【FPG】2018.6(3Q決算)

関連過去記事。

★2018.3(2Q決算)

http://tamojun51.com/archives/1851

★2017.12(1Q決算)

http://tamojun51.com/archives/1628

★2017.9(本決算)

http://tamojun51.com/archives/1399

今回は2018.6期、3Q決算について分析。

決算情報および定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 16,464 9,700 6,578
前決算② 17,155 11,336 8,073
業績予想③ 23,701 14,753 10,313
YoY △ 691 △ 1,636 △ 1,495
96.0% 85.6% 81.5%
③-① 7,237 5,053 3,735
進捗率 69.5% 65.7% 63.8%

 

【対前四半期累計】

減収(△691、96.0%)、減益(△1,636、85.6%)

マイナス成長。

営業利益率も66.1%から58.9%へと、7.2%もの大幅ダウン。

これはインパクトは大きい。

しかし劇的に下がったとは言え、それでも営業利益率58.9%はすごい。

【対業績予想】

進捗率。

売上69.5%、営業利益65.7%

3Q時点でこの進捗率はなかなかきついか。

挽回が全く不可能、という数字かと言われるとそうでもない気はするが。

業績予想の営業利益率は62.2%で、3.3%足りていない。

結構厳しめの決算ではあった。

 

セグメント情報

事業構成比 売上 セグメント利益 構成比
リース 14,936 9,011 90.7%
証券 154 △ 51 0.9%
その他 1,373 399 8.3%
調整 66 0.0%

 

主業のオペレーティングリース。90.7%

利益率は60.3%、大きい。

企業決算が好調な中、まだまだオペリーストランザクションによる減税ニーズはある。

証券事業で赤字になっているのも痛い。

 

決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 14,753
有利子負債 当決算期末残高 34,403
現金預金 当決算期末残高 20,593
株主資本 当決算期末残高 26,901
当期純利益 業績予測 10,313
総資産 当決算期末残高 72,302
発行済み株式数 当決算期末残高 90.144
支払利息 業績予測 646
非資金的費用 業績予測 299
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 114
BPS 純資産÷発行済み株式数 298
株価 直近株価 1,131
予想配当金額 決算短信 49.3
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 4,439.587
時価総額 株価×発行済み株式数 101,953

 

総資産723億円。株主資本269億円。自己資本比率37.2%

有利子負債344億円。D/Eレシオが1.28倍。

流動資産684億円。流動負債331億円。流動比率206.9%

ネットキャッシュは△138億円の赤字。

お世辞にも財務状態が良いとは言えない。

時価総額は1,019億円と辛うじて1,000億円台をキープ。

正念場?

 

業績予想から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 38.34%
ROA 総資本利益率 14.26%
PER 株価収益率 9.89
PBR 株価純資産倍率 3.79
ROIC 投下資本利益率 15.49%
WACC 加重平均資本コスト 7.92%
EBITDA 減価償却前営業利益 15,052
FCF Free cash Flow 28,325
EV 企業価値 115,763
予想利回り 4.35%
配当性向 43.05%

 

ROE,ROA,ROICのスコアはご覧の通り。かなり高い。

経営効率的にはかなりの優等生であることは間違いない。

グレアム指数は37.5倍。割安ではないが、しかしかなり買えるところまで落ちてきた感はある。

EV/EBITDAは7.7倍と割安。

マイナス成長のため、PEGレシオは測定不能。

そして驚異のFCFマージン(投資CF加味前)は119.5%!

棚卸資産の劇的な減少による運転資本の改善が大きく寄与。

売上を大きく超えてくるFCFは魅力。

そして配当利回りが高い。

実はお買い得物件なのではないだろうか。

 

総括

今日はマイナス成長に泡食った投資家に売られまくり。

ここで拾うが吉か凶か。

数字的に見ると、ROE,ROA,ROICなどのスコアは凄まじく良いので、悪くないと思う。

FCF、営業利益率はとにかく良い。

配当利回りも良い。

財務状況はちと悪いが、それを補って余りある経営効率ではある。

決算的にはマイナス成長なんだけれども、悪くない物件であるという印象が強まった。

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