【スタートトゥデイ】2018.3(本決算)

スタートトゥデイ過去エントリ。

★2017.12期、3Q決算

http://tamojun51.com/archives/1626

★2017.9期、2Q決算

http://tamojun51.com/archives/1393

★2017.6期、1Q決算

http://tamojun51.com/archives/1209

★2017.3期、本決算

http://tamojun51.com/archives/805

今回は2018.3期、本決算について分析。

決算情報および定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 98,432 32,669 20,156
前決算② 76,393 26,284 17,035
2017業績予想③ 100,000 32,000 22,200
2018業績予想④ 147,000 40,000 28,000
①-② 22,039 6,385 3,121
成長率 128.8% 124.3% 118.3%
①-③ △ 1,568 669 △ 2,044
達成率 98.4% 102.1% 90.8%
④-① 48,568 7,331 7,844
成長率 149.3% 122.4% 138.9%

 

【対前期】

増収(+22,039、128.8%)、増益(+6,385、124.3%)

さすがに成長率でしょうか。当社にすると少し物足りなさを感じる向きもあるやもしれませんが、時価総額1兆円規模になってきてのこの成長率はやはり凄まじいと言えるのではないでしょうか。

営業利益率は34.4%から33.2%へと1.2%ダウンしてしまいましたが。

【対業績予想】

減収(△1,568、98.4%)、増益(+669、102.1%)

対業績予想では、減収、わずか1.6%及ばず。しかし営業利益は何とかクリア。

3Qあたりで、業績予想クリアはかなりきつそうだと感じていましたので、ここまで本決算を持ってくるあたり、やはりスタートトゥデイは凄いな、とは思いました。

営業利益率は32.0%から33.2%で、1.2%もアップしています。

【対次年度業績予想】

増収(+48,568、149.3%)、増益(+7,331、122.4%)

収益の成長見込みがすごい。ほぼ150%

多少利益は犠牲にしても、売上を追求する予算のようです。

営業利益率は33.2%から27.2%へと6.0%もの大幅ダウン。

営業利益率はそれでも高いですが、6.0%もの利益率を犠牲にしてでも、市場を獲りに行くという決意の表れでしょうか。

期待せずにはいられませんね。

 

当決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 決算短信 32,669
有利子負債 当決算期末残高 0
現金預金 当決算期末残高 24,571
株主資本 当決算期末残高 40,892
当期純利益 決算短信 20,156
総資産 当決算期末残高 70,718
発行済み株式数 当決算期末残高 311.644
支払利息 決算短信 0
減価償却費 決算短信 1,301
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 65
BPS 純資産÷発行済み株式数 131
株価(円) 直近株価 3,160
配当金額 決算短信 29
配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 9,037.684
時価総額 株価×発行済み株式数 984,796

 

総資産70,718、株主資本40,892、自己資本比率57.8%

有利子負債はなし。

流動資産55,278、流動負債27,243、流動比率202.9%

ネットキャッシュは+24,571、対総資産比率34.7%

相変わらずカネはある。財政状態もかなり優秀ですね。

時価総額は9,847億円。

今のところはまだ、1兆円を行ったり来たり。

 

当決算から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 49.29%
ROA 総資本利益率 28.50%
PER 株価収益率 48.86
PBR 株価純資産倍率 24.08
ROIC 投下資本利益率 51.42%
WACC 加重平均資本コスト 22.10%
EBITDA 減価償却前営業利益 33,970
FCF Free cash Flow 8,849
EV 企業価値 960,225
配当利回り 0.92%
配当性向 44.84%

 

相変わらず、ROE,ROA,ROICのスコアは凄まじい。

特に、ROICの50%超えはこれだけで買いと言っても過言ではないほど良い。

グレアム指数は1176.66倍と超高い。このROICなら仕方ないのでしょうが。

EV/EBITDAは28.27倍とこちらも割高圏内です。

PEGレシオは39.31倍。PERがこれだけ高いところに来て、PEGがこれだけ落ち着いているというのはやはり成長率の賜物でしょう。

FCFマージンは8.99%、結構投資している感じなのだが、それでもこれだけのFCFをガッチリキープ。

配当利回りは高くはないが、配当性向はかなり高い方ですね。

 

次年度業績予想から計算する経営指標

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 決算短信 32,000
当期純利益 決算短信 22,200
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 71
予想配当金額 決算短信 36
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 11,219.194

 

上が業績予想パラメタ。こちらを入力して、経営指標を再計算したものがこちら。

各指標
ROE 自己資本利益率 54.29%
ROA 総資本利益率 31.39%
PER 株価収益率 44.36
ROIC 投下資本利益率 50.36%
EBITDA 減価償却前営業利益 33,301
FCF Free cash Flow 21,896
EV 企業価値 960,225
配当利回り 1.14%
配当性向 50.54%

 

ROEの数字がやばいことになっている。とうとう50%を超える。

ROAも30%超え。すごい。

グレアム指数は1068.32倍。超割高。

EV/EBITDAは28.83倍。こちらも割高。

PEGレシオは43.45倍。営業利益率の伸びは売上と比較すると緩やかであるため。

FCFマージンは脅威の21.90%

配当利回りはそこまで高くはないですが、配当性向は50%を超えてきましたね。

 

総括

やっぱり凄い会社。そしてすごいファンダメンタルズ。

特に、ROE,ROA,ROICのスコアは本当に凄まじい。

この会社のスコアを見ると、他の会社との相対化で、異常値にすら見えてくる。

財政状態も無借金状態で、カネは潤沢にあり、完璧。

唯一の難点は、株価が高いことくらいでしょう。

まだまだ伸びていきそうな会社だと思います。

最近、配送が遅れていた、「ZOZOSUIT」についてのニュースが出ていました。

★2018.4.27付

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1804/27/news111.html

リリースによると、当初予定していたセンサーではなく、改良版は、撮影して読み取る方式に変更したんだそうです。

ドット上のマーカーデザインになったようです。

2017.11頃に、何で見切り発車しちゃったのかな、という疑問はないではないですが、まあ常に改良しようという意識はさすがスタートトゥデイだな、とは思います。

さて、この記事をNewsPicksのスレッドで見たところ、

「センサーじゃなくなってガッカリ」とか

「デザインがドットでダサい」とか

「撮影がめんどい」とか書いてあります。

私はNewsPicksのこの反応を見て、こう思いましたね。

「このZOZOSUITもきっと爆発的大ヒットになるのではないか」と。

NewsPicksでコメント書いている人間は学校の勉強は多少得意だったのかもしれませんが、ビジネスセンスはからっきしな印象。

よく外してます。

今回もきっと盛大に外してくれるのではないでしょうか。

東大生の漫才だからと言って、面白いとは限りません。(というか一回見たことありますけど、とんでもなくクソつまんなかったです)

つまり勉強ができるからと言って、ビジネスセンスもあるわけではないのです。

というか変に勉強がほんの少しだけできると逆にビジネスセンスとは逆相関があるようにすら見えます。

いずれにせよ、「ZOZOSUIT」がヒットするのか否か、近い将来、それがどちらが正しかったか教えてくれるでしょう。

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