【ブレインパッド】2017.12(2Q決算)

企業データを分析し販促に活用するデータマイニング提供に強み。

関連ソフト開発や販売も。

デジタルマーケティング企業か。こういう企業は本当、最近よく耳にするなあという印象。

若手が起業するのには、こういう労働集約型産業というのは参入障壁が低くて好都合なのかもしれません。

しかし参入障壁が低いので、当然レッドオーシャンになる。

セグメント情報は以下の通り。

事業構成比 売上 セグメント利益 構成比
アナリティクス 697 217 35.4%
ソリューション 638 130 32.4%
マーケティングPF 634 150 32.2%
調整 △ 287 0.0%

 

3つの事業ばまた随分とバランスが良いですね。

利益率もどの事業もなかなか。

ただ、このセグメント情報だけ見ても、何をやっている会社なのか実態がよく分からない。

なので、こういうセグメント情報の開示のやり方は少し考えた方が良いと見ている方としては感じる。

これだけ書いて何か伝わると思っているのだろうか。

今回は2017.12期、2Q決算について分析。

決算情報および定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 1,971 211 145
前決算② 1,594 43 42
業績予想③ 4,100 300 190
YoY 377 168 103
23.7% 390.7% 245.2%
③-① 2,129 89 45
進捗率 48.1% 70.3% 76.3%

 

対前四半期累計増収(+377、+23.7%)、増益(+168、+390.7%)

営業利益の成長はかなりのもの。営業利益率は2.7%から10.7%へと8%ものジャンプアップ。

対業績予想では、売上はショートしているが、営業利益と最終利益はかなりの超過達成。

計画数値の営業利益率が7.3%ということで、ここも楽々とクリアしている。

上方修正してもいいくらいではないか。

 

業績予想から計算する経営指標

当四半期末時点における決算パラメタ。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 300
有利子負債 当決算期末残高 0
現金預金 当決算期末残高 795
株主資本 当決算期末残高 1,542
当期純利益 業績予測 190
総資産 当決算期末残高 2,104
発行済み株式数 当決算期末残高 6.760
支払利息 業績予測 0
減価償却費 業績予測 202
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 28
BPS 純資産÷発行済み株式数 228
株価 直近株価 2,531
予想配当金額 決算短信 0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 0.000
時価総額 株価×発行済み株式数 17,111

 

総資産2,104、株主資本1,542、自己資本比率73.3%

有利子負債は当四半期末時点についてはゼロ。期中に返済を完了させている。

流動資産1,560、流動比率74.1%

ネットキャッシュは+795で対総資産比率が37.8%とカネは意外とある。

財務的にはかなり優秀そう。

時価総額が171億円。結構大きいなあと。

以下計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 12.32%
ROA 総資本利益率 9.03%
PER 株価収益率 90.06
PBR 株価純資産倍率 11.10
ROIC 投下資本利益率 12.52%
WACC 加重平均資本コスト 0.00%
EBITDA 減価償却前営業利益 502
FCF Free cash Flow 157
EV 企業価値 16,316
予想利回り 0.00%
配当性向 0.00%

 

ROE,ROAは良いスコア。

グレアム指数は999.3倍。超割高。現状の株価、高すぎるでしょう。

EV/EBITDAは32.5倍とこちらも超割高。

PEGレシオは23.05倍。こちらも割安ではない。

FCFマージンは3.8%ぽっち。運転資本、特に売掛債権が増えすぎなのが少し気がかりか。

ROICは良いスコア。ただこれだけで買おう!と思わないくらい割高ではある。

配当はなし。今は投資の時期だからやむを得ないのでしょう。

 

まとめ

営業利益率10.7%、ROE,ROA,ROICのスコアも良い。

財務にも全く問題ない。(今のところ)

それゆえ、高い。。

グレアム指数とEV/EBITDAのスコアを見ただけで、ここは買えないなと直観。

マーケティング事業というのも正直よくわからないし。。

(もう少し開示を工夫して、アナリティクスとかソリューションとかマーケティングがどういう事業なのか、素人投資家にも分かるようにリリースするのが財務や広報の仕事だと思うのだが。。それこそマーケティングではないの???)

基本何をやっているのかよく分からない企業には出資すべきではないというのはお金持ちはみんな実践していることでしょう。

もちろん安ければ買うのだが。

例えば今の株価が2,531円なのですが、これが、「355円」ならケチな私も買ってもいい、むしろ買いだ、と考えます。

2,531⇒355はあり得ないので買えることはないでしょうが。

今の株価は高すぎるのではないか、とは感じます。

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