【Shinwa Wise Holdings】2017.11(2Q決算)

高額美術品の公開オークションの企画・運営の最大手。

太陽光施設販売等エネルギー関連に注力。

オークション事業と太陽光施設って何か全然シナジーを感じられないのですが。。

セグメント情報は以下の通り。

事業構成比 売上 セグメント利益 構成比
オークション関連 836 32 69.1%
エネルギー関連 363 △ 67 30.0%
その他 10 △ 2 0.8%

 

オークション事業は何とか3.8%の黒字を確保。

しかしエネルギー事業は赤字です。詳しくは分かりませんが、改正FIT法により市場の混乱を受けての赤字とのこと。

なかなか苦しい2Q決算となりました。

今回は2017.11期、2Q決算について分析。

決算情報および定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 1,210 △ 38 △ 73
前決算② 1,794 △ 1 △ 37
業績予想③ 5,960 432 227
YoY △ 584 △ 37 △ 36
-32.6% -4122.2% -97.3%
③-① 4,750 470 300
進捗率 20.3% -8.8% -32.2%

 

対前四半期累計減収(△584、△32.6%)、減益(△37、△4122.2%)

減益幅がすごい。営業利益率は△0.1%から△3.1%へとなんと3ポイントもの下落。

厳しい決算と言えましょう。

当然業績予想も苦しい進捗率です。

業績予想の営業利益率は7.2%ですから、現状の△3.1%から、4.1ポイントも急上昇をさせなければいけません。

果たしてここから挽回できるのでしょうか。

 

業績予想から計算する経営指標

当四半期末時点における決算パラメタ。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 432
有利子負債 当決算期末残高 2,247
現金預金 当決算期末残高 1,831
株主資本 当決算期末残高 2,031
当期純利益 業績予測 227
総資産 当決算期末残高 5,936
発行済み株式数 当決算期末残高 6.216
支払利息 業績予測 35
減価償却費 業績予測 68
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 37
BPS 純資産÷発行済み株式数 327
株価 直近株価 397
予想配当金額 決算短信 7
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 44.755
時価総額 株価×発行済み株式数 2,468

 

総資産5,936、株主資本2,031、自己資本比率34.2%

有利子負債2,247、D/Eレシオが1.11倍と高い。

流動資産は4,526、流動比率76.2%

ネットキャッシュが△416の赤字です。

財務的にはなかなか厳しい。

時価総額は24億円。

以下計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 11.18%
ROA 総資本利益率 3.82%
PER 株価収益率 10.87
PBR 株価純資産倍率 1.22
ROIC 投下資本利益率 6.50%
WACC 加重平均資本コスト 1.57%
EBITDA 減価償却前営業利益 500
FCF Free cash Flow 1,710
EV 企業価値 2,884
予想利回り 1.81%
配当性向 19.72%

 

ROEは二けた。なかなかのスコア。

グレアム指数は13.2倍と割安。

EV/EBITDAは5.8倍とこちらも割安。

PEGレシオはマイナス成長なので測定不能。

FCFマージンはとても良い。28.7%

売掛債権がかなり大きく減っているのが奏功。しかし現状は赤字なので、当然と言えば当然なのですが。。

ROICはそこそこ。

配当利回りと配当性向はそこそこですが、配当を出す余裕があるのかは謎。

 

まとめ

なかなか厳しい決算。

オークション事業、エネルギー事業に将来性を感じられる人は買ったらいいのでしょうけども。

上の分析も、現状の厳しめの業績予想を達成できれば、という仮定の下でのスコア。

果たして赤字の現状から残り半年で取り戻すことができるのかは分かりません。

正直難しそうに素人には思えるのですが。

オークション事業って面白いな、と思ったのですが、エネルギー事業と関係なさすぎるとも感じました。

オークション大手が敢えてエネルギーをやるシナジーはどこにあるんだろうか?

そういう意味では、事業は何にでも手を出せばいいわけではないのでは?とは感じました。

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