【北海道コカ・コーラボトリング】2017.12(本決算)

清涼飲料水の製造・販売。

その名の通り、北海道地盤。

大日本印刷の子会社で地元有力企業も出資。コカブランドの道内限定商品も展開。

今回は2017.12期、本決算について分析。

決算情報および定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 56,061 2,258 1,884
前決算② 56,620 2,446 1,587
業績予想③ 54,500 2,100 1,500
YoY △ 559 △ 188 297
99.0% 92.3% 118.7%
③-① △ 1,561 △ 158 △ 384
YoY 97.2% 93.0% 79.6%

 

対前四半期累計減収(△559、99.0%)、減益(△188、92.3%)

減収減益でマイナス成長決算になってしまった。

営業利益率は4.3%から4.0%へと0.3ポイントダウン。

次年度の計画数値は全アイテム軒並みショートする予定。

特に最終利益は79.6%となかなか厳しい見積もりですね。

 

当決算期末時点における決算パラメタ

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 決算短信 2,258
有利子負債 当決算期末残高 1,262
現金預金 当決算期末残高 8,871
株主資本 当決算期末残高 39,094
当期純利益 決算短信 1,884
総資産 当決算期末残高 48,831
発行済み株式数 当決算期末残高 36.526
支払利息 決算短信 1
減価償却費 決算短信 2,607
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 52
BPS 純資産÷発行済み株式数 1,070
株価(円) 直近株価 748
配当金額 決算短信 12
配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 438.313
時価総額 株価×発行済み株式数 27,322

 

総資産48,831、株主資本39,094、自己資本比率80.1%

有利子負債1,262、D/Eレシオ0.03倍。低い。

流動資産21,100、流動比率43.2%

ネットキャッシュが+7,609で対総資産比率が15.6%となかなかのお金持ち。

時価総額は273億円。そんなに大きくはないようだ。

 

決算数値から計算する経営指標

各指標
ROE 自己資本利益率 4.82%
ROA 総資本利益率 3.86%
PER 株価収益率 14.50
PBR 株価純資産倍率 0.70
ROIC 投下資本利益率 3.60%
WACC 加重平均資本コスト 1.09%
EBITDA 減価償却前営業利益 4,865
FCF Free cash Flow 2,082
EV 企業価値 19,713
配当利回り 1.60%
配当性向 23.27%

 

ROE,ROA,ROICは低い。

グレアム指数は10.13倍と割安である。

EV/EBITDAは4.05倍とこちらも割安。

PEGレシオはマイナス成長なので測定不能。

FCFマージンは3.71%と低い。営業利益率がそもそも低いので。

配当利回りと配当性向はそこそこか。カネがないわけではないので。

 

業績予想から計算する経営指標

以下業績予想パラメタ。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 決算短信 2,100
当期純利益 決算短信 1,500
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 41
予想配当金額 決算短信 12
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 438.313

 

計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 3.84%
ROA 総資本利益率 3.07%
PER 株価収益率 18.21
ROIC 投下資本利益率 3.35%
EBITDA 減価償却前営業利益 4,707
FCF Free cash Flow 3,959
EV 企業価値 19,713
配当利回り 1.60%
配当性向 29.22%

 

ROE,ROA,ROIC全て3%台に。あまり芳しくはない。

グレアム指数は12.73倍と少し割高になったが、それでもまだまだ割安圏内である。

EV/EBITDAは4.19倍とこちらもまだ割安。

PEGレシオはマイナス成長なので再び計測不能。

FCFマージンは7.26%と割と良く出ている。投資CFを加味していないということもある。

配当利回りは変わらず、業績悪化分だけ配当性向は上がっている。

 

総括

2018.7に株式併合を予定しているとのこと。(5株→1株)

どう影響してくるのかはちょっとわからない。

ファンダメンタルズに関しては、まず、ROE,ROA,ROICが良くないですね。

投資するなら、ここらへんのスコアに色気がないと食指が伸びないです。

ただ現状の株価は高くはない。

グレアム指数やEV/EBITDAのスコアを見ると、むしろ割安です。

あとは財務状態も良いので、そこは買いかとは思う。

事業の将来性ですが、清涼飲料水に未来があると私は感じていない。

砂糖は健康被害が著しいし、外国なんかでは、砂糖税課税なんていう気運も高まっている。

なかなか厳しい銘柄なのではないか、と個人的には感じる。

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