配当金額 決算短信 0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 0.000

 

次年度業績予想パラメタは上記の通り。

これを入力して再計算したものがこちら。

各指標
ROE 自己資本利益率 18.62%
ROA 総資本利益率 16.02%
PER 株価収益率 192.21
ROIC 投下資本利益率 17.12%
EBITDA 減価償却前営業利益 403
FCF Free cash Flow 260
EV 企業価値 52,264
配当利回り 0.00%
配当性向 0.00%

 

業績予想は多少良くなるので、ROE,ROA,ROICも多少良化している。とても良いスコア。

グレアム指数は6878.02倍と依然異常値。

EV/EBITDAは129.69倍。こちらも異常に高い。

PEGレシオは170.11倍とかなり高い。成長率が鈍化したため。

FCFマージンは20.03%と振るっている。

来期も配当はなし。金持ちだけど。

 

総括

PBR35.78倍。つまり異常に高い。

確かにファンダメンタルバリューは高い。

ROE,ROA,ROICもスコアもとても良いし、財務状況も問題点は一切ない。

しかしここまで買われる合理的な理由としてはそれらのスコアでさえ弱い。

「AI」というバズワードが見せる幻なのでは?と疑っています。

次世代のテクノロジーとして、AIがどこまで化けるかは未知数ですが、私は現状の株価で、この銘柄にベットするのは危険だと感じます。

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