【コムチュア】2018.3(本決算)

独立系SI。

グループウエアは首位級。持株経営移行しクラウド、Web構築、ネット運用強化。

今回は2018.3期、本決算について分析。

決算情報および定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 16,383 1,968 1,395
前決算② 13,897 1,522 1,061
2017業績予想③ 15,300 1,700 1,180
2018業績予想④ 18,025 2,200 1,560
①-② 2,486 446 334
成長率 117.9% 129.3% 131.5%
①-③ 1,083 268 215
達成率 107.1% 115.8% 118.2%
④-① 1,642 232 165
成長率 110.0% 111.8% 111.8%

 

【対前期】

増収(+2,486、117.9%)、増益(+446、129.3%)

営業利益の成長率はなかなかのもの。

営業利益率は12.0%でフィニッシュ。(+1.0%)

普通に高い営業利益率でしょう。

【対業績予想】

増収(+1,083、107.1%)、増益(+268、115.8%)

業績予想は軽々とクリアしてきた。

業績予想の営業利益率は11.1%だったので、+0.9%と良い感じのクリア。

【対次年度業績予想】

増収(+1,642、110.0%)、増益(+232、111.8%)

堅実な成長を企図。数字に派手さは感じないでしょう。

営業利益率は12.2%を計画。

良かった当期+0.2%ということでそこそこのハードルか。

 

セグメント情報

事業構成比 売上 セグメント利益 構成比
ソリューションサービス 10,712 1,199 65.4%
プロダクト販売 48 92 0.3%
ネットワークサービス 5,621 676 34.3%
調整 △ 0 0.0%

 

構成比65.4%で、開発?業務がトップ。利益率は11.2%と全体の利益率と近似。

面白いのはプロダクト販売事業。利益率191.7%

セグメント利益がセグメント売上を超えています。それも2倍近く。

どんな決算をしたのでしょうか。不思議なこともあるものです。

ネットワークサービス事業は利益率12.0%

プロダクト販売事業の構成比をもっと上げることができれば、キーエンスhttp://tamojun51.com/archives/1428やスタートトゥデイhttp://tamojun51.com/archives/1847を超える脅威の営業利益率を達成することができるでしょう。

 

当決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 決算短信 1,968
有利子負債 当決算期末残高 690
現金預金 当決算期末残高 4,200
株主資本 当決算期末残高 4,857
当期純利益 決算短信 1,395
総資産 当決算期末残高 8,600
発行済み株式数 当決算期末残高 14.581
支払利息 決算短信 3
減価償却費 決算短信 276
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 96
BPS 純資産÷発行済み株式数 333
株価(円) 直近株価 3,580
配当金額 決算短信 32
配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 472.433
時価総額 株価×発行済み株式数 52,201

 

総資産8,600、株主資本4,857、自己資本比率56.5%

有利子負債690、D/Eレシオが0.14倍。低い。

流動資産6,875、流動負債3,024、流動比率は227.3%

ネットキャッシュは+3,510、対総資産比率40.8%

カネはかなりある。キャッシュリッチ企業。

財政状態はかなり良いですね。

時価総額が522億円と意外と大きい企業。

 

当決算から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 28.72%
ROA 総資本利益率 16.22%
PER 株価収益率 37.42
PBR 株価純資産倍率 10.75
ROIC 投下資本利益率 22.83%
WACC 加重平均資本コスト 8.55%
EBITDA 減価償却前営業利益 2,244
FCF Free cash Flow 1,826
EV 企業価値 48,691
配当利回り 0.91%
配当性向 33.87%

 

ROE,ROA,ROICのスコアはとても良いです。

グレアム指数は402.17倍。とても割高。今は買い時ではないでしょう。

EV/EBITDAは21.70倍とこちらもとても割高になっています。

PEGレシオは28.94倍。そこそこ。でも高いか。

FCFマージンは11.14%となかなかのスコア。

もう少し気持ち営業利益率が欲しいところではあるが。

配当利回りは高くはない。しかし配当性向は高い。

つまり株価が高いのです。

 

次年度業績予想から計算する経営指標

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 決算短信 2,200
当期純利益 決算短信 1,560
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 81
予想配当金額 決算短信 38
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 554.088

 

上記、次年度業績予想パラメタを入力して、経営指標を再算出したものがこちら。

各指標
ROE 自己資本利益率 32.12%
ROA 総資本利益率 18.14%
PER 株価収益率 33.46
ROIC 投下資本利益率 25.53%
EBITDA 減価償却前営業利益 2,476
FCF Free cash Flow 1,692
EV 企業価値 48,691
配当利回り 1.06%
配当性向 35.52%

 

ROE,ROA,ROICのスコアはとても良いです。最終利益がポジティヴになった分、良化しています。

グレアム指数は359.64倍と多少割安に。それでもかなり割高ですが。

EV/EBITDAは19.67倍とこちらも同様に割高。

PEGレシオは29.93倍。30倍切っているのでギリギリセーフでしょうか。

FCFマージンは投資CF加味前ですが、11.06%でまあまあ。

配当利回りはそこそこ。でも配当性向は結構高い。

つまり株価は高い。

 

総括

ファンダメンタルズはとても良いと思われます。

ROE,ROA,ROICのスコアはとても良いです。

加えて、カネはあります。キャッシュリッチ企業。

財政状態もかなり良い会社でしょう。

ただやっぱり高いですね。バリュー株投資するならば、この株は今買ってはいけないと思います。

グレアム指数が300~400倍台ということであっつあつでしょう。

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