【大冷】2017.12(3Q決算)

業務用冷凍食品卸売が本業。

魚、肉、野菜など業務用冷食を手掛ける。

骨なし魚が主力商品。製造はすべて外部企業へ委託。

今回は2017.12期、3Q決算について分析。

決算情報および定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 21,360 1,065 731
前決算② 21,081 1,005 689
業績予想③ 27,850 1,270 874
YoY 279 60 42
1.3% 6.0% 6.1%
③-① 6,490 205 143
進捗率 76.7% 83.9% 83.6%

 

対前四半期累計増収(+279、+1.3%)、増益(+60、+6.0%)

劇的な成長とは言えないが、堅実。

営業利益率は4.8%から5.0%へと0.2ポイントほどアップ。

対業績予想では、全アイテム順調な消化具合。特に利益が良い。

 

業績予想から計算する経営指標

当四半期末時点における決算パラメタは以下の通り。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 1,270
有利子負債 当決算期末残高 0
現金預金 当決算期末残高 1,552
株主資本 当決算期末残高 7,367
当期純利益 業績予測 874
総資産 当決算期末残高 11,379
発行済み株式数 当決算期末残高 6.008
支払利息 業績予測 0
減価償却費 業績予測 67
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 145
BPS 純資産÷発行済み株式数 1,226
株価 直近株価 2,217
予想配当金額 決算短信 55
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 330.455
時価総額 株価×発行済み株式数 13,320

 

総資産11,379、株主資本7,367、自己資本比率64.7%

有利子負債はなし。無借金経営。

流動資産10,394、流動比率91.3%、流動比率も高い。

ネットキャッシュは+1,552、対総資産比率13.6%とキャッシュリッチ。

財政状態はすこぶる良い。

時価総額が133億円。そこそこの規模。

以下計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 11.86%
ROA 総資本利益率 7.68%
PER 株価収益率 15.24
PBR 株価純資産倍率 1.81
ROIC 投下資本利益率 11.10%
WACC 加重平均資本コスト 4.49%
EBITDA 減価償却前営業利益 1,337
FCF Free cash Flow 0
EV 企業価値 11,768
予想利回り 2.48%
配当性向 37.81%

 

ROE,ROAは良いスコア。

グレアム指数は27.6倍と少し割高。

EV/EBITDAは8.8倍。割安。

PEGレシオは255.28倍。成長率はそこそこ。

なんとFCFはぴったりゼロ。ただ投資CFは加味していない。

しかしFCFが投資CFを加味しない状態でトントンならば、当期においては投資余力はないでしょう。

ROICはなかなか高い。

配当利回り・配当性向ともに高い。

 

まとめ

仕入はほぼ商社経由とのこと。

だから原価が高い?営業利益率は5.0%と目茶目茶大きい数字ではない。

卸売業は、仕入先には高く買わされて、取引先には安く買いたたかれる宿命。

よって粗利が出にくい。自然と営業利益率も低くなってしまう。

だから私は基本的には卸売業や商社には投資はないようにしている。

当社の営業利益率5.0%は食品卸という業態を考えれば、大健闘なのではないだろうか。

ROE,ROA,ROICも良い。

財務状態も申し分ない。

ただ成長面を見るとどうなんだろうか。。将来性は??という感じ。

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