【あかつき本社】2017.9(2Q決算)

あかつき証券を中心とする企業グループ。

不動産と証券の2本柱。グループ内の再編を推進中。

事業構成比はこちら。

事業構成比 売上 セグメント利益 構成比
証券関連 1,721 234 18.2%
不動産関連 7,721 1,422 81.8%
調整 △ 548 0.0%

 

不動産の構成比が大きい。しかも利益率が18.4%と大きい。

不動産関係銘柄は軒並み、好調です。

好景気や金融緩和マネーが不動産金融市場に流れ込んできているのでしょう。

以下当社決算情報および定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 9,442 1,109 1,118
前決算② 2,365 △ 320 △ 120
業績予想③ 21,800 1,200 1,100
YoY 7,077 1,429 1,238
299.2% 446.6% 1031.7%
③-① 12,358 91 △ 18
進捗率 43.3% 92.4% 101.6%

 

対前四半期累計増収(+7,077、+299.2%)、増益(+1,429、+446.6%)

収益も営業利益もすごい成長を遂げている。

営業利益率は△13.5%から11.7%へと25.3ポイントもの大幅アップ。

対業績予想進捗率も売上はショートしているが、営業利益は中間期でほぼ達成したも同然で、最終利益に至っては既に超過している。

なぜ上方修正を出さないのか。気になる。

 

業績予想から計算する経営指標

当決算期末時点における決算パラメタは以下の通り。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 1,200
有利子負債 当決算期末残高 30,971
現金預金 当決算期末残高 15,494
株主資本 当決算期末残高 9,733
当期純利益 業績予測 1,100
総資産 当決算期末残高 52,501
発行済み株式数 当決算期末残高 16.769
支払利息 業績予測 257
減価償却費 業績予測 351
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 66
BPS 純資産÷発行済み株式数 580
株価 直近株価 539
予想配当金額 決算短信 20
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 335.388
時価総額 株価×発行済み株式数 9,039

 

総資産52,501、株主資本9,733、自己資本比率18.5%とかなり低い。×

有利子負債30,971、D/Eレシオ3.18倍とかなり高い。××

流動資産39,155、流動比率74.6%と高い。○

ネットキャッシュは△15,477の大赤字。××

財政状態はお世辞にも良いとは言えない。

時価総額は90億円。まだまだ小さい。

以下計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 11.30%
ROA 総資本利益率 2.10%
PER 株価収益率 8.22
PBR 株価純資産倍率 0.93
ROIC 投下資本利益率 1.90%
WACC 加重平均資本コスト 1.23%
EBITDA 減価償却前営業利益 1,551
FCF Free cash Flow -19,329
EV 企業価値 24,516
予想利回り 3.71%
配当性向 30.49%

 

ROEはそこそこだが、ROAが悪い。×

グレアム指数は7.6倍とかなり割安。◎

ROICがかなり低い。資本効率悪い。××

EV/EBITDAは15.8倍と割高。×

PEGレシオが0.8倍と割安。成長性が感じられる。◎

FCFマージンが△88.7%、FCFの赤字は良くない。××

配当利回りと配当性向は良い。○

 

まとめ

成長力がすごい。特に、不動産の伸びが著しいのでしょう。

PEGレシオが1倍を下回る企業は滅多にない。これは将来性を感じられないこともない。

またグレアム指数もかなりの割安。買ってみるのも面白い株かもしれない。

※投資は自己責任で。

しかし一方で、ROE,ROA,ROICのスコアは良くない。

理由は借金が大きすぎることでしょう。D/Eレシオも高い。

ネットキャッシュもFCFも赤字。カネがない。

カネがないのに、結構配当も大盤振る舞い。大丈夫か。

財政状態はかなり悪いということは認識しておくべきでしょう。

不動産の好景気が続く限りは、面白い銘柄だとは思います。

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