【ウェルス・マネジメント】2017.12(3Q決算)

ウェルス・マネジメント過去エントリ。

【2Q決算】

http://tamojun51.com/archives/1421

【1Q決算】

http://tamojun51.com/archives/1311

今回は2017.12期、3Q決算について書いていきます。

決算情報および定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てています。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 4,055 1,474 1,055
前決算② 1,376 227 949
業績予想③ 4,600 1,400 1,000
YoY 2,679 1,247 106
194.7% 549.3% 11.2%
③-① 545 △ 74 △ 55
進捗率 88.2% 105.3% 105.5%

 

対前四半期累計増収(+2,679、+194.7%)、増益(+1,247、+549.3%)

この増益率は。。。。すごい。。対前期でおよそ5.5倍。

こんなことってあるのか、という数字。とにかく儲かって仕方ない状態なんでしょう。

インバウンドで、ケチな日本人相手ではなく、リッチな外国人観光客狙いが奏功しているのではないでしょうか。

セグメント情報。

事業構成比 売上 セグメント利益 構成比
不動産金融 2,720 1,534 67.1%
ホテル運営 1,335 98 32.9%
調整 △ 158 0.0%

 

不動産金融の利益率が脅威の56.4%!すさまじい。

対計画では、この3Qの時点で売上以外は通年目標を達成しております。

それなのになぜ、上方修正出さないの?????

こんな凄まじい増益なのに、なぜ上方修正を出さないのか、当社の財務管理は謎としか言いようがありません。

取引所とかに怒られたりはしないんでしょうか。

 

業績予想から計算する経営指標

当四半期末時点における決算パラメタ。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 1,400
有利子負債 当決算期末残高 7,435
現金預金 当決算期末残高 1,464
株主資本 当決算期末残高 3,604
当期純利益 業績予測 1,000
総資産 当決算期末残高 11,796
発行済み株式数 当決算期末残高 4.136
支払利息 業績予測 85
減価償却費 業績予測 101
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 242
BPS 純資産÷発行済み株式数 871
株価 直近株価 1,830
予想配当金額 決算短信 10
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 41.360
時価総額 株価×発行済み株式数 7,569

 

総資産11,796、株主資本3,604、自己資本比率30.6%と積極投資姿勢。

有利子負債7,435、D/Eレシオは2.06倍とかなりレバレッジをかけています。積極投資。

流動資産2,150、流動比率が18.2%と低いのは、資産がほとんど土地だからです。

ネットキャッシュは△5,971の赤字。積極投資している。

時価総額は75億円。まだまだ小さいです。

以下計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 27.75%
ROA 総資本利益率 8.48%
PER 株価収益率 7.57
PBR 株価純資産倍率 2.10
ROIC 投下資本利益率 8.16%
WACC 加重平均資本コスト 0.87%
EBITDA 減価償却前営業利益 1,501
FCF Free cash Flow 964
EV 企業価値 13,540
予想利回り 0.55%
配当性向 4.14%

 

ROE,ROAは良いスコア。

グレアム指数は15.9倍とまだまだ割安でしょう。

EV/EBITDAは9.0倍とこちらもまだまだ割安。

PEGレシオがなんと、1.38倍。これはかなり割安。成長幅が凄い。

FCFマージンが21.0%と、こちらも素晴らしいスコア。営業利益率が高いので。

ROICも良いスコアです。

配当利回りと配当性向は低い。カネはなさそうですから、仕方ないでしょう。

キャピタルゲインで返してくれればよい。

 

まとめ

上の経営指標のスコアもかなり良いのですが、これは飽くまで、業績予想の数字で弾いたものです。

もし仮に、当社がこの調子で成長を続ければ、営業利益と最終利益はもっと膨らむでしょうから、もちろん、各スコアはもっと良い値になります。

PEGレシオなんて1倍を切ってくるんではないでしょうか。

今の日本でホテルを経営するとこんなに儲かるんだ、という好例だと思います。

ただこれだけ儲かっている、というか、既に通年の計画数値をクリアしてしまっているにも関わらず、上方修正を出さないのはなぜ!?!?

まさか対前期で営業利益が5.5倍になるとは予想もできなかったんでしょうが、会社の儲ける力に、財務能力が追い付いていないのではないか、という不安がよぎります。

多少確度は低くても仕方ないので、上方修正は出すべきなのではないでしょうか。

もしこの決算リリースしても下がるようなことがあれば、買い増ししたいと考えていますが。

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