【東京特殊電線】2017.12(3Q決算)

電線中堅。ケーブル、巻線、ヒーター線などが主力。

医療用ディスプレーは譲渡。古河電工子会社のだそうです。

電線やヒータなどのメーカー。

今回は2017.12期、3Qの決算状況を分析。

決算情報および定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 14,254 2,169 1,570
前決算② 11,752 1,597 1,190
業績予想③ 18,700 2,550 1,830
YoY 2,502 572 380
21.3% 35.8% 31.9%
③-① 4,446 381 260
進捗率 76.2% 85.1% 85.8%

 

対前四半期累計増収(+2,502、+21.3%)、増益(+572、+35.8%)

成長率がすごい。特に営業利益。

営業利益率は13.6%から15.2%へと1.6ポイントもジャンプアップ。利益率が良い商売をしている。

業績予想の進捗率も順調。全アイテム超過。

業績予想を上振れるゴールになる可能性が高そうなファンダメンタルズに見えます。

 

業績予想から計算する経営指標

当決算期末時点における決算パラメタ。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 2,550
有利子負債 当決算期末残高 2,430
現金預金 当決算期末残高 4,818
株主資本 当決算期末残高 10,619
当期純利益 業績予測 1,830
総資産 当決算期末残高 19,962
発行済み株式数 当決算期末残高 6.791
支払利息 業績予測 45
減価償却費 業績予測 518
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 269
BPS 純資産÷発行済み株式数 1,564
株価 直近株価 3,335
予想配当金額 決算短信 60
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 407.489
時価総額 株価×発行済み株式数 22,650

 

総資産19,962、株主資本10,619、自己資本比率53.2%

有利子負債2,430、D/Eレシオは0.23倍と低い。

流動資産12,362、流動比率61.9%

ネットキャッシュは+2,388、対総資産比率12.0%

カネには困っていない。

というか裕福。財政状態はとても良い。

時価総額は226億円とまだそんなに大きい会社ではないようです。

以下計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 17.23%
ROA 総資本利益率 9.17%
PER 株価収益率 12.38
PBR 株価純資産倍率 2.13
ROIC 投下資本利益率 12.58%
WACC 加重平均資本コスト 3.34%
EBITDA 減価償却前営業利益 3,068
FCF Free cash Flow 1,524
EV 企業価値 20,262
予想利回り 1.80%
配当性向 22.27%

 

ROE,ROAともに良いスコア。

グレアム指数は26.4倍とちと割高。良い銘柄だけに。

EV/EBITDAは6.6倍と割安。

PEGレシオは34.56倍。そこまで割安感は感じない。

ROICは良いスコア。素晴らしい。

FCFマージンは8.2%と、高い営業利益率の割には少し物足りない。

原因としては運転資本、特に売掛債権が増えすぎ。あと、このFCFの計算には投資CFを加味していない。

四半期の決算短信でも、CF計算書の記載は義務付けて欲しい。

配当利回り・配当性向もなかなか良い。

 

まとめ

総じて良い銘柄だと感じました。

特に非の打ちどころなし。順調に業績を上げていっていただければ。

ただ現状の株価は少し高いか。

3,335円をどう見るか。

このファンダメンタルズの会社ならば、決して高すぎるということはないが、すぐ買いか、と言われると迷う。

ではいくらなら買うかなあ、と考えた時に、グレアム指数が20倍を下回れば買いかな、と考える。

すると、2,900円以下ならば、即買いの銘柄なのではないかと、私は考えます。

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