【アドソル日進】2017.12(3Q決算)

大企業向け大規模システムの開発に強み持つ。技術水準に定評。

ソリューション提案を強化。

セグメント情報は以下の通り。

事業構成比 売上 セグメント利益 構成比
社会システム 6,427 1,143 79.9%
IoTシステム 1,617 240 20.1%
調整 △ 734 0.0%

 

社会システムは電力向けやガス向け、航空関連などインフラ系のシステム開発。

利益率はなかなか良くて、17.8%

IoTシステムも構成比はまだまだ小さいが、利益率は14.8%と良い。

ただ、調整額が△734とかなり大きい。

何でこんなに調整額が大きくなるのかは謎。

セグメントの分け方がおおざっぱすぎることはないだろうか。

以下、2017.12期、3Q決算について分析していく。

決算情報および定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 8,045 649 452
前決算② 8,547 690 477
業績予想③ 11,700 800 470
YoY △ 502 △ 41 △ 25
-5.9% -5.9% -5.2%
③-① 3,655 151 18
進捗率 68.8% 81.1% 96.2%

 

対前四半期累計減収(△502、△5.9%)、減益(△41、△5.9%)

お堅い企業の発注が多いからか、減収幅と減益幅が同じ。

マイナス成長。対前期だけの数字を見れば、厳しい決算。

営業利益率は8.1%と前期と変わらない。

収益と利益の連動性が強い。役所とかインフラ系だから、ここらへんはカッチリやらされているのか。

対業績予想では売上はショートしているが、営業利益、最終利益はかなり順調な消化具合。

そもそも組んでいた計画が保守的だったようにも見える。

 

業績予想から計算する経営指標

当四半期末時点における決算パラメタ。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 800
有利子負債 当決算期末残高 120
現金預金 当決算期末残高 1,177
株主資本 当決算期末残高 3,105
当期純利益 業績予測 470
総資産 当決算期末残高 5,422
発行済み株式数 当決算期末残高 9.051
支払利息 業績予測 1
減価償却費 業績予測 81
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 52
BPS 純資産÷発行済み株式数 343
株価 直近株価 1,342
予想配当金額 決算短信 20
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 181.011
時価総額 株価×発行済み株式数 12,146

 

総資産5,422、株主資本3,105、自己資本比率57.3%

有利子負債120、D/Eレシオは0.04倍と低い。

流動資産3,761、流動比率69.4%

ネットキャッシュは+1,057、対総資産比率19.5%となかなかお金持ち。

財務的には問題はなさそう。

時価総額は121億円と大きい会社ではない。

以下計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 15.14%
ROA 総資本利益率 8.67%
PER 株価収益率 25.84
PBR 株価純資産倍率 3.91
ROIC 投下資本利益率 15.97%
WACC 加重平均資本コスト 5.63%
EBITDA 減価償却前営業利益 881
FCF Free cash Flow 824
EV 企業価値 11,089
予想利回り 1.49%
配当性向 38.51%

 

ROE,ROAはなかなか良いスコア。

グレアム指数は101.1倍とかなり割高だ。

EV/EBITDAも12.6倍と安くはない。

PEGレシオはマイナス成長なので測定不能。

FCFマージンは7%、まあまあか。

ROICはかなり良いスコア。とても良い。

配当利回りと配当性向もそこそこ。

 

まとめ

社会インフラシステム開発。堅そう。堅実な仕事をしている会社。

営業利益率が8.1%と(欲を言えば)もう少し欲しい、物足りなさも感じるが、労働集約型のSIerでこの営業利益率は良い方だと思う。

ROE,ROA,ROICのスコアも良い。

財務状態も良い。

ただ現状の株価は、高い。

グレアム指数やEV/EBITDAを見ると、とてもお買い得には見えない。

また、マイナス成長をしているのも少しガッカリ。

ではいくらくらいなら買いなのか。

私ならば、現状の株価が1,342円だが、これが590円なら迷わず買うだろう。

時価総額が53億円。これなら超割安で文句なしである。

まあそこまで下がることはないでしょう。

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