【ランド】2017.8(2Q決算)

横浜と多摩東部地盤のマンション開発業者。

権利関係が複雑な物件の調整に注力し再生図る。

以下当社決算情報および定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 2,358 744 667
前決算② 651 △ 61 △ 20
業績予想③ 5,300 1,300 1,070
YoY 1,707 805 687
262.2% 1319.7% 3435.0%
③-① 2,942 556 403
進捗率 44.5% 57.2% 62.3%

 

対前四半期累計増収(+1,707、+262.2%)、増益(+805、+1319.7%)

すごい成長ぶり。特に増益幅がとてつもない。

営業利益率は△9.4%から31.6%の大躍進。+41ポイント。とんでもない。

不動産とは明暗がはっきり分かれるのだなあとこの数字を見ると実感する。

対業績予想では売上はなんと対前期+262.2%にもかかわらずショートしている。

売上はかなり意欲的な計画数値のようだ。

営業利益と最終利益は計画超過。順調な良い決算でした。

 

業績予想から計算する経営指標

当四半期決算期末時点における決算パラメタは以下の通り。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 1,300
有利子負債 当決算期末残高 1,881
現金預金 当決算期末残高 1,370
純資産 当決算期末残高 3,107
当期純利益 業績予測 1,070
総資産 当決算期末残高 5,538
発行済み株式数 当決算期末残高 584.889
支払利息 業績予測 30
減価償却費 業績予測 1
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 2
BPS 純資産÷発行済み株式数 5
株価 直近株価 17
予想配当金額 決算短信 0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 0.000
時価総額 株価×発行済み株式数 9,943

 

総資産5,538、株主資本3,107、自己資本比率56.1%、まあまあか。○

有利子負債1,881、D/Eレシオ0.61倍。そこまで高くはない。○

流動資産5,481、流動比率99.0%とめちゃ高い。◎

固定資産を持ちすぎると経営や人生が重くなるのは会社も人も変わらないでしょう。

だから固定資産比率は少ない方が良いと言うのが私の持論です。もちろん換価可能性の問題もある。

ネットキャッシュは△511の赤字。カネ持ちではない。×

ただ思ったより財政状態は悪くないのでは?

時価総額が99億円。100億円を切っている。

以下計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 34.44%
ROA 総資本利益率 19.32%
PER 株価収益率 9.29
PBR 株価純資産倍率 3.20
ROIC 投下資本利益率 16.77%
WACC 加重平均資本コスト 0.39%
EBITDA 減価償却前営業利益 1,301
FCF Free cash Flow 614
EV 企業価値 10,454
予想利回り 0.00%
配当性向 0.00%

 

ROE,ROAのスコアはどちらもすさまじく良い。◎

グレアム指数が29.7倍。安くはない。△

ROICのスコアも凄まじく良い。◎

EV/EBITDAは8.0倍とこちらは安い。○

PEGレシオが0.27倍とかなり安い。成長率がすごいだけはあります。◎

FCFマージンが11.6%とまあまあ。△

配当はなし。カネ持ちではないので。当然でしょうか。△

 

まとめ

投資してみるのも面白いかもしれない。

何よりまず株価が安いし。リスクを限定できる。

ROE,ROA,ROICのスコアがすさまじく良いのも買い材料です。

EV/EBITDAも割安。そして何より、PEGレシオが1倍を切っているのが凄いところ。

ただ問題は、この成長を今後持続できるのか、というところ。

確かに不動産って今は調子良さそうですが、いつなんどき、谷底にまっさかさまなんてことにもなりかねません。

ランド社が急激に成長しましたが、この逆パターンも往々にして起こりうるということです。

特に不動産業はその振れ幅が大きいので注意が必要。

まあ注意したところでヘッジできるものでもないですが。

今後、この勢いで成長すると信じられるなら買い銘柄と言えるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です