【キャリア】2017.12(1Q決算)

人材派遣中堅。

シニア派遣のシニアワーク、介護施設に看護師・介護士派遣のシニアケアが主力。

事業自体について私は、かなり筋が良いと感じています。

これから、高齢人口が増えて、医療費や年金財政の逼迫などがより深刻になっていく中、高齢者が社会に出て働く、ということが一番本質的な解決に近いと考えているからです。

社会にタッチし続けることによって、経済的にも豊かになり、年金は貰う立場から払う立場へ。

また、人に必要とされる、色んな人間とコミュニケートすることで前頭前野を活性化⇒ボケ・認知症防止。

そして生涯働くことの多幸感を感じていられる。

実はシニアこそ「仕事」を求めているのではないかと私は考えている。

こういう日本だからこその、この人材サービス、スケールすることがみんなのハッピーに繋がるはずだと思っているわけです。

そんな当社の紹介および2017.12期、1Qの決算分析。

決算情報および定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 2,546 142 90
前決算② 2,117 123 78
業績予想③ 11,067 736 453
YoY 429 19 12
20.3% 15.4% 15.4%
③-① 8,521 594 363
進捗率 23.0% 19.3% 19.9%

 

対前四半期増収(+429、+20.3%)、増益(+19、+15.4%)

と成長率はなかなか。営業利益率は5.8%から5.6%へと0.2ポイントダウンしてしまいましたが。

また、業績予想の進捗具合も、全アイテムにおいてショート。

なかなか厳しい決算となった感じです。もっとスケールしていって欲しい。

 

業績予想から計算する経営指標

当四半期末時点における決算パラメタ。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 736
有利子負債 当決算期末残高 48
現金預金 当決算期末残高 893
株主資本 当決算期末残高 1,211
当期純利益 業績予測 453
総資産 当決算期末残高 2,304
発行済み株式数 当決算期末残高 8.514
支払利息 業績予測 0
減価償却費 業績予測 15
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 53
BPS 純資産÷発行済み株式数 142
株価 直近株価 3,280
予想配当金額 決算短信 6
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 53.212
時価総額 株価×発行済み株式数 27,926

 

総資産2,304、株主資本1,211、自己資本比率52.6%

有利子負債48、D/Eレシオ0.04倍。低い。

流動資産2,027、流動比率88.0%

ネットキャッシュは+845で対総資産比率36.7%と高い。

カネはある。財政状態はとても良い。

時価総額が279億円。意外と大きいな、と感じる。

以下計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 37.41%
ROA 総資本利益率 19.66%
PER 株価収益率 61.65
PBR 株価純資産倍率 23.06
ROIC 投下資本利益率 37.62%
WACC 加重平均資本コスト 4.24%
EBITDA 減価償却前営業利益 751
FCF Free cash Flow 453
EV 企業価値 27,081
予想利回り 0.19%
配当性向 11.75%

 

ROE,ROAがかなり良い。

ROICもすごく良い。

ただグレアム指数がとんでもなく高い。1421.5倍!!いくら何でも割高過ぎ。

EV/EBITDAも高い。36.1倍。

PEGレシオも高い。399.08倍。

FCFマージンも4.1%と低い。営業利益率が5.6%なので。。

配当利回りと配当性向はそこそこか。

しかし株価が高すぎるのではないだろうか。

 

まとめ

上記したように、私はこの会社の事業を大変買っていて、応援している。

しかしだから株を買うかというとそれは別問題ではある。

まずROE,ROA,ROICが大変に良い。これだけ見たら、即買い銘柄なのだが。

グレアム指数とEV/EBITDA、PEGレシオとFCFマージンがかなり現状の株価が割高であることを如実に示している。

超高齢社会日本において、老人介護を高齢者がする、というスキームからは逃れられない。

だから当社の事業はとても筋が良いと評価していたのだが、それは何も私だけではないようです。

それゆえ、期待値がクレイジーに膨れ上がっている。

現状の株価ではとても私は買う気にはなれないというのが正直なところ。

ではいくらなら買うのか。

ずばり、「385円」、この株価なら、即、買い注文をしていました。

現状の株価が3,280円ですから、まあ、とてもあり得ないほどの下がりようでしょう。

ただ割安株を見つけて投資して大きな果実をつけてから収穫、ということがやりたいので、割安株でなければ買えないのです。

おそらくこの銘柄が385円以下になることはないでしょう。

つまり、見つけるのが遅かったということだと思われます。

市場の効率性が担保されているという良い例だと思いました。

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