【東ソー】2017.9(2Q決算)

塩ビ・苛性ソーダ大手、石化も展開。

免疫診断装置・試薬や触媒、歯科材料など機能製品を強化。

事業構成比はこちら。

事業構成比 売上 セグメント利益 構成比
石油化学 88,897 10,275 22.7%
クロル・アルカリ 156,011 24,902 39.8%
機能商品 91,894 17,855 23.5%
エンジニアリング 34,868 208 8.9%
その他 19,988 1,259 5.1%

 

大きいセグメントとしては、石油化学、クロル・アルカリ、機能商品の3分野。

それぞれ利益率は11.6%、16.0%、19.4%と軒並み高い。

これだけ高利益率のセグメントを3つも持っているのが当社の強み。

以下、当社決算情報および定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合すべて百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 391,660 54,501 40,312
前決算② 337,132 41,307 24,881
業績予想③ 800,000 118,000 82,000
YoY 54,528 13,194 15,431
16.2% 31.9% 62.0%
③-① 408,340 63,499 41,688
進捗率 49.0% 46.2% 49.2%

 

対前四半期累計増収(+54,528、+16.2%)、増益(+13,194、+31.9%)

かなり高い成長率です。営業利益率も12.3%から13.9%へと1.6ポイントもアップしている。

かなり高い営業利益率。

対業績予想ではどのアイテムも軒並みショート。

業績予想は意欲的過ぎるのか?

ただ総じて良い決算ではあると思います。

 

業績予想から計算する経営指標

当四半期末時点における決算パラメタ。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 118,000
有利子負債 当決算期末残高 131,325
現金預金 当決算期末残高 76,091
純資産 当決算期末残高 430,972
当期純利益 業績予測 82,000
総資産 当決算期末残高 791,918
発行済み株式数 当決算期末残高 324.663
支払利息 業績予測 1,240
減価償却費 業績予測 31,464
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 253
BPS 純資産÷発行済み株式数 1,327
株価 直近株価 2,639
予想配当金額 決算短信 48
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 15,583.819
時価総額 株価×発行済み株式数 856,785

 

総資産791,918、純資産430,972、自己資本比率54.4%とそこそこ。△

有利子負債131,325、D/Eレシオ0.3倍。低い。○

流動資産446,829、流動比率56.4%とこちらもそこそこ。△

ネットキャッシュは△55,234の赤字。×

時価総額は8,567億円。

かなり大きいです。1兆円目前。

以下計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 19.03%
ROA 総資本利益率 10.35%
PER 株価収益率 10.45
PBR 株価純資産倍率 1.99
ROIC 投下資本利益率 13.51%
WACC 加重平均資本コスト 2.91%
EBITDA 減価償却前営業利益 149,464
FCF Free cash Flow 63,750
EV 企業価値 912,019
予想利回り 1.82%
配当性向 19.00%

 

ROE,ROAはかなり高い。○

グレアム指数が20.8倍。惜しい。ほんのちょっと割高。△

ROICもかなり良いスコアです。15%超えてくるとこの時価総額だと脅威。○

EV/EBITDAは6.1倍と割安です。○

PEGレシオが16.85倍とこちらはさほど安くはない。×

FCFマージンが8.0%とこちらも高くはない。△

配当利回り、配当性向も高くないです。カネがないので当然と言えば当然。△

 

まとめ

良い会社とそして、良い決算であると思う。

とりわけ、ROE,ROA,ROICのスコアがとても良い。ここが大きい。

営業利益率も大きい。13.9%

EV/EBITDAも割安を指し示しているので、これは買いを入れてもおかしくはない銘柄。

ただ、グレアム指数とPEGレシオ、FCFマージンのスコアは良くない。

また、業績予想を中間決算時点において、ショートしているのも気がかりではある。

また筆者は化学に弱いので、製品や事業の未来を予見することがほぼ不可能。

ということで、私は買いません。

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