【カカクコム】2017.12(3Q決算)

カカクコム過去エントリ。

【2Q決算】

http://tamojun51.com/archives/1403

【1Q決算】

http://tamojun51.com/archives/1183

【前期本決算】

http://tamojun51.com/archives/887

今回は3Q決算について見ていきます。

決算情報および定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 33,497 16,193 11,029
前決算② 31,917 15,639 10,713
業績予想③ 48,000 23,300 15,850
YoY 1,580 554 316
5.0% 3.5% 2.9%
③-① 14,503 7,107 4,821
進捗率 69.8% 69.5% 69.6%

 

対前四半期累計増収(+1,580、+5.0%)、増益(+554、+3.5%)

劇的な伸び率というのではないが、きっちり増収増益で収めてきた。

営業利益率は49.0%から48.3%へと0.7ポイント減退はしたものの、それでもとんでもない利益率ではある。

対業績予想では全アイテム未達。なかなか厳しい結果。

4Qで遅れを取り戻せるか。要注目。

 

業績予想から計算する経営指標

当四半期末時点における決算パラメタ。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 23,300
有利子負債 当決算期末残高 0
現金預金 当決算期末残高 20,753
株主資本 当決算期末残高 29,265
当期純利益 業績予測 15,850
総資産 当決算期末残高 35,156
発行済み株式数 当決算期末残高 213.088
支払利息 業績予測 0
減価償却費 業績予測 1,461
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 74
BPS 純資産÷発行済み株式数 137
株価 直近株価 1,810
予想配当金額 決算短信 32
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 6,818.809
時価総額 株価×発行済み株式数 385,689

 

総資産35,156、株主資本29,265、自己資本比率83.2%とかなり高い。

有利子負債はなし。

流動資産は28,016、流動比率79.7%と高い。

ネットキャッシュは+20,753、対総資産比率59.0%と高すぎるくらいである。

財務的には何の問題もない、超優良企業でしょう。

ネットネット株判定は該当なし。時価総額は高い。

時価総額は3,856億円。大きい企業です。

以下計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 54.16%
ROA 総資本利益率 45.08%
PER 株価収益率 24.33
PBR 株価純資産倍率 13.18
ROIC 投下資本利益率 51.24%
WACC 加重平均資本コスト 23.30%
EBITDA 減価償却前営業利益 24,761
FCF Free cash Flow 13,124
EV 企業価値 364,936
予想利回り 1.77%
配当性向 43.02%

 

当社の最大の魅力としては、このROE,ROAのとてつもない高さ。魅力的です。

グレアム指数は320.7倍と高い。しかしそれだけの優良銘柄なのです。

EV/EBITDAは14.7倍。そこまで割高感はない。

PEGレシオは686.92倍。成長率はそこまで高いわけではないので割高。

FCFマージンが脅威の27.3%!これは買い。カネが唸りを上げる。

そしてなんと言っても、このROICのスコアは凄まじい。

このROICのスコアを見ただけでこの銘柄は問答無用の買い銘柄だと私は想います。

配当利回りと配当性向も良い。

 

まとめ

ROE,ROA,ROIC

そして営業利益率、ネットキャッシュ、FCFマージンなどの、稼ぐ力が魅力的なカカクコム。

確かに成長は鈍化しているように見えますが、堅実な成長フェーズに入ったとも言える。

こんな堅実な経営をしている銘柄が、今般の米利上げ事件でここまで大きく下げたのは返す返すも残念。

良い銘柄で、素晴らしい経営力なのに。

しかし逆に言えば、千載一遇の買い場が到来している、とも言えるであろう。

チャンスを見ながら、押し目買いしていこうと考えている。

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