【グローバル・リンク・マネジメント】2017.12(本決算)

『アルテシモ』ブランドの投資用コンパクトマンション販売が主力。

東京23区内の駅近に立地。

今回は2017.12期、本決算について分析。

決算情報および定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 17,167 1,108 696
前決算② 11,605 596 328
業績予想③ 23,800 1,350 800
YoY 5,562 512 368
147.9% 185.9% 212.2%
③-① 6,633 242 104
YoY 138.6% 121.8% 114.9%

 

対前期増収(+5,562、147.9%)、増益(+512、185.9%)

かなりの成長率と言って良いのではないでしょうか。

営業利益率は5.1%から6.5%へと1.4%もアップしている。

しかし営業利益率はそこまで高いわけではない。

次年度の業績予想では、売上138.6%、営業利益121.8%と少し成長が鈍化しているか。

営業利益率の見込みは5.7%

 

セグメント情報

事業構成比 売上 セグメント利益 構成比
投資用マンション 15,035 1,040 87.6%
サブリース・管理代行など 2,131 68 12.4%

 

投資用マンション事業が構成比のほとんどを占める。87.6%

利益率は6.9%と決して高くはない。

サブリース・管理代行などのプロパティマネジメント事業は12.4%

利益率は3.2%とこちらも低い。

 

当決算期末時点の決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 決算短信 1,108
有利子負債 当決算期末残高 2,222
現金預金 当決算期末残高 2,004
株主資本 当決算期末残高 2,384
当期純利益 決算短信 696
総資産 当決算期末残高 8,068
発行済み株式数 当決算期末残高 1.611
支払利息 決算短信 73
非資金的費用 決算短信 28
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 432
BPS 純資産÷発行済み株式数 1,480
株価(円) 直近株価 6,870
配当金額 決算短信 45.0
配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 72.488
時価総額 株価×発行済み株式数 11,066

 

総資産8,068、株主資本2,384、自己資本比率29.5%

有利子負債2,222、D/Eレシオが0.93倍。

流動資産7,655、流動負債4,493、流動比率が170.4%

ネットキャッシュは△218の赤字。

財務状態は決して良いとは言えない。

時価総額は110億円。まだまだ小さいと言えるでしょう。

 

当決算から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 29.19%
ROA 総資本利益率 8.63%
PER 株価収益率 15.90
PBR 株価純資産倍率 4.64
ROIC 投下資本利益率 15.48%
WACC 加重平均資本コスト 2.59%
EBITDA 減価償却前営業利益 1,136
FCF Free cash Flow 933
EV 企業価値 11,284
配当利回り 0.66%
配当性向 10.41%

 

ROE,ROA,ROICのスコアは良い。

特にROEとROICのスコアがとても良い。

グレアム指数は73.81倍と結構割高。

EV/EBITDAは9.93倍とこちらはギリギリ割安圏キープか。

PEGレシオは8.55倍と成長率はかなり大きい。

FCFマージンは5.44%とちと低い。

配当利回りと配当性向も高いとは言えない。つまり株価が高い。

 

業績予想から計算する経営指標

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 決算短信 1,350
当期純利益 決算短信 800
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 497
予想配当金額 決算短信 50.0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 80.542

 

上記の業績予想パラメタを入力しなおして、再計算した結果がこちら。

各指標
ROE 自己資本利益率 33.56%
ROA 総資本利益率 9.92%
PER 株価収益率 13.83
ROIC 投下資本利益率 18.86%
EBITDA 減価償却前営業利益 1,378
FCF Free cash Flow 897
EV 企業価値 11,284
配当利回り 0.73%
配当性向 10.07%

 

営業利益と最終利益の伸びに呼応して、ROE,ROA,ROICも成長している。

ROEとROICはかなり良いスコアです。

グレアム指数は64.21倍とまだ割高。

EV/EBITDAは8.19倍と少し割安。

PEGレシオは11.35倍と成長が鈍化した分少し割高に。

FCFマージンは3.77%と低い。営業利益率が低いのがネック。

配当利回りと配当性向は相変わらず低い。株価が大きすぎる。

 

総括

営業利益率は決して高くはないのだが、ROE,ROA,ROICのスコアはとても良い。

特にROE,ROICのスコアは魅力的。

ただ財政状態はあまりよろしくない。カネはそんなにあるわけではないのでは。

不動産会社は借金は多くなりがち。

というわけでファンダメンタルズは良くも悪くもある。

どう判断するかは難しいところ。

ただ、現状の株価6,870円はちと高すぎる気はする。

ではいくらなら買うか。

3,500円くらいなら、買ってもいいかなぁ、という気はする。

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