【イハラサイエンス】2017.12(3Q決算)

イハラサイエンス。上方修正・増配リリース出ました!

http://www.ihara-sc.co.jp/ir/pdf/ir_203.pdf

半導体・液晶製造装置向けの継手が好調のようです。

以下、イハラサイエンスの過去エントリ。

【2Q決算】

http://tamojun51.com/archives/1417

【1Q決算】

http://tamojun51.com/archives/1342

今回は2017.12期、3Q決算について見ていきます。

決算情報および定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 12,090 2,450 1,947
前決算② 9,897 1,745 1,177
業績予想③ 16,000 3,200 2,400
YoY 2,193 705 770
22.2% 40.4% 65.4%
③-① 3,910 750 453
進捗率 75.6% 76.6% 81.1%

 

対前四半期増収(+2,193、+22.2%)、増益(+705、+40.4%)

かなり良い成長ぶりと言って良いでしょう。特に営業利益の伸びはすごい。+40.4%

営業利益率は17.6%から20.3%へと2.7ポイントも上昇。

20%の大台に乗りました。

セグメント情報は次の通り。

事業構成比 売上 セグメント利益 構成比
半導体および液晶製造装置 7,115 2,423 58.9%
一般産業 4,734 1,371 39.2%
その他 241 △ 1,344 2.0%

 

この会社は継手に経営リソースを集中投資しているのが好感。

半導体・液晶製造装置は世界的な需要の高まりに伴い、利益率が34.1%と好成績。

一般産業も利益率29.0%とかなり好調ですね。

上方修正済みの対業績予想では、全アイテム軒並みクリアです。

かなり良い決算。後は4Qを残すのみとなりました。

 

業績予想から計算する経営指標

当四半期末時点における決算パラメタ。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 3,200
有利子負債 当決算期末残高 3,416
現金預金 当決算期末残高 4,930
株主資本 当決算期末残高 13,277
当期純利益 業績予測 2,400
総資産 当決算期末残高 21,332
発行済み株式数 当決算期末残高 10.226
支払利息 業績予測 13
減価償却費 業績予測 335
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 235
BPS 純資産÷発行済み株式数 1,298
株価 直近株価 2,254
予想配当金額 決算短信 45
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 460.153
時価総額 株価×発行済み株式数 23,049

 

総資産21,332、株主資本13,277、自己資本比率62.2%と高い。

有利子負債3,416、D/Eレシオ0.26倍と低い。

流動資産13,602、流動比率63.8%と高い。

ネットキャッシュは+1,514、対総資産比率7.1%とお金持ち。

財政状態は極めて健全。非の打ちどころはない。

時価総額は230億円。まだまだスケールの余地十分でしょう。

以下計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 18.08%
ROA 総資本利益率 11.25%
PER 株価収益率 9.60
PBR 株価純資産倍率 1.74
ROIC 投下資本利益率 12.34%
WACC 加重平均資本コスト 2.81%
EBITDA 減価償却前営業利益 3,535
FCF Free cash Flow 1,156
EV 企業価値 21,535
予想利回り 2.00%
配当性向 19.17%

 

ROE,ROAのスコアはとても良い。

グレアム指数は16.7倍。まだまだ割安。

EV/EBITDAは6.1倍とこちらもまだまだ割安です。

PEGレシオは23.7倍とそこそこ。

FCFマージンは7.2%とそこそこ。少し運転資本が良くなかったか。

ROICもかなり良いスコアと言えるでしょう。

また配当利回りが高い。まだまだ株価が割安という証拠です。

 

まとめ

まずは上方修正に、増配のリリースは喜ばしいニュース。

この会社はそもそもファンダメンタルズが良いのに、なぜか割安で放置されているので、そろそろもう少し注目されてもいい銘柄なのではないかと訝る。

まずネットキャッシュが+1,514で対総資産比率7.1%ということで財務的にはかなりゆとりがある。

また、ROE,ROA,ROICもそれぞれ高水準。

またグレアム指数、EV/EBITDA、配当利回りも良い。

あまり悪く言うところのない会社です。

敢えて言えば、半導体と液晶製造装置の世界的な需要でしょうか。

今は好調なニーズが担保されていますが、こればかりはいつ陰りが見えてくるか。

ただ私は当分は良いのでは?と考えているので、基本的にはホールドする構えです。

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