【アイナボHD】2017.12(1Q決算)

タイル、空調など住宅設備機器の販売、工事で業界首位。

施工力の高さが強み。関東で高シェア。

今回は2017.12期、1Q決算について分析。

決算情報および定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 15,919 445 313
前決算② 15,213 494 317
業績予想③ 64,970 1,910 1,340
YoY 706 △ 49 △ 4
104.6% 90.1% 98.7%
③-① 49,051 1,465 1,027
進捗率 24.5% 23.3% 23.4%

 

対前四半期増収(+706、104.6%)、減益(△49、90.1%)

増収したが、減益している。これは良くありません。

営業利益率は3.2%から2.8%へと0.4%も下がってしまった。

対業績予想でも、全アイテムが軒並みショートしている。

あまり良くない決算だったのではないでしょうか。

 

セグメント情報

事業構成比 売上 セグメント利益 構成比
大型物件 1,503 62 9.4%
戸建住宅 14,416 633 90.6%
調整 △ 250 0.0%

 

売上構成比はほとんどが戸建住宅事業が占めている。90.6%

利益率は4.4%とちと寂しい。

大型物件事業の利益率も4.1%

利益率がもう少し欲しいとは思いました。

 

当四半期決算期末における決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 1,910
有利子負債 当決算期末残高 457
現金預金 当決算期末残高 8,205
株主資本 当決算期末残高 18,080
当期純利益 業績予測 1,340
総資産 当決算期末残高 33,026
発行済み株式数 当決算期末残高 11.566
支払利息 業績予測 11
非資金的費用 業績予測 199
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 116
BPS 純資産÷発行済み株式数 1,563
株価 直近株価 1,067
予想配当金額 決算短信 30.0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 346.983
時価総額 株価×発行済み株式数 12,341

 

総資産33,026、株主資本18,080、自己資本比率54.7%

有利子負債457、D/Eレシオが0.03倍と低い。

流動資産24,489、流動負債13,230、流動比率185.1%

ネットキャッシュは+7,748、対総資産比は23.5%とかなりのキャッシュリッチでしょう。

財務的には問題のない企業。お金持ち。

時価総額は123億円と小さい。

 

業績予想から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 7.41%
ROA 総資本利益率 4.06%
PER 株価収益率 9.21
PBR 株価純資産倍率 0.68
ROIC 投下資本利益率 6.63%
WACC 加重平均資本コスト 1.91%
EBITDA 減価償却前営業利益 2,109
FCF Free cash Flow 801
EV 企業価値 4,593
予想利回り 2.81%
配当性向 25.89%

 

ROE,ROA,ROICは特筆するほど良いスコアではない。滅茶苦茶悪いというわけでもない。

それゆえか、グレアム指数は6.3倍と滅茶苦茶割安。

EV/EBITDAも2.2倍とかなりの割安物件である。

PEGレシオはマイナス成長なので測定不能。

FCFマージンは1.2%ぽっち。営業利益率が低いのでやむを得ないか。

配当利回りと配当性向はそこそこ良い。

 

総括

ファンダメンタルは悪くはないと感じる。

ROE,ROA,ROICは決して手放しで賞賛できるスコアではないが、低い営業利益率の割には健闘しているように見える。

もっと営業利益率を上げられたら、ここらへんのスコアもとても良くなってくる。

財政状態は全く問題がない。借金は少なく、キャッシュリッチ。

健全な経営をしているという印象を持った。

そして現状の株価は割安と言って良いと思う。

グレアム指数とEV/EBITDAはかなり割安の数値を示している。

事業の将来性は定性的なのでよく分からないが、堅実な商売をしているなあとは思わされる。

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